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【UIデザインのプロトタイピングとは】UI/UXリサーチにおけるニーズとツールの活用 その具体的な事例3選

本記事は、Understanding Project Work in Digital: UI/UX Research UI/UX Research
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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一枚の紙を手にとってインタフェイスのプロトタイプを作りはじめる前にすべきことはないでしょうか?ありますよね!

 

ビジネスを他者のタスクの実行に依存している代理店の成功に、秘密はありません。それはチームのモチベーションとビジネスプロセスの効率性という二つの要因に基づいています。モチベーションが問題であるなら、チームが生産性の低い作業に時間を費やす一方で、給料を支払うということになります。そしてビジネスの前進になんの助けにもならない過ぎてしまった期限、低品質のプロダクト、そして不満な顧客という問題に直面するでしょう。

 

本記事では、ユーザーインターフェイスのプロトタイピングというプロセスについて触れたいと思います。

 

顧客からの指示

 

私たちが代理店として出発したとき、顧客からの指示を正確に遂行することで品質を提供しようと考えていました。しかし長い期間と経験を経て、顧客の指示というのは正面から実行されるべきものではないという理解に至りました。それは言ってみれば患者によって書かれた医療用カードのようなもので、顧客自身が解決したい問題を知るために役立てるのが良いのです。

顧客の問題を研究するために顧客からの指示を利用し、何度かミーティングして担当者と話したことを確認してください。その結果として申し合わせを行い、一種のプロジェクト憲章としてプロジェクトについての主な情報がすべて含まれた文書を作成する必要があります。

 

しかしもし顧客の要求に応えられず、提案したソリューションが受け入れられないとしたら、どのようにしてプロダクトに関する計画を立てたらいいのでしょうか。ここではプロダクトに関わる他の重要な関係者–オーディエンス、つまり将来のユーザーの声に耳を傾けることを提案します。

 

UI/UXリサーチ

この段階をUI/UXリサーチと呼びます。この段階ではプロダクトのすべての可能性のあるオーディエンスを決定し、彼らのニーズを明らかにし、そしてそのニーズを満たしうるツールを決定するために、顧客の担当者を交えてブレインストーミングを行います。このプロセスは見かけほど明確なものではありません。プロジェクトの内部にいる顧客は、多くの場合オーディエンスを識別するのに失敗します。同様に、幾らかのニーズは分析の網にかかりません。すべてのオーディエンスとニーズを正しくリストアップするには、相応の時間と注意が必要です。

 

その結果として、それぞれのオーディエンスのニーズとそれに対応するツールのリストができあがるはずです。オーディエンスはそれぞれに多数のニーズを持っており、各ニーズに対しては複数のツールで対処する必要があるでしょう。様々なオーディエンスの様々なニーズのために、ツールを繰り返して利用することができます。

 

このコンセプトをより簡単に理解するために、いくつかの例を見ていきましょう。

 

Association of Interactive Agenciesの場合

Association of Interactive Agencies (AIA)は、地元産業の変革を目的としたロシアの43のデジタルエージェンシーの連合です。同連合のためにウェブサイトを開発に際して、私たちはUI/UXリサーチを使用しました。リサーチを行なう中で、ウェブサイトを利用する主要なオーディエンスとして関連機関、潜在的なメンバーである機関、そしてサービスを利用しようとしている顧客の3つを特定しました。

 

これらのオーディエンスは明らかに、それぞれに異なるニーズを抱えています。顧客は事例や賞から検討することによって適した代理店を見つけようとしています。潜在的なメンバーは連合の活動に興味を持っており、参加するべきかどうかを決定しようとしています。そして最後に、メンバーはセルフプロモーションやマーケティングインテリジェンスに興味を持っています。以上の機能の全てを1つのWebサイトに、どのように組み合わせることができるでしょう?

Consumer Electronic Brandの場合

多数の地方の支店や様々な言語のウェブサイトを持つ家電ブランドのための統合プラットフォームを制作した事例を紹介します。これはUI/UXリサーチにとって、ありふれたタスクではありません。しかしながら「観客▶︎ニーズ▶︎ツール」という定式に従って、言語の制限や文化的な特殊性を迂回することができます。そしてブレインストーミングの結果、慎重にデザインされたツールでカバーできる15のニーズを持つ6つの主要なオーディエンスがわかりました。

 

ただし、リサーチをどの程度詳細に行うかというレベルを設定することは重要です。たとえば徹底的なマーケティングの専門家が、100以上の異なるニーズで最大10~20のオーディエンスのグループに区別したとします。結果としてそのリサーチは使いづらいものになるでしょう。主要な要素のみを扱うように心がけてください。もちろん、新しく発見したニーズを開発プロセスにおいて処理しようとすることは可能です。しかし事前に計画されている膨大な機能は、プロジェクトをデザインするにはあまりに重苦しいものにしてしまうでしょう。そしてあなたも顧客も、そこから利益を得ることはありません。

Sherpahire.comの場合

私たちのお気に入りのプロジェクト– Nepalese trekking guide booking サービスの事例をご紹介しましょう。ネパールを訪れる観光客向けの、このAirbnb風のサイトの開発にあたり、私たちは得意のUI/UXリサーチツールを適応しました。このプロジェクトが新規事業であることから権威とメディアのような小規模のオーディエンスを捨て、観光客とガイドといった二つの主要なユーザーのグループにまず焦点を当てました。

まとめ

願わくは、この記事で紹介してきたUI/UXリサーチの適応事例がより良いデジタルソリューションの開発に役立ちますように。主要部分に集中して散らかったあれこれを取り除くことができれば、優れてクリーンなプロダクトが出来上がるでしょう。

 

もちろん、UI/UXリサーチテーブルは優れたインターフェイスへの道のりの一ステップにすぎません。このあとツールをウェブサイト構造のページ上で正しく配置し、プロトタイプを作成し、デザインする必要があります。

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