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【フォント特選】エレガントでクラシック!他には代えられない規律と魅力

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本記事は、Elegant Fonts: Most Popular Typefaces, Best for Webfonts
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約8分12秒

エレガンスは見る者の目に宿ります。フォントの選択について、様々なタイプの専門家やグラフィックデザイナー、クリエイティブな出版社、あるいはブランディングの専門家の言うことに耳を傾けると、とても複雑になります。良しとするもの、美しいもの、あるいは許しがたいものの基準は人それぞれです。だからこそ本能を信じなければならないわけですが、しかし正しい選択をするときには情報に基づいて決定を下す必要があります。この記事では、様々な場面で使用できる美しい、エレガントでクラシックなフォントを紹介しましょう。そのうちいくつかは歴史的なフォントから派生したもので、他のフォントには代えられない規律と魅力にあふれています。

 

Bodoni

モダンスタイルの支持者であるGiambattista Bodoniは、天才的な印刷工であり、そしてフォント制作者として知られていました。彼は何百ものフォントをつくり出し、2万5千以上もの仕事のために博物館が建てられたほどです。彼は大衆に向けてだけでなく、イタリアの貴族階級のためにも仕事をしていました。

 

彼の仕事は近代運動の名前として、重要な資質を代表していました。垂直方向の強さ、鋭さ、ヘアラインセリフ、あるかないかのブラケット、そして太字と細いヘアラインとの組み合わせに重きを置いた彼の仕事は、大変な流行になって他の活版製造所にも取り入れられました。

 

近代的な型のものは人文主義的な傾向から乖離しすぎているとして批判されることもありますが、このフォントが真にエレガントでロマンティックであるという評価はゆるぎなく、広告や見出しに素晴らしいバランスを与えてくれます。現在利用されているBodoniフォントは Morris Fuller Bentonによって制作されたもので、オリジナルのBodoniフォントの細部はいくつか省かれているものの、依然として様々な業界の目的に適応しています。

 

Requiem

このとてもエレガントなフォントは16世紀の書き方手本のイラストを基盤とし、ルネサンスの人文主義を賛美するものです。グーテンベルクによる印刷機の発明に続く時代には、手書きのテキストに基づくデザインが流行しました。ルネサンスのはじまりとともに興味は移りゆき、古典期のローマの柱や記念碑に刻まれた大文字に基づいた、碑文のようなレタリングに焦点が当たるようになりました。

 

こうした時代の中でライティングの名人が現れ、産業の中で重要な位置占めるようになります。Requiemは巨匠 Ludovico Vicentino degli Arrighi にインスパイアされて制作されたものです。彼はローマ出身のカリグラファーで、エレガントなアルファベットの書き方手本として、1523年に『 Il Modo de Temperare le Penne』を執筆しました。同書においては、幾何学的な制約を排除したゆらぎのあるレンダリングの魅力が提唱されています。

 

Arrighi の仕事においては大文字に焦点が当てられ、小文字のフォントは創作されたものとなっています。それにも関わらず小文字は大文字を補い、現代的な用途のために理想的なフォントとして本質的である装飾が含まれているのです。

 

Didot

200年以上の間、Didotはことに高級な雑誌にとって重要なフォントであり続けてきました。オリジナルのDidotはパリで生まれ、タイプデザイナーのFirmin Didotに因んで名付けられました。彼はこんにち、フランスのモダンスタイルを喚起する一連の新古典主義のフォントによって記憶されています。

 

Didot家は活版製造、出版、印刷などの分野で働き、フランスの印刷ないしデザイン産業おいて大きな功績を残しています。Firmin Didotには数多くのフォントデザインがあり、Giambattista Bodoniのイタリアでの仕事に似た彫刻的で均整のとれた独特のデザインを行いました。彼の仕事は近代的なフォントとして普及し、垂直方向の強さ、細かなヘアラインと太字、そして細かいセリフとのコントラストに、類似点を見いだすことができます。

 

現在使用されているDidotは、1991年にAdrian Frutigerによって、同名のデザイナーの作品に基づいて制作されたものです。Harper’s Bazaarが刷新においてこのフォントを用いたことによって、Didotは高級感のあるフォントの代名詞となりました。Didotは間違いなく、この雑誌の伝統と同様に息の長い古典的なエレガンスを有しており、それはきっと次の1世紀にも及ぶでしょう。

 

