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一度は訪れたい! 世界の歴史的名所トップ17

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本記事は、17 Most Popular Historical Places In the World
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約6分0秒

世界には、人が造ったものであれ、自然であれ、素晴らしい場所がたくさんあります。毎年、何百万人もの人々が、友人や家族と休暇を過ごし、新しい体験をするために、世界の各地からそういった場所へと集まります。また、多くの素晴らしい歴史的な名所もあり、どれが最も驚異的なものであるかを決定することは困難です。

 

とはいえ、この記事では、色々なデータを慎重に分析し、操作した上で、最高の名所をリストアップしました。すべて、毎年何百万人もの観光客を魅了している場所です。次の休暇には、どこを訪れたいですか? ぜひ、世界で最も人気のある17の歴史的な名所をご覧になり、参考になさってください。

17. コルコバードのキリスト像

画像引用元:Wikimedia

 

これは、ブラジルのリオにあるアールデコのイエス・キリスト像で、1922年から1931年にかけて建設されました。高さ39.6メートル、台座9.5メートルの世界最大の彫刻です。標高700mのティジュカ森林公園内にあるコルコバード山の山頂にあって、その重さはなんと約635トン、成長した雄の象90頭分に相当します。南米を代表する建造物です。

16. アンコールワット

画像引用元:Wikimedia

 

世界最大の信仰の名所であるアンコールワットは、現在のカンボジアのアンコールに位置しています。ヒンドゥー教と仏教を起源とするクメール帝国の強力な王の一人、「スーリヤヴァルマン2世」によって12世紀に建てられました。アンコールワットは、ヒンドゥー教と仏教の文化がうまく融合し、クメールの富、芸術、文化の証となっており、訪れる価値のある素晴らしい場所です。アンコールワットの近くには、バイヨン、タ・プロム、アンコール・トムなど、人気のある寺院がたくさんあります。

15. クレムリン

画像引用元:Wikimedia

 

1482年から1495年にかけて建設されたクレムリンは、「都市の中の城塞」という意味で、皇帝から現在のプーチン大統領まで、国の支配者の住居として使用されてきました。アメリカ合衆国で言えばホワイトハウスのようなものです。クレムリンの近くには、スパスカヤ塔やイワン大鐘楼など、賞賛すべき歴史的建造物がたくさんあります。

14. コロッセウム

画像引用元:Wikimedia

 

ローマは常にイタリアの誇りであり、これからもずっとそうでしょう。何世紀にもわたって、ローマは古代の美術品、陶器、武器のふるさとであるだけでなく、古典派、帝国ローマ様式から近代ファシズム建築まで、建築の傑作を保持しています。コロッセウムはまさにその中のひとつです。

 

これは全世界で最も大きな円形闘技場で、紀元1世紀頃に建てられました。ローマ帝国初期には、剣闘士の闘い、野獣の見世物、キリスト教徒の処刑などに使われていました。現在、コロッセウムのほとんどのエリア、特に今でもきちんとした構造の床と地下は立ち入り禁止となっています。

13.自由の女神像

画像引用元:Wikimedia

 

自由の女神像は、ニューヨーク市にある新古典主義の彫刻です。設計者のフレデリック・オーギュスト・バルトルディとギュスターヴ・エッフェルは、フランス国民からの贈り物としてアメリカ人にこの像を贈りました。トーチと銘板を掲げて足元に壊れた鎖を持つローマの女神の像で、元のフランス語には「世界を照らす自由」という意味があります。毎年、何百万人もの観光客がこの地を訪れ、自由の女神像を目にしています。この像は自由の象徴であり、観光客や移民を歓迎する景色となっています。

12. イースター島

イースター島は、ラパ・ヌイ族によって作られた887体のモアイ像で有名です。イースター島はチリの西、太平洋上に位置し、ポリネシア・トライアングル【ハワイ諸島、ラパ・ヌイ、アオテアロアの3点を結んで出来る三角形】の最南東端にあります。モアイ像は主に火山灰と玄武岩で造られました。1995年、ユネスコはイースター島を世界遺産に登録しました。

11. ストーンヘンジ

画像引用元:Wikimedia

 

ストーンヘンジは、イギリスのウィルトシャー州にある歴史的建造物で、基本的には大きな立石を円形に並べたものです。考古学者は、紀元前3000年から紀元前2000年の間に建設されたと考えています。研究により、ストーンヘンジの建設はいくつかの段階を経て完成したことが分かっています。

 

この先史時代の遺跡をめぐっては、その誕生と利用法について、多くの議論があります。超自然的な力が働いたとする説や、火葬場や儀式を行う場として使われたとする説など、様々な説があります。1986年、ユネスコの世界遺産に登録されました。

10. ティカル

画像引用元:Wikimedia

 

ティカルは、グアテマラの熱帯雨林にあるマヤ文明の古代都市遺跡です。マヤの建造物の中で最も保存状態が良いものです。かつては、財宝探しの場所としても有名でした。古典期にはティカルがマヤの政治、経済、軍事作戦のほとんどを支配していたことを示す多くの証拠があります。歴史上ではそういうことですが、この名所は、冒険と感動の面でそれ以上のものをたくさん提供しています。

9. マチュ・ピチュ

画像引用元:Wikimedia

 

