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【デザイナー向き】アフィニティフォトはポストAdobe Photoshopとなり得るのか?

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本記事は、Is Affinity Photo About to Replace Adobe Photoshop?
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約4分10秒

アフィニティフォトはポストAdobe Photoshopとなり得るのか?

Adobe Photoshopの競合他社は、これまでにも数多く存在してきました。 PixelmatorやGIMPなどのソフトウェアは、長きに渡ってAdobe Photoshopに追いつけ追い越せと奮闘してきましたが、Photoshopには及びません。 27年間にわたりその地位を確立し、いつも業界を先導してきたPhotoshop。時には例外もありましたが、基本的に写真編集業界でその地位が揺らいだことは間違いなく一度もなかったと言えるでしょう。
今日は、業界をリードするツールとしてAdobe Photoshopに置き換わる可能性のある次期ソフトウェアをご紹介します。 それはAdobe Photoshopよりはるかに低い価格を誇るCross-platformのソフトウェアパッケージであるSerifによるAffinity Photoです。
PhotoshopとAffinity Photo、両方のソフトウェアの特徴を細かく対比し、どのように異なるかを検証していきましょう。

デザイン

Adobe Photoshopのデザインが悪いとはいえませんし、使い勝手にも問題はほとんどありません。 しかし、Affinity Photoはソフトウェアデザインにおいて新世代のものを採用しており、アイコン化とポジショニング、全体的な間隔とレイアウトまで、Photoshopを圧倒的に凌駕します。 ソフトウェアのデザインをわかりやすくすることに焦点を当て、各要素に疑問を呈し、他の真似をしているだけではないのは明らかです。
このデザインは、アイコンやパネルに過度に情報が詰め込まれているわけではなく綺麗にまとまっており、さらにウインドウを分離することができ(上記を参照)視覚的に非常にわかりやすいという面も備えています。
デザインにおいてはAffinity photoに軍配が上がるでしょう。

カスタマイズのしやすさ

どちらのソフトウェアもカスタマイズ性に優れています。 Photoshopは、幅広い拡張機能やプラグイン、フィルタなどの機能をインストールできるという点で、Affinity photoよりも優位です。 特に便利な機能のひとつとして、ショートカットを一からカスタマイズできるものがあります。包括的なショートカットセットを使用して、または独自の設定を使用して、生産性を迅速かつ簡単に向上させることができます。 パネルを分離したり、ツールバーをカスタマイズしたりする機能もあるので、可能性は無限大です。
この項においてはAdobe Photoshopに軍配が上がるでしょう。

パフォーマンス

Mac上で両方のソフトウェアを試してみてわかりましたが、Affinity PhotoはAdobe Photoshopに比べてスピーディに大きな写真ファイルの操作ができました。 エクスポートにかかる時間は両者ほとんど変わらずでした。
また、そのサイズをMac上で比較した時、Addinity photoは344 MB、Adobe Photoshopは881 MBのサイズ感で、Affinity photoインストールにあまりスペースを取らず、軽量ながらPhotoshopと同様に多くの機能を搭載しています。 しかし、Photoshopにはデフォルトの編集機能以外にも幅広く広範な機能が搭載されており、これは業界のスペシャリストたちにとって無くてはならないものなので、サイズが大きくても選ばれる理由なのです。
どちらかと言えば、Adobe Photoshopに軍配が上がるのではないでしょうか。

価格

価格については比べるまでもなく、Affinity Photoが優位です。
Adobe Photosのスタンダードプランは月額12ドルで、しかもこれは一年間の契約をした場合の価格なので、そのプランを途中で打ち切った場合はさらにキャンセル料金が発生します。
一方、Affinity Photoは49.99ドルで一回購入してしませばそれ以降、毎月の手数料や諸々の費用、年間契約での縛りなどは一切ありません。Adobe Photoshopをたった4カ月使用するのと同じ費用で、Affinity Photoは一生涯使い続けられるのです。
Affinity Photoの圧勝です。

メンテナンス

Affinity photoのソフトウェア開発陣はとても優秀で、専門的な知識をしっかりと持っています。開発元であるSerifが、業界をリードするPhotoshopを追いかけて試作したこのAffinity photoですが、新機能を積極的に搭載し、バグの修正も迅速に対応してきたので高い評価を受けるようになりました。
Photoshopにおいては、更新があまり頻繁に行われない時期がありました。最近ではソフトウェアをアップデートは定期的になされるようになりましたが、当時のイメージを払拭することは難しいでしょう。
よってこの面でもAffinity photoが優位です。

フューチャーセット

Adobe Photoshopの機能のパッケージには膨大な量があり、それゆえ広く一般的に使われています。Affinity photoも使い勝手の良い、よくデザインされた機能を提供している面もありますが、それと同じレベルとまではいきません。Photoshopに見られるような突出した機能はまだ提供できていませんが、革新的でユニークな多くの機能を備えています。
ハイエンドフィルタ、30種類のライブブレンドモード、非常に正確な選択ツール、柔軟なエクスポート設定などが盛り込まれているところは見逃せませんが、それでもまだ老舗のPhotoshopにはかないません。
これに関してはAdobe Photoshopがまだ先をいっています。

可能性

そのツールが今後生き残る可能性があるかどうかは、最も重要視されるべき側面です。Affinityのソフトウェアは、これから常に業界の標準として他を牽引することができるでしょうか?残念ながらその答えはいいえです。
デザインソフトの転換には、ソフトウェアチームの長きにわたる多くの努力を要します。
Affinity photoは確かに、Sketchと同じように業界標準のユーザーインターフェイスデザインツールとして、次世代のPhotoshopと言えるでしょう。写真については、スケールが桁違いです。
写真の編集はとてもポピュラーで、グラフィックデザイナーやマーケティングチームはもちろんのこと、アマチュアやプロの写真家も同様に利用しています。 Photoshopはその名前を写真編集と同じ意味で使われるほど、写真編集を代表するツールです。Photoshopを聞いたことのないフォトグラファーはまずいないでしょう。ブランドとしてのその知名度は、コカ・コーラにも匹敵するほどです。
一方、Affinity photoも、革新的な技術を発展させ、価格競争を促進して、とてもいい影響を与える立場にいます。

あなたはどちらのツールを選びますか?

全体的に、Affinity photoは優れたツールであり、Photoshopよりも優れている面は多々ありますし、中小企業やPSDファイルタイプのままにする必要のない人にとってはとてもいいと思います。強くお勧めもできます。しかし、Photoshopが決定的な打撃をうけ、その地位を明け渡す日が来るまでは、Affinity Photoが業界標準のツールとしてポストAdobe Photoshopになるとは今のところ思えない。
Affinity photoとAdobe Photoshop、あなたはどちらをお好みですか?

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