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【アンケート調査】FinTechを知っている人はわずか3%?でもみんなすでに利用してるって知ってた?

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FinTechという言葉を聞いたことはあるでしょうか?

これは、金融(Finance)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、実は1990年代から使われてきた言葉でありながら、まだまだ世間の認知度は高くないようです。とはいえ、実は多くの人はFinTechという言葉を知らないだけで、何気に使っているウェブサービスがFinTechかもしれません。

今回は改めてFinTechをご紹介した後、株式会社マクロミルが実施したアンケート調査の結果をご紹介します。このアンケートにより、世間のFinTechへの認知度とイメージが判明しました。

 

FinTechとは?

明確な定義があるわけではありませんが、「IT技術を使った金融サービスを行う動き」を指すことが一般的です。ベンチャー企業がスタートさせるサービスであることが多く、オンライン送金・EC決済を行う「PayPal」や、クラウド会計ソフト「Freee」が有名です。既存の金融機関はその動きを受け、社内でのイノベーションの取り組みを強化したり、FinTechを取り扱うベンチャー企業に対しての出資・買収を盛んに行うようになっているそうです。

 

アンケート結果

それでは、一般の認知度とイメージを調査したアンケート結果をご紹介します。
Q. あなたは『FinTech』という言葉を知っていますか?

 

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『FinTech』という言葉の認知率は全体の15%で、「具体的な内容まで知っていた」人は3%という結果に。85%「聞いたことがない」ということは、あまり世間の認知を得られていないようです。

性別では、男性で「名前を聞いたことがある」のが21%だったのに対し、女性では9%と認知率に差があります。性年代別では、男性は年代が上がることに認知率が下がり、女性は逆に年代が上がるごとに認知率が高いことが分かりました。

 

Q. それぞれの金融サービスについて、知っているもの、利用したことがあるものを全てお答えください。

 

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次に実施されたのが、FinTech系の金融サービスと言われているそれぞれのサービスの認知度についての調査です。

「ネットバンキング(PC)」が80%と最も高く、「ネットバンキング(スマホ)」が50%、「暗号通貨」20%と続きます。CMやニュースで話題になったサービスほど認知が高いという印象です。ネットバンキングが実はFinTechであることを知らなかった人が多いということですね。

認知度は高い一方、利用率は極端にさがります。ネットバンキング(PC)で52%、ネットバンキング(スマホ)では18%、それ以外も5%以下とほとんど利用されていないことが見て取れます。まだまだFinTechは黎明期であることが分かりました。

 

※    ネットバンキング:インターネットを介した銀行取引サービス

※ 暗号通貨:暗号理論を用いてセキュリティ対策された通貨。仮想通貨とも。

 

Q. 知っているサービスについて、イメージをそれぞれ全てお答えください。

 

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最後に、各種FinTech系サービスについてのイメージ調査です。

何らかのネット上の金融サービスを知っていると回答した人に、それぞれイメージについて聞いてみたところ、ほとんどすべてのサービスで「情報漏えいが怖い」が1位にあがりました。2番目には「今後普及すると思う」「新しさを感じる」という回答が続いており、セキュリティに不安を感じる一方で、新しい金融サービスへの期待はあるようです。特に、クラウドファンディングは期待の声が多く、好意的な様子が伺えたという結果になりました。

 

まとめ

「FinTech」の認知は15%で、詳しく知っている人はわずか3%にとどまる。

「FinTech」系サービスであるネットバンキングの認知率は80%と高い。

ほとんどのサービスでセキュリティが心配されている。

クラウドファンディングへの期待の声が大きい。

 

まだまだFinTechの認知度は低かったものの、個々のサービスについては認知度は上がってきているようです。認知度に比べて利用者は依然少ないものの、セキュリティの心配さえなくなれば一気に利用者が増えるのかもしれません。

 

▼ 調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法  インターネットリサーチ
調査対象  全国、20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法  男女×年代(20,30,40,50,60代)を均等に回収 / 合計10,000サンプル
調査日時  2016年2月4日(木)~5日(金)

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