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【エンジニア/デザイナー向け】業界最大手の求人・案件情報サイト「レバテック」に聞いた、転職市場とフリーランス市場のいま

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「収入」「労働時間」「得られるスキル」「労働環境」など、自分にとって重要な項目を検討しながら新しい職場を探すことは、今は珍しいことではありません。IT、Web業界では転職やフリーランスへの転身が盛んに行われています。

エンジニア/デザイナーのキャリアサポート・案件提案を行う「レバテック」は、働き方を見つめ直す方々を応援する一方で、ユーザーへのアンケート調査を通じてエンジニア/デザイナーの転職市場・フリーランス市場の現状を世間に広く拡散しています。

今回は、そんな「レバテック」の事業責任者である林英司さんに転職/フリーランス市場についてのお話しを伺いました。インタビューでは、実際にどのような相談があり、どのようなアドバイスをされているのかということもお聞きすることができたので、転職やフリーランスへの転身を少しでも考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

以下、インタビューです。

転職を考えるきっかけは身近にある

――まずは、転職市場についてお聞きしたいと思います。この数年間、エンジニアやデザイナーの転職数に変化はございましたか?

事業全体が伸びているので、転職者数は全体的に増えております。直近3年のデータでみても、「レバテックキャリア」に登録したエンジニア/デザイナーの数は5.7倍にまで増加しました。

 

――運営サイドからご覧になって、どのようなきっかけで転職を検討されるエンジニア/デザイナーが多いのでしょうか?

勉強会や交流会といったイベントや、友人の転職話などがきっかけで動く人は多いです。社外の人と交流したときに、自身の立ち位置を振り返ることが多いようです。「自社の開発環境が古く、新しいことにチャレンジできない」「もらっている給料が周りより低い」「今まではSIerとしてお客様のオーダーに沿って開発をしてきたが、今後は自社サービスを開発したい」、こうした感情が芽生え、転職活動を始められます。

ほかには、「結婚や出産等のライフイベントで収入を上げなくてはならなくなった」「現在の職場ではやりきった感が芽生え、新しいことにチャレンジしたくなった」といった理由も見受けられます。

 

全体的には人材不足の市場

――次に、フリーランス市場についてお聞きしたいと思います。案件数とフリーランスの数、という需給面では現在どのようなバランスになっていますか?

全体としてはまだまだ案件数の方が多く、人手不足の状況です。プログラミング言語や技術によってバランスは異なっていますが、中でもRubyやJavaScript、Go言語は最近需要が高くなってきています。

 

――「レバテックフリーランス」ではヒアリング・カウンセリングを行っておられ、フリーランスの生の意見をお聞きすることも多いかと思います。実際にどのような相談を受け、どのようなアドバイスをされるのかをいくつかご紹介していただいてもよろしいでしょうか?

次のようなやりとりがよく見られます。

Q. 単価UPはどうやったらできますか?

A. 簡単に言うと、ジェネラリストかスペシャリストを目指していただくといいかと思います。ジェネラリストを目指すのであれば、フロントエンドやバックエンド、DBやインフラ周り、工程も上流から下流まで一貫してできるといいですね。また、スペシャリストを目指すであれば、もちろん基本的なところは幅広いご経験が必要なのですが、他の方が経験していないところをご経験されていたり、大規模なシステムの開発のご経験があると需要があるので単価もアップします。

 

Q. 何歳まで働けますか?

A. 昔は35歳定年説なんかもありましたが、今は弊社経由で40代はもちろん、50代の方もご参画されています。

 

Q. エージェントを使うメリットって何ですか?

A. よく個人間で契約されると単価がとても低くなってしまうことやトラブルになってしまうことがあるのですが、エージェントを使用いただければ、市場で適正な単価をお渡しでき、万が一トラブルが発生しても、間に入って調整を進めます。また、ご参画中のフォローもありますので安心です。ほかにも、エージェントを利用することでスムーズに継続的な案件を受注しやすくなる点が挙げられます。フリーランスになる方は次の案件が見つからずに、収入が不安定にならないかと不安を感じることが多いです。エージェントを利用することで継続受注の確率はグッと上がると思います。

 

Q. スキルチェンジはどのようにしたらできますか?

A. 基本的には即戦力としてのご参画になるので全く未経験の案件に入るのはむずかしいケースが多いのですが、希望する言語でご自身でサービスを開発しリリースしたり、コードを公開されたりしていると確度が上がります。また、現在需要が高いRubyやPython、Goのような新しい言語であれば、実務経験がなくてもご参画できる案件がございます。

 

――最後になりますが、これからフリーランスに最も求められるスキル/知識は何だと思われますか?

技術は流行り廃りがあるものなので、常に求められるスキルや知識を断言するのは難しいと考えています。ただし最も求められる姿勢としては「市場に求められる技術をさきに読んでその技術の勉強をしておくこと」ではないでしょうか。フリーランスは企業の即戦力として求められる人材なので、常に業界のトレンドを抑えておくことが大切です。加えて、コーディングだけでなく要件定義から設計までの上流工程やインフラまわりの知識があるといった処理範囲の広さもフリーランスとして活躍できるポイントの一つになります。

インタビューを終えて

いまはIoT、VR、人工知能など新しいテクノロジーが次々と開発されています。このようにIT業界が拡大していく中で、職業の選択肢も広がり、新しいキャリアを選ぶ人が増えていることを実感しました。

職を変えることにはリスクを伴いますが、今は転職をサポートしてくれるサービスもあるので昔ほどリスクが大きいわけではありません。同じ会社で働き続けることこそが美徳とされてきた風潮もそろそろ終わりが近づいてきのかもしれませんね。

人物紹介

林 英司(はやし えいじ)氏

2011年にレバレジーズ入社。レバテックフリーランスの営業を経て、現在はレバテック事業部部長。営業職時代には、年間約300人のフリーランスエンジニアのカウンセリングを担当し、企業とエンジニアのマッチングに尽力した。仕事を行う上で常に意識していることは「相手の想像を上回る」こと。

 

 

レバテックが展開しているクリエイター向けのサービスは以下のとおり。

▼レバテックフリーランス(フリーランスエンジニア向けの案件提案サービス)

https://freelance.levtech.jp/

▼レバテックキャリア(IT・Web系エンジニア/デザイナー専門の転職エージェント)

https://career.levtech.jp/

 

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