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「2020年」私たちを取り巻くメディア環境はこうなっている?「7つ」の予想

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突然ですが、今から10年前の2007年の話をしましょう。

「そんなの関係ねぇ」が流行語トップテンに入賞し、ハニカミ王子(石川遼選手)の快挙が伝えられ、東国原元宮崎県知事が鳥インフルエンザと闘い、「ネカフェ難民」という存在が発見され、ボーカロイドシリーズ第一弾「初音ミク」が発売されたこの年、あなたはどのようなデバイス(端末)で情報に接触していたでしょうか?

筆者の場合は、家では「テレビ」、職場では「PC」が情報に接触する中核となるメディアでした。モバイルは今でいう「ガラケー」で、docomo端末だった筆者は「iモード」を頻繁に開いていた記憶があります。

 

あれから10年。

私たちを取り巻くメディア環境は信じられないほど大きく変わりました。そしてこれからの5年も、この環境変化のスピードは緩まることはないのかもしれません。

そんな中、株式会社アサツー ディ・ケイ(ADK)がADK「2020年メディア環境予測レポート」を発表しました。

https://www.adk.jp/11428.html

 

このレポートの中から、webクリエイター・マーケターにとっても他人事では済まされない「コンテンツを消費するメディアとその変化」に関する予測を7つ紹介します。

 

【予測1】マスメディアが発信するコンテンツ消費もマルチデバイス化

現在「TV番組」はTVで観るのがまだ主流です。ですが、これって徐々に「当たり前」ではなくなってきていますよね。スマホでTVを見たり、雑誌記事をアプリで購読できる環境に変化することで、マスメディアのコンテンツはマルチデバイス化していくそうです。

 

【予測2】スマホ普及率は75%まで上昇。通信環境もより高速化/低額化

スマホの普及率に関してはさほど目新しさはありませんが、通信速度は現在よりもさらに3倍近く高速化し、料金ももっと低額化するとの予想です。すでにストレスフリーな環境は整っている……といつの時代でも思っているのは筆者だけではないはず。

 

【予測3】動画コンテンツを提供するプレイヤー増える

現在でもYoutuberはもちろんvineなどにて動画コンテンツや動画コミュニケーションが日々始まったばかりですが、上記の通信環境のさらなる向上でこれらの動画コンテンツを提供するプレイヤーは必然的に増えることになるそうです。

 

【予測4】「App Economy」開化

またスマホの普及がもたらすものは動画のほかに「App Economy」(アプリによってもたらされる経済)もあります。「アプリ開発にチャンスがある」はWeb系クリエイターなら誰でも認識していることですが、「App Economy」の恩恵が受けられるのは行動した者のみ?

 

【予測5】世代別に中核となるデバイスが分断

若年齢層(20-34歳)は「スマホ」、中年齢層(35-49歳)は「マルチデバイス(スマホと既存マスメディアの混合)」、高年齢層(50歳以上)は「スマートテレビ(インターネット接続機能をもったTV)」が中核デバイスになるそうです。仮にこうなると、マーケターの苦労が……(汗

 

【予測6】「昼ドラ」消えるか?

女性の雇用が促進されると、中年齢層女性が日中家を空ける可能性が高まります。そうなると、これまで昼のTVの視聴率を支えてきた主流層が抜けることになるそうです。その代表格たる「昼ドラ」はオワコン化……?

 

【予測7】紙媒体コンテンツは年齢別に消費様態変化

iTunesをはじめ音楽ダウンロードサービスの出現でCD(特にアルバム)を買うことがあまりなくなってしまったのと似て、紙媒体(雑誌・新聞)もコンテンツの消費が変わる可能性が指摘されています。つまり若年層・中年層はスマートフォンアプリを通じて「記事単位」でのコンテンツ消費に。一方で、高年齢層は従来通りの購読習慣(新聞)から中核メディアとして依然として機能するそうです。

 

まとめ

「コンテンツ」とそれを閲覧する「デバイス」には、相互に規定しあう一種の緊張関係のようなものがあります。例えばかつて大ブームになった「ケータイ小説」は、ガラケーというデバイス上で最適化され成立したコンテンツともいえます。

かつての絵文字やスタンプもデバイスとの密接な関わりの中に誕生したものと言えます。私たちの2020年という未来のメディア環境は、新しいコンテンツとの出会いを秘めているのかもしれませんね。

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