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高校生のためのゲーム開発コンテスト「Unityインターハイ2016」の15作品がどれもユニークすぎる!

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読了時間 : 約3分43秒

高校生・高専生以下を対象としたゲーム開発コンテスト「Unityインターハイ2016」は先日ご紹介したところ、さまざまな反響をいただきました。

「こんな経験ができる高校生が羨ましい」「もう少し若ければ私も参加したかった」というエンジニアの方々の意見から、一昔前では考えられないほどゲーム開発が身近なものになったんだな、と実感させられました。

 

今回は、出場が決定した15チームの作品が公開されました。

今の学生のみなさんがどのようなアイデアを出し、どう試行錯誤しながらゲームを作ったのか、スクリーンショットと共にご紹介します。

 

「Cir」

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1人で作り上げたというパズルゲーム。「飽きないゲーム」をコンセプトにしているそう。パズルゲームは理論などが難しそうなのに、一人で完成させただけでも素晴らしいです。自分だけでなく誰もがステージを制作し、Twitterを介してオンラインに投稿できるようにするUGC=ユーザー作成コンテンツ機能を実装していて、開発スキルの高さが伺えます。

 

「All Answers Are Mine」

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3人組の中学生チームが作ったカンニングゲーム。大会唯一の中学生チームです。定期テストでカンニングするというアイデアが学生ならではで面白いですね。現実でのカンニング行為の不快感を出さないよう、キャラクターやゲーム要素をコミカルに仕上げているそう。夏休みの間3人でカンニングについてどれだけディスカッションを交わしたのだろうと感心させられます。

 

「SummerDefender」

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インターハイ参加3年目のベテランチームが作ったシューティングゲーム。タワーディフェンス要素のあるシューティングゲームを夏のシンボルを取り入れて簡単に楽しめるよう仕上げました。チームリーダーはインハイ参加3回目と言うことで、スクリーンショットからは完成度の高さが垣間見えます。

 

「Summer Fest Arcade」

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北海道の高校生が作り上げた金魚すくいゲーム。アイテム獲得、自機強化、装備変更などの要素が詰め込まれています。金魚すくいをする人を上からのぞくスクリーンショットからは、レトロ感のある楽しそうな雰囲気が漂っています。

 

「Isolated Area」

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夏休みの全てを捧げて開発したというこのゲームは、飛翔するヘリコプターの中で指令を受けるオープニングや、わかりやすいUI、便利なオートセーブ機能など、ゲーマーならではの発想がふんだんに織り込まれています。リアリティのあるスクリーンショットに期待が膨らみます。

 

「激走!!スターマイン」

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沖縄のゲーム部で結成されたチームによる2Dゲーム。フリーのパーティクル(光のエフェクト)素材を活用しつつ、雰囲気を出す効果音は自分たちで録音し、実装したのだそう。花火がテーマになっていて、なんとも夏らしい作品になっています。

 

「SummerSchool」

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スマートフォンやタブレット対応を想定したゲーム。黒板上で行うゲームという学生らしいアイデアが面白いです。シンプルなUIから、気軽に楽しめる戦略的なゲーム感が伝わってきます。

 

「Vortex」

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ゲーム制作のために、地元・徳島の「ウミガメの町」に泊まり込んだという、高校生3人によるウミガメゲーム。ゲーム制作合宿って学生っぽくていいですね。地元民ならではのアイデアをふんだんに盛り込み、産卵時期の危険なウミガメをコンセプトにしているそうです。

 

「SUNTANA」

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3人チームで制作したオンライン対戦ゲーム。なんと全員がUnity歴3ヶ月未満とのことで、挑戦した3人の行動力に驚嘆です。インドア高校生にとって、日焼けこそが弱点というユニークなアイデアを基に「相手を日焼けさせたら勝ち」という一風変わったゲームを製作しました。

 

「走れきゅうり」

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スクリーンショットから察するにレースゲームだと思われます。スマホ対応はもちろん、VRにまで1人で対応させたという技術力の高さは大人顔負け。大会が終わったらアプリストアに出品し、世界に向けてゲームを配信する予定だといいます。それにしても、なぜきゅうり・・・。

 

「Belenus island」

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ケルト神話のファンタジーアクション。太陽の角度を操ってゲームを有利に進めるというアイデアから開発がスタートし、特徴的なVoxelのデザインでキャラクターやマップを作り、夏を感じさせる光と陰のコントラストを意識して一人で仕上げたそうです。太陽がメインのテーマと言うことで描写が美しいです。

 

「ウォーターあにまるず」

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沖縄の女子二人組チームによる射的ゲーム。可愛らしいオリジナルの動物デザインと色使いのセンスが光っています。前大会の経験を活かしたプレゼン発表にも期待したいですね。

 

「絶対にばれてはいけない一人カラオケ」

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徳島の開発者コミュニティでUnityを学んでいる高校2年生2名によるリズムゲーム。開発メンバーの実体験というユニークなアイデアを元にハラハラ感のあるリズムゲームを開発しました。タイトルからなんとなく予想はつきますが、実体験で何があったのか気になります。

 

「盆走り」

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お盆の風習と言えば、なすやきゅうりに足を付けた「精霊馬」。その精霊馬のレースゲームを高校生が作ってしまいました。ご先祖様が若い人にもお盆飾りの精霊馬の慣習を知ってもらうよう、精霊馬にとり憑いてレースをするという、抜け目ないストーリーまで用意されていて、細部の作り込みが素晴らしいです。ハンドル型コントローラ・GTフォースや乗馬マシンにも対応しているそう。

 

「夏のカキ氷戦記」

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かき氷をお題にしたアクションパズルゲーム。Unity歴が一年未満でありながらも、1人でゲームを完成させました。キャラクターには、Unityの公式キャラクター「ユニティちゃん」を使っているそうです。

 

 

学生のアイデアはどれもユニークで目新しいですね。

しかも、そのアイデアをUnityというツールを使ってゲームという形に昇華できているのが素晴らしい。

製品化してもいいのではないか、というアイデアもたくさんあって実際にプレイしてみたいと感じました。プレゼン発表会がいまから楽しみです。

 

その他、詳細については公式Webサイトをご確認ください。
9月25日に秋葉原で開催されるプレゼン発表会は無料でどなたでも観覧可能となっています。

 

▼Unityインターハイ2016公式Webサイト
http://inter-high.unity3d.jp/

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