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製品のデザインに「行動心理学」を生かす方法とは…【ユーザを行動させるコツはここにあり】

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製品デザインにおいて、デザイナーはあることを忘れがちです。デザインの際には、開発の初期段階で想定したユーザに向けて製品開発を進めることが多いでしょう。しかしデザイナーは、ユーザが人間であり、その行動を変化させる生き物であることを忘れてしまいます。ちょうどあなたや私のような、リアルな人間に向けて製品を作っていることを覚えておかなくてはなりません。

 

 

自身を製品デザイナーだと思うのならば、心理学の知識は当然持っておかねばなりません。心理学について知っておけば、人々が問題に直面した時にどう考え、どう行動するのかを想定できます。そしてそこから、人間が行動を変化させるのにどれだけのモチベーションが必要かも見えてきます。

 

製品をクライアントに見せる際に最初に問われるのが、「なぜ他社の製品ではなくこの製品を使うのか」ということです。その疑問に対してあれこれ理由を持ち出して説得するでしょうが、ではどうしたら「自らその理由を語る製品」を作れるのでしょう?

 

 

人間の興味を引きつける製品をデザインするのは大変です。競合と比較された時に抜きん出ていなければならず、かつユーザの抱える問題を解決しなくてはなりません。そんな製品を作るには、注意を引くアニメーションを加えたり、ユーザに語りかけるストーリーを加えることです。ユーザごとにコンテンツをパーソナライズするのも効果的です。ユーザは、自分を知ってくれていると感じる製品には強い反応を示します。

 

ユーザが製品に興味を示してくれている時には、彼らが目的を達成できるよう導く必要があります。ユーザに行動を促すおすすめを提案しましょう。どういったステップをどれだけ踏む必要があるのかを明確に案内します。人間は道筋がわかりやすく示されていると、行動を起こしやすくなります。

 

 

しかしステップが複雑だと、ユーザは途中で諦めてしまいます。それを防ぐにはプロセスを細かく分割し、簡単に達成できるように仕上げてください。関係のある情報だけを提示し、余計なものは消しましょう。

 

 

またユーザとのコミュニケーションは継続的に行いましょう。アプリを使ってくれるユーザにご褒美を差し出し、日常的にアプリを開いてくれるよう導きます。人間は褒められるのが大好きです。

 

 

製品デザイナーの仕事は、見た目がきれいなものを作るだけではありません。人間の心理について正しい知識を持ち、何がユーザを喜ばせ、どうすれば体験が楽しいものになるのかを考えましょう。行動心理学の知識が、デザイナーを手助けしてくれるでしょう。

 

 

 

 

 

※本記事はBehavior psychology and product designを翻訳・再構成したものです。

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