Most Usable Elegant Fonts

Museo Sans

Museo Sansは丸みを帯びた形となめらかな曲線が美しいエレガントかつスマートなフォントで、Museoという姉妹フォンによく似た特徴を持っています。非常に細いバージョン、あるいは反対に太く重いバージョンのどちらを用いるとしても、このフォントはテキストないしタイトルを人目を引く読みやすいものにしてくれます。OpenTypeの機能を備え、エスペラント語を含む多数のCE言語に対応しています。

 

Bombshell Pro

Bombshell Proは人間らしい感情をたたえた、おしゃれで洗練されたカリグラフィー様式のフォントです。文字同士の長いつながりによって、レタリングは完成度が高くリアリティーを感じさせる見た目になっています。デジタルの署名の作成にも適しているでしょう。以下の800個以上のグリフを含みます。

 

・ターミナルレター
・異体字
・ローマ数字
・symbols for formatting など

 

Soin Sans Pro

Soin Sans Proは本格的なデザインとして広く用いられている、フォーマルかつカジュアルなフォントです。巧みなカーニング、最適化された間隔、幾何学的な比率、そして人間本位の比率によって特徴付けられています。清潔感を感じさせる直線的強さがあり、無数のグリフ(スモールキャップス、異体字、小数、等幅ライニング、合字、ユニケースを含む)、また11個の太さ(Thin light からObliqueまで)を備え、コンテンツのフローから任意のタイトルを巧みに引き離します。

 

Mandevilla

Mandevillaは繊細な美しさを帯びた、豪華な手書きのフォントです。手書きの文字を表すための理想的なツールであり、美的なフィニッシュングストロークやスワッシュを持っていて、少し癖のある見た目をしたセミセリフのファミリーの代表格と言えます。以下のように、おおよそ千のグリフと2百以上の代替を備えています。

 

・大文字と小文字
・大文字の代替
・基本的なグリフ
・数字
・句読点
・38個のオーナメントの追加セット

 

ITC Avant Garde Gothic

ITC Avant Garde Gothicは個性あふれるフォントです。このとりわけ本格的なフォントは、制作チームは有名なアバンギャルドの雑誌のロゴタイプによるインスピレーションを受けて制作されました。70年代後半に制作されたオリジナルのフォントを成熟させて改良したもので、デジタルバージョンは以下をそろえています。

 

・5つの太さ(うち4つはコンデンスド)
・代替文字
・合字
・文字のエクステンデッドセット

 

Thirsty Script

Thirsty Scripはレトロなフォントで、ノスタルジックな美しさを持ったあらゆる作品に調和するでしょう。見た目に反してフォントの構造には最新の特性が組み込まれており、現代的なプロジェクトにうまく適合するよう配慮されています。こうしたヴィンテージと現代性との両立によって、古風な魅力を備えたエレガントでシックなフォントになっています。6つの太さがあり(Thin Light から massive Blackまで)、オールドスタイル数字、コンテキスト代替、合字、デザインのバリエーションがそろっています。

 

Core Sans N

Core Sans Nは様々なプロジェクトのニーズを満たすことのできる大きなファミリーで、54個のフォントがあります。中立的で基本的な形体でありながら、巧みにネオグロテスクの特徴を調和させ、以下の要素を備えています。

 

・3つの幅(Condensed、Normal、Extended)
・9つの太さ(ExtraLightからExtraBoldまで)
・広範囲な文字組への対応
・等幅ライニング数字、幾何学形態, ブロック要素、矢印などへの対応

 

Amelia

Ameliaはフェミニンで可愛らしいフォントです。幾何学的であるといわれますが、細部の柔らかさと繊細さを失わず、テキストと見出しの両方に適しています。直立ないしイタリック、またカリグラフィックのバージョンなど、16個のバリエーションがあります。

 

Pluto

Plutoはなめらかな形と柔らかいエッジの、大きくどっしりとした見た目のフォントです。50個以上のプロダクトからなる巨大なファミリーの一部をなしており、16個の直立ないしイタリックのバージョンから構成され、様々な特徴を持つ32個のフォントがあります。こうした多様性によって、長いコピーの表現や、短い見出しにユニークなタッチを加えるとなど、様々な目的に用いることが可能になっています。以下の通り、OpneTypeの形式で利用可能です。

 

・グリフのエクステンデッドセット
・少数
・異体字
・等幅ライニング数字など

 

Avenir

Avenirはすっきりとしていて清潔感があり、グラフィックデザイナーに最も人気のあるフォントの一つです。幾何学的な魅力とスイスの魅力を備えた古典的なサンセリフ体フォントで、直立とイタリックのいずれも読みやすいものとなっています。12個の太さがあり、以下の重要なシンボルを含んでいます。

