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EV車メーカー大手テスラ社の、知っておくべき20の真実

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本記事は、20 Intriguing Facts About Tesla Motors
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約5分59秒

テスラってどんな会社?

テスラ社は世界中に瞬く間に台頭し、今最も波に乗っている企業の1つですが、数年前までの様子は今とは全く違っていました。この会社は”従来の車より高性能なEV車を作る”という独自の理念のもと創設されました。

 

そして実際に、スピードや豪華さなどの項目で今までのガソリン車より良い性能の車を生み出しましたが、この方針により経済的そして法的に多くのトラブルを招くことにもなりました。

 

テスラ社の歴史と成功のカギ

今でこそモデルSといったヒット車を生み出していますが、この会社の歴史はロードスターという失敗作から始まりました。この失敗を乗り越え、テスラは以後成功を続けました。EV車の標準レベルを上げ、方針を変えながら自動車産業における革新の先駆けとなっています。

 

また、テスラ社を語る上で欠かせないのがテスラの父、イーロン・マスク氏についてです。この冒険心あふれる起業家無くしては、テスラやスペースXの成功はなかったでしょう。会社についての簡単な紹介はここまでにして、以降はテスラ社についての20の興味深い事実をまとめました。テスラ車のオーナーやマスク氏に興味がある人必見の内容になっています。

 

電源OFFからの解放

毎日、車の電源を切るのが煩わしく感じる人もいるでしょう。テスラ社のモデルSやモデルXはこの悩みを解決してくれます。なぜって、むしろ手動で電源を切ることができないからです。駐車後、これらの車はまるでパソコンのスリープモードの様に自動的に電源が落ちる様になっているのです。

 

テスラ社製ロードスターの数

社の生産したロードスター最初の100台は、1か月という時間をかけて作られ、1車10万USドルで販売されました。高価な価格設定にも関わらず、ロードスターは予想を大幅に超える予約数を獲得しました。

 

世界初、完全電気自動車型のセダンの開発

ロードスターの販売後、テスラは再び市場を得るために、会社の地位向上のために、そして会社内の不祥事を払拭するために大きな挑戦をする必要がありました。このような事情に後押しされて、2012年には社の象徴にもなるモデルSの販売を開始しました。

 

当時初の全電気自動車型のプレミアムセダンは、全項目の記録を塗り替え、瞬く間に社の売り上げ第一位の座を獲得しました。このモデルSは安全性、パフォーマンス、そして何より経済性を兼ね備えており、その登場は世界中からの近未来の自動車産業への期待値を大幅に上昇させました。

 

マスク氏が語る”ロードスターは失敗作”の理由

2016年の株主総会でマスク氏はテスラ社初代モデルであるロードスターが失敗作だったと認めました。2008年にテスラ社はイギリスのカーショートップギアを訴えました。理由はショーの主催者ジェレミー・クラークソン氏がロードスターの車高が低いなど悪評を言う姿が見られたためですが、イギリスの裁判所はテスラのこれらの訴えをすべて棄却しました。

 

夢の自動駐車機能の実現

テスラは既にモデルXとモデルS利用者たちに自動駐車機能を提供しています。アプリとの連携で、車は夜には自動的に車庫に車を駐車し、朝には迎えに来てくれます。こんな技術が今後普及するかもしれないと思うとわくわくしますね。

 

車のアップデートもワンタッチで可能に

テスラ車はスマホのアプリをアップデートするようにワイヤレスでソフトウェアの更新ができます。小さな変更から大幅な改変もボタン一つで可能なのはとても便利です。

 

広範囲での高速充電スタンドの普及

テスラ車を利用する全ての人々が素早く車の充電をするために、社は広範囲での急速充電スタンドの建設に着手しました。これらのスタンドでは短時間で長旅に備えての充電ができます。利用者によっては無料でこれらのスタンドを使えるのはうれしい特典です。

 

感染症防御も可能に

テスラのモデルSやモデルXは、社内の利用者を独特のメカニズムでどんなバイオハザードからも防御できます。HEPA空気清浄システムは有害ウイルスやバクテリアの侵入を防ぎ、医療レベルに清潔な空気を社内に送り込めます。また、空気圧を適切に保つために3つの異なるシステムを使用し、利用者の安全を守っています。

 

モデルE論争

企業がトレードマークの商標登録を中止する理由は様々です。今後名前ロゴの使用予定がないのかもしれませんし、法的なリスクを軽減しやり直す方ための戦略なのかもしれません。

 

商標登録は時として会社同士の衝突の原因となります。この場合はテスラと大手自動車メーカー、フォードとの間に衝突が起きました。どちらが法的に”モデルE”という商品名を使用できるかで2社は争い、結果的にテスラの登録は阻止されました。

 

テスラ社随一の高価な標準モデル、モデルX

モデルXは現在、自動車産業の中で最も安全なスポーツモデルとなっています。従来のようなSUVとしてだけでなく、家族や友人にも優しいスポーツカーとして設計されているからです。社がモデルX60D型の生産を中止したため、その価格は約9万ドルに到達し、さらに75D型に至っては販売価格厄12万ドルに跳ね上がっています。

