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「音声を刻んで起こして再び集約」。新しい機密保持型音声書き起こしプラットホーム

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現代社会において、情報漏洩を防ぐことは至難のタスクのうちに入るかもしれません。

通常の会議などは議事録起こしなどを外部委託している企業も多いかと思いますが、経営者会議などの重要会議や、個人情報などが含まれるコールセンターの通話記録など秘匿性の高い議事録は、文書管理ルールや厳格な個人情報保護の観点から、外部に委託するのが難しいと言われてきました。こういったケースの場合、やむを得ず、部長クラスの方が自ら音声を起こすような自体となり、なんとかこの問題を解決したいというニーズは以前からありました。

 

 

コンピュータによる音声認識で代用できないかという要望も多いのですが、音声認識では複数話者による同時発話の区別は技術的難易度が高く、実現が難しい状況がありました。

 

このような課題を乗り越える技術がこのたび、株式会社フュートレックから発表されました。

音声認識事業で長年培ってきた音声の区切り検出技術による音声分割と提携先TranscribeMe, Inc.の同時並列での書き起こしを行うクラウドのプラットフォームを組み合わせ、独自の音声シュレッダー技術を開発し(特許出願中)、機密保持を担保する書き起こしサービス「VoiShredder」を法人向けに開始することになったとのことです。

 

 

要するに音声を切り刻んで任意の担当者に渡し、細切れになったがゆえに「情報」価値のなくなった音声を技術者が人力で起こし、起こした音声パーツを再び集約して納品。校正は関係者で行うことで秘密保持がたもたれるという具合です。

 

料金は、依頼した音声の長さによって決まる明瞭会計。初期費用も不要ですので、気になる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

 
【VoiShredderご利用の流れ】

VoiShredder1

 

 

ご利用になるお客様は「VoiShredder」アプリを使って音声の書き起こしを注文します。
注文を受けると、アプリケーションで分断された音声データがクラウド上の書き起こし作業者にランダムに渡されます。作業者には、お客様の企業名などアカウント情報やアップロードされた音声のファイル名は一切提供されず、また、複数の会議・複数のお客様の音声の断片が順不同に配布されるため、断片と断片の前後の繋がりが把握できず、音声ファイルの全体像が分かりません。
音声の断片ファイルの書き起こしが完了すると、お客様のパソコンの「VoiShredder」アプリでテキストが統合されます。このため、当社では書き起こされた文字を閲覧することも音声を聞くこともできない仕組みとなっております。統合されたテキストは、アプリの編集機能にてお客様がご自身で最終仕上げ(校正)いただけます。

 

 

 

【サービス概要】
VoiShredder(ボイシュレッダー)」は重要会議専門の、法人を対象とした書き起こしサービスです。
■サービス提供サイトURL:https://www.voishredder.com/
・サービス開始日:2016年7月25日(月)
・書き起こしの料金:録音音声1分当たりの単価(150円 税別)×録音音声の長さ=料金(税別)

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