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この夏に日本に上陸する「Amazonの電子書籍読み放題サービス」の影響力が計りしれない。

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「電子書籍を使いたい理由は?」というアンケートは数々実施されていますが「手軽」「安い」「本の種類が豊富」の3つが常に上位に入っています。一方で使いたくない人は「紙媒体に愛着がある」「目が疲れる」「操作性が悪そう」という意見が多いです。

そんな賛否両論ある日本の電子書籍の業界にAmazonが一石を投じようとしています。

「Kindle Unlimited」という電子書籍の読み放題サービスが今年の夏に日本で始まるのではないかと噂されているのです。

 

Kindle Unlimitedとは?

このサービスは米国ですでに2年前から始まっていて、Kindle端末やKindleアプリが動作する環境であれば、対象とする電子書籍とオーディオブックが読み放題になるというものです。現時点での米国のサービスでは、月額9.99ドル(約1000円)で100万冊以上の本が読み放題だそうです。海外版のブックリストはこちら

既に全世界10カ国で提供されていて、日本にもそろそろ上陸するのではないかと噂されていましたが、6月に日本語版の「Kindle Unlimited」のサイトが公開された後すぐに削除されるなどして、期待が高まっており、文化通信の取材によると8月からのサービス開始説が濃厚だそうです。

 

Kindle Unlimitedの認知度は4割

ジャストシステムは15歳から69歳までの男女1100名を対象に実施したKindle Unlimitedに関してのアンケート結果を公表したので、一部をここでご紹介します。

一部の報道で報じられていたKindle Unlimitedの認知度は43.5%の認知度がありました。そのなかでも「興味がある」人は19.6%、「知っているが興味はない」人は23.9%という結果でした。

 

無関心層の2割が電子書籍に前向きになった?

これまで電子書籍に「あまり関心はない」もしくは「利用するつもりはない」と言っていた人のうち、Amazonの電子書籍読み放題サービスを知り、「電子書籍利用にかなり前向きになった」人は5.0%、「少しは前向きになった」人は20.5%という結果になりました。
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月額制の電子書籍読み放題サービスは「Yahoo!ブックストア」や「dマガジン」など、既にいくつかありますが、「世界最大のネット書店」と称されるほど書籍と相性のいいAmazonが参入するとなると、一般ユーザーにとってはその親しみやすさもあって、一度利用してみようと考えるのも頷けます。

 

 

今年の8月に上陸すると考えられているAmazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」。まだ認知度は半数を超えていませんが、これから認知度が上がることによって今まで電子書籍に無関心だった層にいくらかの影響を与える可能性は大きいです。

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