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こんなに違う!国・文化別に見る「色」にまつわる「意味」の違い【一覧】

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人々は「色」にさまざまな「意味」を読み込みます。

例えば現代日本の私たちにとって喪服は「黒」ですが、同じ日本でも喪服が「白」だった時代もあるそうです(時代劇でよく目にする「切腹シーン」も白色ですね)。

 

つまり「色と意味」のつながりは、その国や文化に左右されるものであり絶対的なルールがあるわけではありません。

 

一方、デザインにおいても「色」は非常に大事な要素です。そしてこの「色と意味」のルールが絶対でないのなら、自身が手がけたデザインが全然違う意味で受け取られることもあるかもしれません。

 

世界で「色の意味」はどれくらい変わるのか?を見ると、私たちの感覚が「絶対」ではないことを気付かせてくれそうです。

 

■「赤」の意味

オーストラリア先住民:大地、地球

ケルト民族:死、来世

中国:幸運、祝賀、召集

チェロキー族:成功、勝利、東を表すもの

ヘブライ人:犠牲、罪

インド:純潔

南アフリカ:喪

ロシア:ボリシェビキ、共産主義

東洋:新婦によって着られるもの、幸福、繁栄

西洋:興奮、危険、愛、情熱、停止、クリスマス、バレンタインデー

占星学:ふたご座

風水:陽、火、幸運、金銭、尊敬、表彰、バイタリティ

心理学:脳波への刺激、心拍数/血圧の上昇

 

■「ピンク」の意味

朝鮮:信用

東洋:結婚

西洋:愛、赤ちゃん(特に女児)、バレンタインデー

風水:陰、愛

心理学:ダイエットセラピーにて食欲抑制として使われる、筋肉をほぐす

 

■「オレンジ」の意味

アイルランド:宗教(プロテスタント)

オランダ:王家

西洋:ハロウィン(黒と使われる)、秋、クリエイティビティ

占星学:射手座

風水:陽、大地、対話を深めるもの、目的、組織

心理学:エネルギー、食欲促進

 

■「金」の意味

西洋:富、強さ

東洋:富

占星学:獅子座

風水:陽、金属、神の意思

 

■「黄色」の意味

アパッチ族:東(日が昇るところ)

チェロキー族:トラブル、争い

中国:滋養、忠誠

エジプト:喪

インド:商人

日本:勇気

東洋:悪に対する試練、死者のための色、犠牲、帝国

西洋:希望、運、臆病者、弱さ、タクシー

占星学:おうし座

風水:陽、大地、吉兆、日光、暖かさ、動

心理学:憂鬱の緩和、記憶促進、食欲促進

 

■「緑色」の意味

アパッチ族:南

中国:「緑の帽子」は妻を寝取られた男性、厄除け

インド:イスラム

アイルランド:国の象徴、宗教(カトリック)

イスラム:真理

日本:生命

東洋:永遠、家族、健康、繁栄、平和

西洋:春、誕生、移動、お金、聖パトリックデー、クリスマス

占星学:かに座

風水:陰、樹木、成長エネルギー、調和、癒し、健康、安静

心理学:緩和、身心のリラックス、気分の落ち込みの緩和

 

■「青色」の意味

チェロキー族:挫折、トラブル、北

中国:不滅

イラン:空、精神、喪

東洋:富、自己修養

西洋:気うつ、悲しみ、保守的、企業、花嫁がこっそり身に着けるもの

占星学:やぎ座、みずがめ座(濃い青)

風水:陰、水、落ち着き、愛、癒し、リラックス、平和、信用、冒険、探索

心理学:抑制、血圧を下げる、呼吸を落ち着かせる

 

■「紫色」の意味

タイ:喪、未亡人

東洋:富

西洋:忠誠

占星学:ふたご座、射手座、うお座

風水:精神的な気づき、身心の癒し

 

■「白色」の意味

アパッチ族:北

チェロキー族:平和、幸福、北

中国:死、喪

インド:不幸

日本:白菊は死の象徴

東洋:葬儀、有益な人々、子ども、結婚、喪、旅、平和

西洋:花嫁、天使、善人、病院、医者、平和

占星学:おひつじ座、うお座

風水:陽、金属、死、喪、魂、幽霊、安定、自信

 

■「黒色」の意味

アパッチ族:西

オーストラリア先住民:人々の色

チェロキー族:問題、死、西

中国:若い男性の色

タイ:不運、不幸、悪魔

東洋:生涯、悪、知識、喪、懺悔

西洋:葬式、死、ハロウィン(オレンジと)、悪人、反乱

風水:陰、水、お金、収入、成功、感情的な守り、力、忍耐、傷、悪

心理学:自信、強さ、権力

 

■「グレイ」の意味

東洋:力になってくれる人、旅

西洋:退屈、愚鈍、不平悲しみ

風水:陰、金属、死、愚鈍、不明瞭

 

■「銀色」の意味

西洋:スタイリッシュ、お金

風水:陰、金属、信用、ロマンス

 

 

こうして「色の意味」の多様性を見ると、例えばグローバル展開するブランドロゴの配色を見て、国や文化によって異なる受け取り方をされることもあるかもしれません。デザインと文化・慣習はかなり深いところでつながっているのかもしれませんね。

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