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意外と忘れがち!クリエイティブ・ディレクターが絶対にやってはいけない10のこと

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読了時間 : 約2分51秒

企業にとってクリエイティブ・ディレクターは大きな役割を担っています。クリエイティブの仕事は様々な課題を解決できるようになるとともに、そこには無限の修正があり、中にはインスピレーションで考えなければいけないこともあります。

 

クリエイティブ・ディレクターの職務内容をみてみると、指導・創造力のある戦略・フィードバック・課題解決などがその職務内容に挙げられています。しかし、自己流で行うクリエイティブ・ディレクターも少なくはありません。

今回は、クリエイティブ・ディレクターが仕事をする上で避けなければならないことをご紹介します。

 

1. 指示しかしない

ディレクションというのは、怒鳴りながら指示を与えるという意味では決してありません。ディレクターの役割として大切なのはこれまでの経験を活かし、他の社員の発言に耳を傾けるということです。

これはチームのリーダーとして仕事を成功に導く上で絶対に必要なスキルとなります。これをしない限り、あなたの部下の長所や短所、目的を知る事はできません。

 

2. 少なく、遅く、不明瞭なコミュニケーション

どんなに強固な人間関係でもコミュニケーションは必要不可欠です。あなたはあなたの部下の状態を知る必要があり、部下にもチームの状況を知らせる必要があります。

コミュニケーションをとるときは、あなた自身でうまくフィルターをかけなければなりません。もしネガティブな内容をチームに伝えるときは、どのように伝えれば仕事に影響を及ばさないか、というのを考えなければいけません。

あるGoogleの管理職の方は、チームのコミュニケーションを傘に例えていました。チームが濡れてしまわないように円滑にコミュニケーションをとるのがディレクターの役目なのです。

 

3. あいまいなフィードバック

たとえば、顧客や社内の人がある事に対して苦情を伝えてきたとします。こんなとき、クリエイティブ・ディレクターは明確な例を示して、なぜそのような問題が起きたか、そしてチームがその問題に対してどう善処できるかを相手に対してわかりやすく説明しなければなりません。

 

4. モチベーションを高められない

ある心理学の研究によると、83%の人々がどんなプレゼントを貰うことよりも仕事を認めてもらうことが一番嬉しいと答えているそうです。社員は昔も今も「やりがいのある仕事」をしたいのです。もしそれをあなたが与えることができなければ、その仕事を部下が長く続けていくことは難しいでしょう。

 

5. 部下の仕事に対して口を挟みすぎる

部下の仕事に関してはあまりでしゃばりすぎず、しかしきちんと関わることが大切です。あなたが強く関わろうとするとあなたの部下たちはミスをしないことに集中してしまいクリエイティブな事を考えられなくなってしまいます。

 

6. 好き嫌いで仕事をする

良いアイディアはどこからでも生まれます。クリエイティブ・ディレクターはアイデアを出すためのステージを用意してあげることが大切です。よいステージがあるからこそよいアイディアが生まれます。

 

7. 存在が薄く、仕事にあまり関わろうとしない

たとえあなたの部下がとても優秀だとしても、部下任せにして仕事を放棄するのはよくありません。彼らはいつだってきちんと誘導してくれる上司が欲しいのです。もし部下の仕事が脱線しそうになっていたら、それをもとに戻す役割もディレクターの役割です。

 

8. 自分の原点を忘れる

クリエイティブ・ディレクターは多くの仕事を抱えており、残業することもよくあるでしょう。しかし、よいクリエイティブ・ディレクターほどチームの仕事を率先して自身に割り当てます。それはチームと同じ目線で仕事をして、地に足を付けた仕事をするためです。ただ、覚えておいてほしいのは、仕事を自身でやり直すということではありませんし、チームのアイデアを無理に押し進めることでもありません。あなたの原点を忘れなければそれでいいのです。

 

9. 手を抜く

次の仕事のアイディアが浮かんだら、過去の実績を徹底的にリサーチ・観察し、過去の仕事がどのように行われたのかを調べるかと思います。細かい事柄もひとつひとつ入念にリサーチすることが今の仕事の成功を導きます。クリエイティブディレクターはそこで手を抜くべきではありません。

 

10. 周りと戦わない

企業の重要なポストにつくと、周囲の物事は変化します。請け負う仕事も政治的(ここでは組織の方針に沿ったもの)になるかもしれません。クリエイティブ・ディレクターは自らチームの前に立ち、プロジェクトをプレゼンします。チームの仕事を信じて、その場でプロジェクトがつぶされることのないよう、クライアントに立ち向かうこともディレクターの仕事です。

 

 

クリエイティブ・ディレクターは簡単な仕事ではありません。今まで様々な経験・実績があってこそ、今のポストがあります。

多忙な仕事で忘れがちな原点を思い返してみてはいかがでしょう。

 

この記事は「10 mistakes creative directors should avoid」を翻訳・参考にしています。

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