 

株価の大幅な上昇

2010年にテスラは新規株主公開し、以降一時的な下落はあっても会社の株は1000%も上昇しています。

 

自動運転の技術への参入

2016年の10月、今後発表される彼らの車はすべて自動運転機能を搭載すると発表したEVメーカーがありました。テスラです。

 

この発表の際、12個の状態センサーと上空250mまで見えるカメラを含む8つのカメラによってパノラマ状態を作り、車周囲をぐるっと見渡せることを示しました。また、この車には雨や粉塵といった悪条件にも対応可能な強力な正面センサーも搭載していました。

 

革新的な技術の大半がオープンソース

テスラがただ、その他大手の字自動車メーカーと同じと思ったら大間違いです。2014年、マスク氏は彼らの特許情報は自由な利用が可能となることを宣言しました。この発表についてマスク氏は”テスラ社は持続可能な輸送を実現するためにあるためにある”と説明しました。

 

”どんなに魅力的な車を作っても、他社に勝つためにその技術の情報に蓋をしてしまっては、自ら作った目標に矛盾することになる”さらに、良い信念のもと社の技術を使う場合はいかなる訴訟も起こさないことを明言しました。

 

テスラ史上最も高価な車

現在、テスラの最も高額な車は改良型モデルSです。価格は驚異の20万5千ドルで、工場版の10万ドルも高価な価格設定になってます、

 

この車はテスラの公式技術、Tスポーツラインにより改変されています。他の車の基準を超え、素晴らしい内装や炭化繊維のボディ、特別なホイールなど9万ドル相当のアップデートの価値があります。

 

46500万ドルものローンを4年でほぼ完済

公式に上場してからまもなくテスラは、当時の大統領のバラク・オバマ氏から自動車製造先端技術インセンティブプログラムによって必要としていた資金を得ることができました。

 

ローンの総額は46000万ドルにものぼり、この資金でカリフォルニアに主要な製造施設が作られました。驚くことにこのローンの大半が期日より9年も前の2013年に返済されました。ローン返済後、マスク氏はアメリカの納税者に”我々はあなたたちが誇りに思うような働きをできたと思う”と感謝の言葉を述べました。

 

テスラ社以外では、フォードや日産といった大企業が同様のローンで巨額の融資を受けており、これらの資金を様々な資産に変え、新たな事業を生み出しています。

 

シリコンバレー初の自動車メーカー

シリコンバレーはiphoneを生み出したアップルや大手検索エンジンのgoogleを運営するアルファベットといった会社を輩出しました。しかし、これらの多くの会社はインターネットに関連しており、ここで名を上げた自動車メーカーは今までありませんでした。

 

逆にデトロイトは自動車メーカーの聖地とされており多くのメーカーを輩出しています。テスラ社は、カルフォルニアのパロアルトに自分たちのデトロイトを作っているのです。

 

テスラ社の本質は上記のインターネット関連会社たちに通鶴点があります。それは高い革新力とリスクをいとわない姿勢でしょう。この本質を考えれば、テスラが会社をシリコンバレーに置いたのも納得できます。

 

世界で3番目の加速力を持つ車

2012年にテスラは社の象徴ともなるモデルSを販売開始しました。さらに、4年後にはこのモデルのP100D型が全車種の中で加速力第一位という記録を打ち立てました。

 

このモデルではたったの2.28秒で60mphもの速度に達することができます。現在は数名以外この機能の使用は規制されているものの、ノルウェーやヨーロッパの国々では本モデルが売り上げ1位となっています。

 

世界最大規模のバッテリー工場

2013年にテスラはEV車の年間生産台数を50万台にする計画があると発表しました。この目標を達成するために、ギガファクトリー1はおそらく、世界で製造されているのリチウム電池の大半の製造を担うこととなります。2014年に日本のパナソニックはこの工場に50億の投資をすると表明し、多くの企業から注目されているのがうかがえます。

 

グーグルの傘下に入りかけたことも、、、

2013年にテスラはアルファベットの傘下に入りかけたことがあるそうです。マスク氏はgoogleの創始者であるライリー・ペイジ氏にテスラを売りかけたのです。これはテスラの新製品の欠陥による財政の悪化を鑑みてのことでした。この時、彼は幸運にもこの欠陥の原因にうまく対処することができました。

 

彼はまず、高齢の社員を解雇し、ハングリー精神や情熱あふれる若者を採用しました。そして、全支社から社員を集め、販売部門で車を売るよう指示しました。このことにより、仮契約で止まっていた予約を確実に購入につなげて、マスク氏は損害を取り戻すことができました。

 

 

創設者はマスク氏ではなかった?

テスラは2003年にシリコンバレーの二人の技術者によって創設されました。ただ、マスク氏はこの2人のうちのどちらでもありません。社の創設はマーティン・エバーハード氏とマーク・ターペニング氏によるものだったのです。

 

2004年にシリーズAの資金集めの時に初めて、マスク氏は会社の主要な経営陣に加わりました。彼はJBストローベル氏と引退したフットボール選手、イアン・ライト氏によって参加したそうです。

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