マーケティング

マーケティング

PR

ブランドストーリーを利用して顧客のエンゲージメントを高める方法 SNSにおける海外の実例

Sprout Social

本記事は、How to engage customers on social with brand storytelling
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

1,666 views

読了時間 : 約4分7秒

ソーシャルメディアにおけるブランドのストーリーは、認知度が高まるにつれて顧客への影響が高くなり、新しい顧客層の獲得に繋がります。あなたが設定するストーリーはブランドがいかに顧客から認識されるかに繋がります。

 

唯一無二のブランドストーリーを設定するには、各ソーシャルメディアのプラットフィームを巻き込んでいく必要があります。あなたの企業の信条やポリシーをソーシャルメディアに適切にのせることはチャレンジングなことです。

 

The Manifest and Smart Insightsの調査によると、24%のソーシャルメディアマーケッターは「あらたまった戦略をなくす」ことが彼らのチャレンジであると言っています。「ソーシャルメディアは不可欠ですが、企業のマーケット戦略においては複雑なところです。」Clutch 社のコンテンツライター兼マーケッターのKristen Herholdは言います。

 

良いニュースとしてはエンゲージメントはそんなに難しい問題ではないということです。必ず達成できます。的確な顧客層にアピールできたならば、フォロー数もクリック数もTweet数もついてくるはずです。

 

 

顧客を知る

ソーシャルメディアで顧客に発信する前に、だれがあなたのブランドの顧客であるのかをしらなければなりません。

 

方法の1つとしては、顧客ペルソナを設定することです。カスタマーレビューやソーシャルメディアプラットフォーム、Googleアナリティクスからデータを集めてペルソナを作成することができます。顧客のニーズや願望、欲求にブランドストーリーがマッチすれば、顧客に親近感・繋がりを感じさせることができます。これから、ブランドストーリーで顧客を惹きつけることに成功した4つブランドの例をご紹介します。

 

 

リソースを作成する

ブランドと繋げるリソースは顧客にとって便利で役立つものでなくてはなりません。例えば、レストランで使用されるToastは、飲食店のオペレーションで役立ちます。

 

BtoBのサービスでの別の例は、Signalというカスタマーアイデンティティの企業です。下の画像は、彼らのeBook市場でのマーケット指針2019年版についてのTwitterの投稿です。

 

 

 

 

Signal社はデジタルマーケットに多様なリソースを提供しています。彼らのコンテンツからは、本業同様に彼らのコミュニティーを大切にし、成功してほしいと考えていることが見てとれます。もしあなたがブロガーであれば、eBookなどを複数のソーシャルメディアアカウントで使用していてください。投稿する内容ができれば、内容が人間らしくあなたらしいものであるか確認してください。

 

 

Shinola社のブランドストーリーの例

ブランドストーリーは物語ではじまらなければなりません。ラグジュアリーな製品を扱うShinola社を例に見てみましょう、デトロイトの製品やそのクオリティを強調した内容になっています。どのようにブランドが物語や企業の基盤としてのコミュニティを利用するかを見る良い例となっています。

 

「私たちはデトロイトには歴史だけでなく、未来があることを知っています。」とShinla社のWebサイトではうたっています。

 

物語は続きます、「進化する世界において、他とは異なるかたちで我が社は歩みを進めてきました。人生は意図する方向につくれる、我が社の製品のように、と信じています。我が社の歩みは、ひとを幸せにするものを作る時間そのものであり、また同じパッションで働く仲間との時間でした。」この企業はデトロイトに自転車のワークショップやレザー製品工場を持ち、最近ではホテルも開業した企業です。

 

ではShinola社はソーシャルメディアにおいてどのように彼らの物語をつづったのでしょうか。

 

最初に、Shinola社はInstagramでホテルのグランドオープンの動画をリリースしました。

 

動画ではデトロイトでホテルがライトアップされている様子を映しています。だからといってあなたがソーシャルメディア上で顧客を獲得する為にホテルを開業しないといけないわけではありません。あなたはどのように顧客に物語を語ればいいか知るだけで良いのです。

 

あなたのビジネスはどの地域に根ざしていますか、またどのような事業を成していますか。
あなたのコミュニティの物語をあなたの従業員や顧客にシェアしてください。

 

 

あなたのコミュニティからのコンテンツを使う

Shinolaは自社のコンテンツと顧客自身がつくるコンテンツとの繋がりを持っています。
顧客がShinolaから時計を買った際には、ソーシャルメディア上で#MyShinolaとともにシェアするように促します。Instagramだけで12,400もの投稿があげられています。

 

Intrepid Travelは少人数のグループ旅行に特化した企業です。彼らは、潜在的な顧客向けに、実際に自社で旅行をした顧客の写真を用いて自社サービスのすばらしさをアピールしています。あなたの顧客を巻き込んでハッシュタグを利用させましょう。またはブランドの物語を語る際に既存顧客の写真を用いましょう。

 

 

利益還元をする

The Tote Projectは彼らの利益の10%をTwo Wingという性的売買の被害者支援の非営利団体に寄付しています。彼らのかばん製品はすべてカルカッタの性的売買の被害者か貧困によって強制されそうな女性によってつくられています。The Tote Projectのオーナーはそれらの女性たちに仕事も提供しているのです。

 

The Tote ProjectはTwitterやInstagramやFacebookで彼らのミッションに関する内容を投稿しています。注意喚起や仕事の提供、利益の還元によって性的売買を断ち切ろうとしています。あなたは10%の寄付をする必要はありませんが、コミュ二ティーへ利益還元するということは顧客の関心を惹きつけることができます。

 

 

信じるもののために立ち上がる

The Tote Projectのように、企業は何かの問題に対して立ち上がる必要があります。
ソーシャルメディアマーケティングのプランを作成する際に、あなたはあなた自身そのものであうる必要があります。あなたの企業とは何か、ということです。Sprout社の#BrandsGetReal studyでは66%の人々が、企業は実際の問題に取り組むべきであるとしています。

 

あなたの企業のソーシャルメディアキャンペーンを企業やあなたの顧客が信じているものと結びつけるべきです。ホームレスを支援することや貧困から女性を抜けださせることや環境問題に取り組むことです。

 

 

最後に

あなたの企業のブランドストーリーは、顧客もあなたのコミュニティも彼らが自分の一部だと感じられるように作成するべきです。コンテンツが作成できたらシェアしてください。まずあなたがすべきことは物語の内容はどのようなものか決めることです、そして顧客もその物語を知ってくれると信じてください。

おすすめ新着記事

おすすめタグ