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Webデザイナー・インフルエンサーとして活躍するChris Coyierへのインタビュー Webデザインの今後を聞く

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Speckyboy is an online magazine for designers with its focus on sharing helpful resources, exploring new techniques, sharing useful tips, and inspiring you to build a better web.

本記事は、A Chat with Chris Coyier, Web Design Influencer & Entrepreneur
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約5分49秒

Webデザイン業界を揺るがす才能は、2つの全く異なる方法で影響をもたらします。 

 

1つは、ある概念を導入し、強制することによって、スキルアップに役立つような、説得力のあるコンテンツを作成することです。 もう1つは、人々がスキルを活用し、さらに磨くことを可能にするツールを作成することです。 

 

Chris Coyierは両方を経験したことがあるまれな人です。

 

それはすべてCSS-Tricksというブログ(コミュニティ)から始まりました。私たちがスタイルシートで素晴らしい成果をあげる手段を学ぶ助けとなるブログ(コミュニティ)です。それからCodePenが開発されて、私たちがデザインや開発技術をテストできる場を提供しました – その膨大なユーザーベースから得られたのは一つや二つに止まらないということは、もちろん言うまでもありません。

 

もちろん、Chrisはこれらの欠かせないリソースの全てをオンラインに公開する責任があります(CodePenの場合は部分的にそうです)。彼の有名なプロジェクトの経緯、CSSの将来、新エディタGutenbergについての彼の考えなどについて、Eメールで彼とチャットする機会を得ました。 以下が私たちの会話です。どうぞお楽しみください。

 

 

<Question>

 

あなたは、もちろん、今やWebデザイン業界における最も有名な人の一人です。タイムラインによると、あなたはソフトウェアのテストと印刷の仕事からキャリアを始めました。そして2007年までWeb業界に専業として参入しませんでした。

 

Webデザインへ興味を移したきっかけは何ですか?何か特別な瞬間がありましたか?

 

<Answer>

 

2007年、私は27歳でした。色々あったので、大学を卒業してからほんの数年しか経っていませんでした。

 

最初の頃はWebサイトの制作でお金をもらえるなら何でも良かったんです。その前に私は十数件のWebサイトを構築しましたが、それはただの趣味のようなものでした。例えば「バンドはウェブサイトを必要なんだよ」と頼まれたり、個人的なPRサイトが必要な人とか。最終的に人にウェブサイトを持たせるための理由づけから考えるようになったものです。

 

Webデザインと開発の取っ掛かりとし、私は他の何よりも本当にWordPressを信用しています。ドメイン名を取得し、サイトを設立し、それを簡単な方法で更新できて、(それは当時私にとってはCodaでした)、これは非常に力強いアイテムです。そしてあとはコンテンツが肝心だとわかっていました。確かにサイトをうまく運用するのはとても楽しかったですが、要するに大切なのはコンテンツだったのです。

 

 

<Question>

 

その2007年後半、あなたはCSS-Tricksを立ち上げました。 当時のこのサイトの目標は何でしたか?

 

<Answer>

 

当時私は半ダースのWordPressブログを立ち上げました。そしてそれらの半分を気の利いた参照コンテンツで埋めるというアイデアで、Google Adsを組み込みました。そしてそれで費用+ビール代を賄えるといいなと願う気持ちでいました。結局のところそれらのほとんどはうまくいきませんでした。

 

私がオンラインで維持できていたのは奇妙なことに、CSSに関するものだけでした。私自身とても興味があり、実際に書くのが好きな内容だったからです。当時私はこんな機能があったら助かるなということをただ書くだけの大規模なWebデザインコミュニティに全く気付いていませんでした。みんなが最初に何かを始めるとき同様、私もひどいものでした。

 

 

<Question>

 

CSS-Tricksが長年にわたって成長し続けられた秘訣は何だと思いますか?

 

<Answer>

 

最大の要因は一貫性です。CSS-Tricksでは、10年以上にわたって、通常1日に数回、新しい記事を公開しています。天才ではない人間として、それが今までの成長と成功への唯一の道だと思います。

 

 

<Question>

 

チュートリアルと情報の全体的な質の高さが際立っていますが、その高い水準を維持することは、やはり大変なのですか?

