IP Geolocation APIを使用してユーザーの位置情報を取得する方法 位置情報データをUXに活かす

どんな人がウェブサイトを見ているのか、もっと知りたいと思ったことはありませんか？

 

その夢を叶えてくれるのが、IP Geolocation APIです。

 

これは位置情報を取得するためのオープンソースで、世界中に存在するユーザーについて、詳しく知ることが出来る簡単な無料ツールです。どんな機能を持っているのか、具体的に見てみましょう。

 

なぜ位置情報が必要なのか？

 

それは、ユーザー個人に特化したUXを設計するのに非常に有効だからです。使用する言語(それによってデザインも変わってきます)や、通信している時間帯などを加味して適切な情報を提供することにも繋がります。

 

 

 

位置情報は、身分証明もしくはインターネットに接続されたコンピュータやデバイスを所持していることの表明でもあります。

 

IP Geolocation APIが提供する情報には、電話番号や国番号が含まれていて、タップするだけで繋がるのでとても便利です。

 

他のツールと違うのは、無料で使えるオープンソースであることと、ユーザー側がIPアドレス(プライバシーボーナスと言います)を公開せずに詳しい情報を入手出来ることです。

 

IP Geolocation APIの機能とは？

 

IP Geolocation APIは、詳細な国別のデータ統合を備えた、リアルタイムなGeolocation JSON APIです。

 

主に英数字コード、緯度と経度、国際プリフィックス、地域名、使用言語、通貨コードのために使用されます。

 

このツールでは、JSONが対象の国籍情報も使用されます。ISO3166 (国や地域/区分)、ISO4217(通貨)、E.164(電話番号)などのデータも含まれます。月に一度アップデートされるので、常に最新の情報を手に入れることが出来ます。

 

バックエンドでは、数行のコードを用いてユーザーに特定の位置情報を知らせるための力が働いています。遠く離れた店舗でも通貨が自動的に検出されて、当たり前のようにネットショッピング出来ることが、どれだけ便利なことかお分かりでしょうか。また、外国のウェブサイトを開いた時に、何もしなくても勝手に言語が切り替えられることがいかに楽チンか考えたことはありますか。

 

今述べたのは、IP Geolocation APが役立つ場面の一例に過ぎません。バックエンドでの問題解決に長けており、最初から最後まで完璧なUXをユーザーに提供してくれます。(こちらがすべきことは特に何もありません)

 

このツールの発祥はapilayerで、他にも様々なアプリがサイトのオーナーやユーザー向けに作成されています。通貨レイヤー、スクリーンショットレイヤー、数字レイヤー、PDFレイヤーなど、想像力に富んだものばかりです。

 

企業はこう述べます：”我々の目標は、アプリ開発のスピードアップを図りバックエンドの負担を減らすことで、ソフトウェアに素早く簡単にアクセス出来るようにすることだ。”

 

“我々は、カギとなるプロセスの機能とその改良について、チーム内でもう一度よく話し合う必要がある。目の前で実際に起きていることに企業の目を向けさせるために、今すぐ全体のプラットフォームを構築すべきなのだ。”by apilayer

 

どうやって入手するか？

 

IP Geolocation APIは無料のオープンソースなので、簡単に入手出来るツールです。

 

自分で設定するオプションもあるので、“Herokuを実行する”ボタンを探してみてください。

 

開発者はこのサービスを可能な限り扱いやすく、しかも無料で使えるようにし続けたいと思っています。ツール自体に保証機能はついていませんが、バックで待機しているチームには優れた追跡機能が備わっているので、常に円滑に利用することが出来るのです。

 

まとめ

 

IP Geolocation APIは、ウェブサイトの構築に有効な、価値のあるデータを提供してくれる素晴らしいツールです。IPアドレスを公開せずに使用出来るのは、ユーザーにとって嬉しい機能でありプライバシーの問題もクリアしています。

 

なによりいいのは、これがオープンソースで出来たツールだということです。もし位置情報を知りたいウェブサイトをお持ちでしたら、是非一度お試しいただき、ご自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。