人生には負けるとわかっていても戦わなければならない時があるものです。
1軍クラスの異性に恋してしまった時、目覚めると出社時間の2分前だった時、体中の毛穴という毛穴から焼酎の香りを発散させながら「残業で遅くなった」と嫁に伝える時、仮病を使って会社を休んだもののうっかり散髪してしまった時……そして旅先で「顔ハメ看板」を見つけてしまった時、です。
あの穴に顔をハメても誰も得しないどころか、旅先にて異常にハイになった自分が画像として半永久的に残ってしまうあの甘い罠。後で振り返っても心に痛みしか感じないことなんて百も承知なのに、一度見つけてしまうとなぜか素通りできない能動的罰ゲーム――それが「顔ハメ看板」です。
そんなどこにでもあるようで、どこにあるか分からない顔ハメ看板の場所を探せて、かつユーザー同士で情報を共有して楽しむことができるユーザー投稿型のサービス【パネパネ】が先月29日、株式会社イー・フュージョンよりリリースされました。
▲【パネパネ】
なんでも同社によると、顔ハメ看板は、観光地ごとにご当地感の高いキャラクターや、店舗を象徴するキャラクターが用いられていることが多いため、記念撮影した写真をSNSやブログなどで共有される機会が増えているのだそう。
さらにコンテンツは顔ハメ看板ニストの塩谷 朋之さんが監修しているとのことで、「顔ハメ看板ムーブメント」のうねりを感じさせるアプリとなっています。
シネマート新宿さんにて、アタックナンバーハーフデラックスな顔ハメ看板。最近こういうような看板が続いているような気もしますが、偶然です。実寸大よりちょっと小さく作られているので、ハマるのにテクニックを要します。 pic.twitter.com/arG3iHrtE3
— 塩谷朋之 (@shioya20) 2016年4月22日
▲顔ハメ看板ニスト塩谷氏
2016年後半は「顔ハメ看板ムーブメント」から目が離せそうにないですね!