ロンドンの芸術大学のひとつとして有名なセントラル・セント・マーチンの学生が発表した作品が話題になっています。
ノードモエンさんはロボットが人間の労働力の代わりになるというテーマで、陶芸家ロボットをデザインしました。
その試作品には、ロボットアームにシリコン製の人間の指がついていて、陶芸家と同じ指の動きをプログラミングにより再現できます。
とてもシュールです。
この作品の基本的なシステムとしては、まずオンライン上の花瓶の画像を集め、それぞれの輪郭を抽出し、花瓶とはどういうものなのかを学習させます。
このように「花瓶のDNA」を機械学習させたあと、様々な花瓶の特徴をミックスさせることで、独自の作品を作るよう設計されています。
ロボットによる作品の数々。何とも言えない趣があります。
「この作品は、陶芸家の代わりのロボットを作ろうとしているというよりかは、疑問を投げかけているだけだ」「機械が職人の仕事を取って代わるとどうなるのか?というのを考えてほしい」と、ノードモエンさんは語っています。
この記事は「Charlotte Nordmoen’s Humanmade
robot designer could replace potters」を翻訳・参考にしています。