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Facebookを支えるプロダクトデザイナーJulie Zhuo氏のデザイン論

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ジュリー氏はFacebookのインターンの第一期生であり、初めはエンジニアとしてFacebookに参加しています。趣味の時間はPhotoshopと向かい合い、独学でウェブサイトを作ったりするなどデジタルデザインに大きな興味があったこともあり、自然とデザイナーとしての仕事をするようになり、最終的にはプロダクトデザイナーとして働くようになったそうです。

今ではFacebookのプロダクトデザイナーのVP(副社長)として働く彼女。Facebookのデザインチームのディレクターとして心がけていることについてのインタビューがあったのでここでご紹介します。

彼女のポッドキャストはSound Cloudに載っています(34分)。

https://soundcloud.com/intercom/julie-zhuo-vp-of-product-design-at-facebook

 

以下、インタビューの要約です。彼女の作ったインフォグラフィックと共にチェックしてください。

 

1.すばらしいデザインは「楽しさ」「便利さ」「使いやすさ」を作り出すことです。しかし、そこに「機能性」を追加するのは複雑性も同時に加わってしまうために簡単ではありません。それを上手く成功させたのがFacebookのニュースフィードでした。

 

Holy-Grail-of-Design
~デザインの聖杯~

「楽しさ」「便利さ」「使いやすさ」の三つの要素が重なり合った黒い部分が彼女の目指すデザインとのことです。

 

2.プロダクトデザインにおいては、デザイナーとエンジニアのちょうどいい人数の比率というものは存在しません。その比率は作っている製品に大きく依存しています。

 

3.ユニークで価値のあるデザインは、多くの人々が意識的に避ける傾向にあるために物議をかもすこともしばしばあります。

 

4.同じような価格で同じ性能の製品があった時、どこで差別化するのか? それは、「ユーザーがその製品を使ったときにどのように感じるか」というユーザー体験を洗練させることです。デザインはそこで大きな役割を果たします。

 

Design-Value-Pyramid~デザイナーのヒエラルキー~

「この製品はみんなにカッコいいと思われるだろうな」と考える人はたくさんいます(最下層)。最終的には「この製品が売れることで、私は他にもたくさん便利な製品を作れるようになる」という考え方ができる人間になるといいでしょう(最上層)。

 

詳しくは、「PODCAST: JULIE ZHUO ON PRODUCT DESIGN」に書かれています。

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