 

・ラテン文字
・句読点
・そのほかの文字

 

Pluto Sans

Pluto Sansは Plutoの姉妹フォントであり、よりビジネスライクな見た目で、シリアスで力強い雰囲気と親近感のある美しさを両立しています。大きめのエックスハイト、最適な間隔、そしてなめらかな幾何学形態によって、長いテキストを気軽な雰囲気に見せるのに適しています。さらに8つの太さ、2つの幅、OpenTypeの機能、そして様々な言語へのサポート、基本的な文字組などが揃っています。

 

Mercury Script

Mercury Scriptは可愛らしいスワッシュを持ち、装飾的でわずかにヴィンテージらしい雰囲気のなかにシックな上品さを感じさせます。署名や手書きのテキストを理想的なかたちで擬態したフォントで、組み合わせが容易な3つの太さがあります。コンテキスト代替ないしスタイル代替、補完的な要素の追加のパック、スモールキャップス、デフォルトの数字、等幅ライニング、合字などがそろっています。

 

Carolyna

前の例と同様、Carolynaはカリスマと風変わりな印象を備えた、スタイリッシュで、繊細かつなめらかなカリグラフィーフォントです。美しいスワッシュとスタイル代替、装飾的に見える素敵なfinishing touchesの文字があり、OpenType機能のあるアプリケーションではとてもよく作動します。

 

Intro

Introはどのようなプロジェクトにでも使いやすい汎用的なフォントで、タイトルや長文のテキストの表現に適しています。簡単に組み合わせられる50個の独特なスタイルと太さがあります。大変な読みやすさと最適化されたカーニングを誇り、あらゆる規模の仕事に整合します。グリフのカバレッジもすばらしく、様々な言語で話すためのたくさんのシンボルがあります。

 

Trola

Trolaは繊細なセリフが強調された伝統的な幾何学フォントで、ゆったりとした清潔感を感じさせます。強力な構造は様々な長さの見出しやタイトルに適しており、10個のスタイルと代替文字、大文字、小文字、等幅ライニング数字などを含むOpenType機能を提供します。

 

Mishka

MishkaはMercury Scriptのような過度の装飾性はないものの、しかし前の例のようなさりげない装飾的な魅力があります。バランスのとれた魅力のあるフォントで、強い形態感とアーティスティックなテイストを備えており、以下の標準的なカテゴリに分類できる多数のグリフがそろっています。

 

・標準の文字組
・スタイル代替
・コンテキスト代替
・スワッシュ
・合字
・等幅ライニング

 

Diamonds

Diamondsは伝統的な幾何学フォントとは一線を画すテクノな雰囲気のフォントで、未来的な作品にぴったりです。アバンギャルドなテイストのなかに遊び心を感じさせ、オリジナリティーあふれる新鮮さがあります。以下の通り、重要なグリフは一通りそろっています。

 

・少数
・異体字
・合字
・基本的なラテン文字
・数字
・その他のオーナメント

 

Samantha Script

Samantha Scriptはバランスよく巧みに最適化されたフォントで、ロマンティックでかわいらしい個性を感じさせます。調和を感じさせる伝統的なカリグラフィーのフォントで、見出しや短いコピーに適しています。千以上の文字、異体字、スクワッシュ、オールドスタイル数字、オーナメントを備えています。

 

Saint Agnes

Saint Agnesはなめらかな手書き風のフォントで、少しやんちゃでエレガントなねじれを持っています。スタイル、太さともに1種類しかないため使用方法に限りがあるように思われますが、グラフィックデザインのスパイスとして最適ではないでしょうか。OpenTypeの形式で使用でき、標準的な機能がそろっているはずです。

 

Calluna

Callunaは小さなセリフが豊富な一般的なフォントで、読みやすく目を楽しませてくれ、長いコピーをエレガントに見せることができます。シリアスでエレガントな雰囲気でありながら、少し挑発的でもあります。8つの太さ(LightからBlackまで)、イタリックバージョン、スモールキャップス、合字、数字、その他のグリフがあり、書籍、カタログ、パンフレットなどの印刷媒体の制作にも適しています。

 

本記事では、完成され、洗練されたフォント取り上げてきました。これらのフォントは程よい細部を持ち、そしてタイポグラフィーの歴史の中の重要な出来事を喚起します。単にどのように見えるかではなく、タイポグラフィーを変化させたその仕方においてこそ、フォントはエレガントでありうるのです。

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