 

<Answer>

 

最近の技術系ブログでは、どの項目においても水準がかなり低くなっていると思います。エディタで実用的なデモを作成すること、書いていることが正しいかどうかを確認すること、少しだけ目立つよう補助的作用をすること…

 

私たちは同時に、水準を少し上げる方向に取り組むべきだと思っています。私はコンテンツという列車を運行させ続けることに、いくらかのプレッシャーを感じています。(みんなにとっては良いことですが。)

 

その風潮が意地でもそうしなければいけない雰囲気になると、ゆくゆくはそれがサイトの文化になっていくのです。時々私は思います。週に1つの記事しか公開しなかった場合はどうなるかな?そしてその投稿に10倍の努力を入れたらどうなるかな?と。私たちは最終的により多くの注目と関係性を得られるでしょうか?あるいは下回ることになるでしょうか?

 

大きな方向転換は難しいことです。しかし、それは良き考察の材料となります。

 

 

<Question>

 

CodePenは2012年に登場し、大成功を収めました。そのプロジェクトの馴れ初めについて教えてもらえますか?

 

<Answer>

 

CodePenの初期の頃は、主にCSSトリックのサービスを受けていました。 私はミニJSBinsやJSFiddlesのような、ブログ投稿に埋め込むことができるデモが欲しいと思っていました。これらのサイトはフロントエンドのコードデモとしては素晴らしいものだったからです。 そして今では共同創設者である何人かの非常に賢い友人の助けを借りて、自分でそれをやってみることにしたのが始まりです。

 

 

<Question>

 

『WordPress Digging』の著者でもあるあなたは、新エディタGutenbergについてどうお考えですか?その進化をどう見ますか?

 

<Answer>

 

とても賢いエディタだと思います。私はこれがリリースできて嬉しかったです。これは本当に巨大なプロジェクトでした。そして、このような大きな変革を世界最大のソフトウェアインストールベースに導入するかと思うと…私は大汗をかきました。小さいチームではそのような規模のリリースをすることはないかもしれません。

 

UXやアクセシビリティに関するすべての懸念を払拭できません。そこにあるすべての問題点を私は認識しています。私はアクセシビリティの専門家ではないので、それについて話すことはできませんが、少なくともUXに関してはもう2、3回のブラッシュアップが必要だと思います。

 

それでも、私はGutenbergが好きです。素晴らしいオーサリング体験ができます。ユーザーがエディターに期待している機能そのものです。つまり、ある意味では、革新を起こしたのではなく、期待に追いついたのだと私は考えています。

 

他の点では、Gutenbergはかなり革新的です。導入からすぐに、カスタムブロックのコードを作成する能力をユーザーにもたらします。そういうところから、最も創造的な力が生まれると思っています。

 

 

<Question>

 

さて、ここで全体像についての質問があります。 

 

ブラウザ、CSS、JavaScriptのすべての進歩により、今後5年間でWebインターフェイスはどのように変化していくと思いますか?

 

<Answer>

 

大事なのは、すべてがどれだけ速く動くかということです。 何事もスタンダードはあっという間に変化しています。ブラウザの読み込みもどんどん早くなります。

 

 

<Question>

 

忙しい生活を送っているようですね。 どうやっておくつろぎですか?

 

<Answer>

 

私は外で何かをするのが好きです。 今は初夏なので、ここオレゴン州ベンドではマウンテンバイクのシーズンです! 他にも、クローハンマーバンジョーを、昔からの音楽友達と演奏するのが好きです。 しかしもちろん、私の小さな家族、妻のMirandaと1歳8ヶ月の娘のRubyと一緒に過ごすのが大好きです。

 

 

<Question>

 

最後に、告知しておきたい未来の大きな計画はありますか?

 

<Answer>

 

何事もやり過ぎないのが一番です!

 

私は自分自身のためのストレスを管理するために、あまりにも多くの異なることに同時に取り組むべきではないと何年も前に決めたので、CodePen、CSS-Tricks、そしてShopTalk show だけに取り組むことにしました。それだけは守るようにしています。 

 

ですから、私が何か仕事をしているのであれば、これらのプロジェクトに直接関することか、それらのサービスに関するもののどちらかです。今回時間を割いてくれたChris Coyierに感謝します! 

 

Chris Coyierについてもっと知りたい方は、彼のウェブサイトをチェックしてください。 またCodePenユーザーであれば、そのPROに含まれるすべての製品を必ずチェックしてください。

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