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【じっくり鑑賞したい】「Branded Shorts」受賞作品に動画マーケティングのお手本を見た!

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動画マーケティングのクリエイティブ

昨年2015年に「動画広告元年」と銘打たれた動画マーケティングですが、今後もますます市場規模を拡大していきそうです。

 

実際に各主要ソーシャルメディアでは動画対応を積極的に行っていますし、また2019年には全インターネット中のトラフィックの8割を動画が占めるとの予測まで出ています。

 

さてそんな絶賛イケイケ中の動画広告ですが、昨日16日「国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」が新しく開始したプロジェクト「Branded Shorts」の記念すべき第一回受賞作品が発表されました。

 

ちなみに「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」とは、米国アカデミー賞公認のアジア最大級の国際短編映画祭です。また「Branded Shorts」プロジェクトは、日本がアジアにおけるブランデッドムービーの発信地となることを目指して発足したもので、「Branded Shorts of the Year」は特に優れた短編動画広告に対して贈られる賞とのことです。

 

そしてノミネートされた国内外の28作品の中から賞を獲得した動画広告作品が下記の二作品です。

 

【Branded Shorts of the Year インターナショナルカテゴリー】

受賞作品:Johnnie Walker Blue Label 『紳士の賭け事Ⅱ』

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(11:13 / イギリス / 2015)

エージェンシー:Anomaly

監督:Jake Scott

出演:Jude Law, Zhao Wei, Giancarlo Giannini
 

 
(※YouTubeでご覧になる際には、お酒の広告ですのでログインと年齢確認が必要です)

 

 

長さが「11分13秒」と短編映画並のスケールですが、そのクオリティも短編映画に一切引けを取りません。舞台がイタリアだけあって、イタリア映画のような軽快なテンポも心地よいです。

 

簡単にあらすじを紹介すると、

隠居生活を送る老紳士のもとを訪れたジュード・ロウ扮する主人公ですが、老紳士の車庫にクラシック・レーシング・カーを発見。譲ってほしいと懇願するも「売り物じゃない」と拒否する老紳士。老紳士の車と屋敷を賭けて、翌日の正午までにモナコを目指す主人公だが……

 

と、「あらすじ」も短編映画そのものですね。

 

改めて確認しておきますが、本作はあくまでウイスキー「Johnnie Walker Blue Label」の動画広告です。ですが、肝心の商品は映画中で一切語られることなく、

 

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このように、映画中で「感謝のしるし」としてしばしば登場するのみ。こうした手法は「プロダクトプレイスメント」と呼ばれる手法ですが、短編映画のコンテンツを邪魔することなく、かつストーリーとも絡みがあるアイテムという絶妙なバランス感覚で表現されています。

 

 

【Branded Shorts of the Year ナショナルカテゴリー】

受賞作品:早稲田アカデミー 「へんな生き物」篇(1:30 / 日本 / 2014)

 

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エージェンシー:アサツー ディ・ケイ

クリエイティブ・ディレクター:渋谷三紀

CMプランナー:宇都雅己

ディレクター:柴田大輔(ザ ディレクターズ ギルド)
 

 

続いて国内カテゴリーの受賞作品ですが、こちらはわずか1分30秒の間に「え?え?これってそういうことだったの……!」という「謎解き」や「発見」の要素が散りばめられています。

 

動画中に「早稲田アカデミー」はラストにだけしか登場しませんが、動画全体でブランドメッセージが表現されており、かつ胸が熱くなるいい作品ですね!

 

 

 

こうして受賞作を見ると「15~30秒」というテレビCMに比べ、動画広告はストーリー性を表現できますし、また番組中の間に割り込んでくるものでもないので、視聴者もコンテンツを楽しめる広告と言えそうです。

 

まだ産声を上げたばかりの動画広告ですが、今後どんなクリエイティブな表現が生まれていくのか楽しみです!

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