iDA(アイ・ディ・アクセス)は、7月15日~18日の4日間、「ファッションに関する調査」をテーマにしたインターネットリサーチを実施しました。
スマホアプリをメインに洋服や小物などの「レンタルサービス」が流行の兆しを見せていますが、実際に「使ってみた」という人はどのくらいいて、どのような印象を持っているのかを調査したところ、意外な結果が待っていました。
調査方法は、アンケートサイト「アイリサーチ」を利用し、有効回答数は、300人(20代女性100人、30代女性100人、40代女性100人)でした。
これまでにレンタルしたことのある衣服や装飾品についての問いに「衣服や装飾品をレンタルしたことはない」が54.7%で1位でした。
半数近くの女性がレンタルを利用したことがあるとも言い換えることができます。
レンタルしたことがあるのは「和装(袴、着物など)」が25.7%。「ハイブランドバッグ」は4.7%、「靴」は3.3%でバッグ・靴のレンタルは意外と少ないのがわかりました。
レンタルした理由は、1位は「買うと高いから(お金を節約したいから)」が56.6%で半数超え。「家に置くところがないから」も22.1%で多く、「レンタルサービス」をかしこく利用している実情が見えました。
最後に、これまでにレンタルしたことはないと答えた方にその理由を訊いたところ「特に理由はない」が40.9%、理由はなく使ったことがないだけという人が最も多い結果となりました。
「レンタルサービスを知らなかった」割合は5.5%と少なく、知っているうえで使ったことがない人がほとんどのようです。
特に理由がないと答えた人が、これからレンタルサービスを利用する可能性は十分あると考えられ、バッグや靴のレンタルも含めて今後の伸びしろに期待ができそうです。
今後のレンタル市場の動向は、インターネットやスマホアプリによるプロモーションの展開やサービス・機能の充実など企業努力にかかっているといえそうです。