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【UXにおける利益計算の方法とは?】UXを経済的に評価して可視化する方法を解説!

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UXはお金に換算できます。これは一見、普段語られる満足や喜びとは大きく異なるように思えます。しかしUX改善に対する投資は数えられますし、そこから得られる利益も、きちんとした方法を使えば計算できるのです。企業にとってUX向上に対するROI(投資利益率)を計算するのは成功への大きな手がかりです。

この記事をぜひ最初の一歩として活用してください。

 

 

優れたUXは利益を最大化する

UXを念頭に置いた開発やデザインは、投資に対するリターンをきちんと測ることができます。たとえばウォルマートが行ったECサイトのリデザインで訪問者が214%増加しました。バンク・オブ・アメリカのリデザインはオンラインバンキングに45%多くの利用者をもたしています。IBMは、使いやすさへの投資は1ドルが10~100ドルになって戻ってくると報告しています。UXを考慮したソフトウェアはROIに直接影響を与えるのです。

 

 

ROIを計算するには?

UX向上に対する活動を評価する時には、投資と得られた利益を紐付けるのが重要です。今回は評価を手助けしてくれる指標を3つ紹介します。

 

  1. 1.コンバージョン率

コンバージョン率を測定すればKPIに対してUXがどれだけ影響力を持っているか測定できます。ニュースレターの購読者数などがわかりやすい例です。測定するためにはサイトの訪問者数と購読者数が必要です。私たちのサイトでは、購読者数÷潜在的な購読者数×100をコンバージョン率としています。

 

 

  1. 2.ドロップオフ率

ドロップオフ率は、コンバージョンのプロセスを外れてしまった訪問者の割合です。必ずしもサイトを去る必要はなく、プロセスの途中で脱落してしまった割合なのがポイントです。脱落者が多いということは、そこに問題を抱えているということです。ドロップオフ率の計算にはGoogleアナリティクスが必要です。プロセスの各ステップに対してセグメントを作成しましょう。各セグメントでのユーザー数÷ユニークユーザー数×100がドロップオフ率です。

 

 

  1. 3.エラーを記録するシングルユーザビリティメトリクス(SUM)

ひとつ選択を間違えれば、ユーザーはコンバージョンの途中で去ってしまいます。さまざまな分析で脱落者の数を測定できますが、問題が何かまでは教えてくれません。この測定に効果的なのがシングルユーザビリティメトリクス(SUM)で、タスクの達成率や所要時間、満足度、エラー数を測定してくれます。UX向上においてはタスクの達成時間が重要で、これを見れば問題のありそうな箇所がすぐにわかります。

 

 

株主や経営者にUXの重要性を知ってもらうには、やはり数字でのアピールが効果的です。今回紹介した指標を使って、UXは利益をもたらすということを多くの人に知ってもらいましょう。

 

 

 

 

※本記事は、How To Calculate the ROI Of Your UX Activitiesを翻訳・再構成したものです。

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