プログラミング

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30歳以上のWeb開発者にはわかる!この20年でオワってしまった技術を感謝とともに振り返ろう

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改めて振り返るとにわかに信じがたいことですが、WWW(World Wide Web)が本格的に普及したのはほんの20年前のことです。WWWがメインストリームになることで、私たちのコミュニケーションのありかたや、人によっては働きかたまで変わったという方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかしこの20年間の間、いくつものトレンドが出てはきら星のように輝き、そしてその使命をまっとうしてきました。この記事ではかつて世界を席巻したけれども、現在はその役目を終了してしまったものについて、感謝の意を込めながら振り返ることにしましょう。

 

複雑なコードやフォーマット

1990年代は、Webが急速に世間に浸透しはじめました時期でした。これを受けて各企業はもっと消費者とのコミュニケーションを取り結ぶため、次々とWebサイトを開設しはじめた時期でもあります。

 

こうした状況が新しいWebブラウザのプラグインやソフトウェアの過剰なまでの乱立を招きました。その結果明らかになったのは、基準がないとテクノロジーは孤立し、そして複雑化するということでした。そうした例を以下見ていきましょう。

 

Internet Explore(IE)

マイクロソフトが「Internet Explore(IE)」をローンチしたのは、1995年の夏でした。この時IEの最大のライバルは「Netscape Navigator」です。ソフトウェア界の巨人はこのライバルを打ち倒し、Webブラウザ市場を独占するかのように見えました。

 

しかしその複雑で標準化されていないHTMLはIEでのみ機能し、他のブラウザでWebサイトを見ると全然異なる表示になる事態が発生するようになりました。その結果IEは市場シェアを大きく失い、現在の末路をたどったのはご存知の通りです。

 

 

マルチメディアプレイヤー

メディアプレイヤーでも同様の現象が見られました。QuickTime、RealAudio/RealVideo、Windows Media Playerなどのメディアプレイヤーが乱立しましたが、相互に互換性はありませんでした。

 

つまり誰かがアップしたコンテンツを閲覧するために、エンドユーザーはいちいちフォーマットに合ったプレイヤーをインストールする必要があったのです。もちろんこうしたメディアプレイヤーが、統一されたフォーマットのファイルなら簡単にストリーミング再生できインストールも不要なサービス(YouTubeなど)にとって代わられたのは言うまでもありません。

 

Flash

Flashは現在でも動画関連で使われていますが、インタラクティブなメディアやアニメーションのプラットフォームとして君臨した時代は過ぎ去りました。

 

Flashには2つの致命的な欠点がありました。

 

  • Flashコンテンツは制作に時間がかかりすぎること
  • とにかく「重い」

 

フルFlashで構築したWebサイトなんてのもかつてはありましたが、ユーザーフレンドリーとはとても言えない代物だったことは皆さんも記憶されていることでしょう。

 

静的なWebサイト

かつてCMS(コンテンツマネジメントシステム)は、大企業のためだけに開発されたシステムでした。裏を返すと、大半のWebサイトはメンテナンスが難しい流行遅れのHTMLで構築されたものが大半だったのです。

 

しかしWordpressをはじめとするオープンソースのおかげでCMSは誰でも利用できるシステムになりました。でも静的なWebサイトってこんな感じでしたよね?

 

記事投稿は一大事

静的なWebサイトで新しく記事を追加しようとすると、テンプレートに従ったHTMLドキュメントを作り、サーバーにアップして、インデックスページにリンクを張って……みたいなことやってましたよね。

 

今ではちょっと考えられないことですが、CMSって改めて偉大ですね。

 

 

フォトギャラリー

静的なWebサイトの場合、フォトギャラリーもお手製で作らねばなりませんでした。わわざフルサイズ表示用の画像とサムネイル画像の2種類を作ったりしませんでしたか?そしてそれをtableで組まれたページに表示してましたね。もしサムネイルをユーザーがクリックした時ようにフルサイズの画像を貼り付けただけのページにリンクで飛ばしたりしていたりとか……

 

もちろんこうしたテクニックもCMSの普及で誰も使わなくなりましたが、当時はそれが当たり前でした。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?今から考えるとクスっと来てしまうようなこともやっていましたが、でもこうした古い技術が現在の技術を生んだことは忘れてはなりません。また現在の技術もあと20年すれば吹き出してしまうようなローテクノロジーになっている可能性も高いのです。

 

こうした技術が現在の便利さに貢献したことを噛みしめながら、もう一度感謝とともに当時を振り返ってみていはいかがでしょうか?

 

 

 

(※本稿は「Web technologies 

that (thankfully) died」を翻訳・再編集したものです)

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