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2019年のアプリデザインのトレンドは?アプリの未来はNXにあり!

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2019年のアプリデザインのトレンドは?アプリの未来はNXにあり!

 

ここ10年間のモバイル端末の発展は目覚ましいものです。10年前を覚えていますか?2008年、iPhoneはまだこの世に出てから1年しかたっておらず、Apple社はiPhone 3Gをリリースしようとしていたばかりでした。Facebookは第一次成長期にあり、ユーザー数がやっと1億人に達したばかり。Instagram、Snapchat、Pinterestに至ってはまだ存在すらしていませんでした。

 

スマートフォンは発売直後から大ヒットとなりましたが、その成長速度は衰えることがなく、今日でもますます私たちの生活になくてはならないものとなっています。新規ユーザーも増えるばかり。2017年の統計によると、米国の総人口3億2570万人のうち、なんと2億243万人がスマホ使用者なのだとか!(ソース)さらに世界全体を見ると、2019年までに、世界人口80億人のうち半数以上の46億8千万人がスマホユーザーになると予想されています(ソース

 

このトレンドが続けば、携帯電話の使用は呼吸や食事のように、私たちの生活の欠かせない一部分になることでしょう。実際、無意識のうちに何度も通知をチェックしたり、何でもないのにまるでバイブ音が鳴っているかのように感じるのは、スマホが既に日常生活の一部になっている証拠です。これは、スマホのアプリがそれだけ高クオリティであるからに他なりません!

 

どうすればこのようなスマホ中毒を持続させることができるでしょうか?人々が使い続けたいと思うようなアプリを作るにはどうすればいいのか?その答えは…

 

2019年の新作アプリにはナチュラル・エクスペリエンス(NX)を取り入れろ!

スマホの使用が日常生活の不可欠な一部になるということは、スマホを手に握ったり、画面を見たりする経験がより「ナチュラルな」ものになっているということ。モバイル・テクノロジーの発達も目覚ましく、スマホの使用はより直感的で反応的なものになっています。その結果、私たちとスマホの関係はよりリアルで現実的なものになりつつあるのです。

 

つまり、この分野の新たなイノベーターになりたい場合、ナチュラル・エクスペリエンス(NX)の研究に力を入れ、その研究結果をアプリのデザインに取り入れることがとても重要になってくると言えます。では、アプリの開発にNXを取り入れるとは、一体どういうことなのでしょうか?

 

「没入できる」デザインと使用体験

周囲のことを完全に忘れて、携帯を見つめることだけに没入してしまったことってありますよね。私たちは、周りがどれだけ騒がしくても、画面の中の世界にどっぷりと浸かってしまうことができます。そうするとその経験は、ただ携帯画面を見つめたり、通知をチェックしたり、ゲームをしたりといったことではなく、人生そのものになるのです。

 

上手にデザインすれば、スマホ画面は限りなく魅力的なものとなります。邪魔なものを取り除き、ごちゃごちゃを整理し、フルスクリーン仕様にして、拡張現実の技術を取り入れましょう。手の動きやジェスチャーを読み取れるようにするなど、ユーザーが参加できるインタラクティブなものを作れれば尚良し!

 

アプリはユーザーが「没頭」してしまうようなファンタジーを作り上げなければいけません。そんな世界を少しでも邪魔したり壊してしまったりするものがあると、ユーザーは携帯画面から、そしてあなたのアプリからも離れていってしまいます。ユーザーが「スマホを使っている」「デジタルで人工的な世界にいる」ことを忘れてしまうようなリアルな体験を目指しましょう。

 

自然な対話を取り入れよう

ビジュアルの観点から言えば、グラフィックスを洗練させることでスマホの使用をよりナチュラルなものにすることが出来ます。使用の観点から言えば、ユーザーとスマホがどのように「対話」をするかが、NXを作り出すのにとても重要になってきます。

 

どうすればユーザーが、まるで友人と交流するかのようにアプリと関わることができるようになるでしょうか?アプリが顔の表情を読み取れるようにしたらどうでしょう?何かが「好き」ということを表現するために、ユーザーに手でハートマークを書かせるようにしたら?身振り手振りでアプリを操作できるようにするとか?しかし、こういったユーザー側のアクションに対し、アプリがそれ相当にリアルな反応をしなければ、ダイナミックで直感的、そしてシームレスなインターフェイスを創造することはできません。

 

リアルな反応

NXを実現させるには、ギブアンドテイクの関係が必要です。つまり、ユーザーが指示を与えるばかりで、アプリ側から反応がない、という訳にはいかないのです。どうすればアプリとユーザーの間に対話を生み出すことが出来るでしょうか?どうすればあなたのアプリは面白く、魅力的なものであり続けられるでしょうか?

 

自動的なボットに頼るばかりではNG。もっと内容を持たせることが大事です。その一言ひとことに意味があるのです。ぜひ才能のあるコピーライターと組んで、ユーザーとアプリの関係をよりリアルで頭の良いものに作り上げる努力をしましょう。

 

ビデオとオーディオを使うのも、リアルな経験を作り出すのに効果的。だって、実際の人間の顔を見て、人間の声を聞く方が、機械の自動的な返信を見るよりリアルな経験ですもんね!

 

アプリにまるで人間のような反応をさせることも検討してみましょう。例えば、ユーザーの触り方に応じて色を変えるとか、顔の表情を持たせてみるとか、声を出させてみるとか!

 

NXを盛り込んだ独創的なアプリを作りたい場合、アプリをできるだけ人間に近づけることがカギとなってきます。

 

拡張現実

拡張現実はNXの良い例です。デジタルによって拡張された、リアルな体験。拡張現実を取り入れたアプリを使えば、デジタルの世界と現実の世界をつなぎ合わせたイマーシブな体験を作り出すことが出来ます。新しいアプリを開発する際、ぜひこれを目標にしてみてください。拡張現実をアプリデザインの参考にし、アプリのNXを向上させるために取り入れてみましょう。

 

生体認証

生体認証(バイオメトリックス)の技術はユーザーとアプリの距離を近づけるのに効果的です。ユーザーが顔、指紋、声などを使ってアプリにログインできるようになれば、アプリの使用がよりシームレスなものになること間違いなし。

 

パーソナル・ツアーガイド

新しいアプリを使う時、長々とした取扱説明書を読む人はいませんよね。そんな面倒なことしたくないっていうのが本音だと思います。それより、あなただけに個人的に使い方を手取り足取り教えてくれる「ツアーガイド」のような存在がいる方がずっと使いやすいです。オーディオ、ビデオ、対話、行程を示す画像、もしくはこれらすべてを使って使いやすい環境を作り出しましょう。アプリ体験を邪魔することになるような疑問や障害が生じることのないようにするのが重要です。一気に大量に情報を出すとユーザーは混乱してしまいますが、逆に最初の情報が少ないと疑問だらけで使い方が分からないという状態に。バランスが大事です。できるだけ直感で分かるようにすることが一番大事ですが、ここでも対話と「ナチュラルな」経験を忘れずに。

 

アプリのデザイン、機能性、そしてUXを考える際、必ずナチュラル・エクスペリエンスを取り入れるようにしましょう。それが未来のアプリの作り方です。

 

※本記事はWhat Will Be the Next Big Thing in App Design for 2019?を翻訳・再構成したものです。

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