マチュ・ピチュ(スペイン語で古い峰、という意味)は、インカ文明を象徴する建造物です。ペルーのクスコ地方、ウルバンバ(聖なる谷)の上にある山の尾根にあります。多くの考古学者は、1438年から1472年にかけてインカ帝国のパチャクティ皇帝のために建てられたと信じています。

 

マチュ・ピチュの他にも、インカに関連する遺跡は数多くあり、そのひとつである「3つの窓の神殿」は、誰にとっても魅力的な場所です。2007年には「世界の七不思議」のひとつにも選ばれています。

8. ククルカン神殿

画像引用元:Wikimedia

 

「エル・カスティージョ」としても知られるククルカン神殿は、現代のメキシコにあります。この寺院は、マヤの神ククルカン、「羽毛の蛇の神」に捧げられています。春分の日と秋分の日には、弱い太陽がピラミッドの北東の角に当たり、北西の柱に三角形の影をいくつも落として、ピラミッドの縁を羽の生えた大蛇が這っているような錯覚に陥るのだそうです。背筋がゾクゾクするような体験ができるかもしれません。

7. パルテノン神殿

画像引用元:Wikimedia

 

パルテノン神殿は悲惨な状態にありますが、それでもヨーロッパで最も有名な歴史的建造物のひとつです。紀元前5世紀に建てられ、ギリシャ神話の女神アテナに捧げられた神殿でした。アテネ帝国の最盛期である紀元前447年頃に建造されましたが、紀元前480年のペルシアの侵攻で一部が破壊されました。

 

紀元6世紀末には、神の母マリアを祀るキリスト教の教会に改築され、その後、オスマン帝国の支配下で、1460年代初めにモスクに改築されました。1657年、ベネチアの砲撃で再び包囲されたものの、その基本的な構造の主要な部分がまだそのまま残っているのは奇跡に近く、構造の美しさを増しています。

6. 万里の長城

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万里の長城は、石材と土砂で作られた一連の城塞です。何段階かに分けて建設され、後に合体して万里の長城と呼ばれるようになりました。中でも最も有名なのは、紀元前220年から206年にかけて、中国の初代皇帝である秦の始皇帝が築いたものです。万里の長城の主な目的は、中国帝国を北の大草原からの遊牧民の群れから守ることでした。「世界の七不思議」のひとつで、月からも見ることができます。

5. スコータイ県

タイの北中部に位置するスコータイの街は、かつて紀元前13世紀に強大なスコータイ(シャムまたはタイ)王朝の首都だったところです。スコータイは「幸せの夜明け」を意味し、数百年もの間、シャムの首都として君臨しました。この廃墟の街には、数多くの歴史的な寺院やモニュメントがあって、いずれも修復され、ユネスコの世界遺産に指定されています。

4. ペトラ

画像引用元:Wikimedia

 

ペトラはヨルダンにある古代都市で、もともとはラクーム(薔薇の都)と呼ばれていました。紀元前312年に設立され、アラブ系ナベツネ人の首都として使用されました。ペトラは、建造物に使われている石の色から薔薇の都とも呼ばれ、ある作家は「人類の文化遺産の中で最も貴重な文化財のひとつ」と表現しています。

 

2007年、スミソニアン誌はこの街を「死ぬまでに見ておきたい28の場所」のひとつに選びました。ペトラは1812年、スイスの探検家たちによって発見され、1985年にはユネスコの世界遺産に登録されました。毎年、何百万人もの観光客がこの地を訪れ、今まで感じたことのない何かを体験しています。

3. ヴォルビリス

ヴォルビリスは、古代マウレタニア王国の首都でした。紀元前3世紀に建設され、ローマ帝国の最も重要な周辺集落のひとつとなり、多くの素晴らしいモニュメントが残されました。1912年から1956年までのフランス領モロッコ時代に、フランス人によって初めて発掘されました。現在もほとんどの部分が未発掘ながら、ヨーロッパにおける古代ローマ帝国の遺跡の中で最も保存状態の良いもののひとつとなっています。

2. ギザのピラミッド

画像引用元:Wikimedia

 

紀元前2560年頃に建設された伝説のギザの大ピラミッドです。エジプトのギザのピラミッド群にある3つのピラミッドのうち、最大かつ最古のピラミッドです。「クフ王のピラミッド」「チェオプスのピラミッド」とも呼ばれます。「世界の七不思議」の中で、ギザのピラミッドは4500年以上にわたって現存する最古のピラミッドです。

 

エジプト学者によると、このピラミッドは第4王朝のファラオ・クフに捧げられたものと考えられていますが、どのようにして作られたのかについてはまだ大きな謎が残っています。長年にわたり、ピラミッド建造の謎を説明するために、多くの魅力的な理論が提供されてきました。

1. タージ・マハル

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最愛の妻を偲んで建てられたタージ・マハルは、愛と情愛の象徴です。ムガル王朝第5代皇帝シャー・ジャハーンが、妻ムムターズ・マハルの生前を偲んで建てたものです。全体が純白の大理石で造られ、「世界の七不思議」のひとつに数えられています。1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。

 

毎年、何百万人もの人々、特にカップルがその美しさを見るためにここを訪れますが、現在、大気汚染によって白大理石の品質が低下しているため、地元政府は観光客の訪問を制限しています。

 

というわけで、今回は世界の人気歴史スポットをご紹介しました。他にもあるでしょうか? もしあれば、ぜひ教えてください。

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