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2019年のFacebookのマーケティング動向と好機を捉える勘所 SNSマーケティング戦略の参考になる詳細データ

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本記事は、Facebook marketing: What’s working in 2019?
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約4分49秒

Facebookマーケティングは2019年においてどのような傾向があるのでしょう?この記事では、マーケティング担当者がFacebookをどのように活用しているか、最新の調査結果をご紹介したいと思います。

 

Facebookを活用したマーケティング戦略を成功に導くためには、最新トレンドを常に監視し、Facebookの最善の利用方法に沿っていることを確認するべきです。Quintly氏は、マーケティング担当者がFacebook活用のポイントやその戦略からの学びをまとめた調査結果を発表しています。

 

彼らは、Facebookの投稿を活用した戦略がどのような変化を遂げているのかを導き出すため、1億500万件を超える投稿を調べ上げました。

 

まず、最も興味深い調査結果をご紹介します。

 

 

最も人気の高い投稿は依然としてリンクタイプである

 

 

あなたがFacebookに投稿しようとするとき、どのような種類のコンテンツにするべきか検討しようとした場合、これまでの投稿から視覚的コンテンツがより有効であるという文章を読んだことがあるかもしれません。

 

しかしながら、Quintly氏が調査した結果、投稿の54.9%がリンクタイプであることが判明しました。写真は投稿の29.1%、動画は14.1%を占めています。ステータス投稿が1.8%しか占めていないのも無理はありません。

 

 

この数値は必ずしもリンクタイプの投稿が他のタイプより効果的であることを意味するわけではありませんが、情報記事やあなたのページの紹介投稿などを手早く共有したいときに最も簡単な選択肢になります。ステータスタイプはもはや主流ではなくなったため、リンクタイプは新しいコンテンツを公開するための2番目に簡単な方法といえます。それに対して動画はアップロードに時間がかかり、Facebook戦略では慎重な計画が必要です。

 

 

 

画像 VS 動画

 

画像は小規模なFacebookページで最も人気のある投稿タイプで、リンクより高い人気を誇ります。最大10,000人のファンをもつページの場合、画像がコンテンツの54%を占め、リンクは35%を占めます。1000万人以上のファンをもつページでは、画像より動画を好むようであるという傾向も興味深いです。実際、画像はコンテンツの25%しか占めておらず、リンクが53%、動画は22%です。

 

大規模なページは、他に比べ動画が頻繁に利用されているようです。これはおそらく、戦略投資として予算とリソースが多いことにも起因しているでしょう。

 

皆さんが次に気になる疑問は、どのタイプの投稿が最も高いインタラクションをもたらすのかということでしょう。

 

 

 

 

全コンテンツタイプのインタラクションを分析

 

 

最も利用頻度の高い人気の投稿はリンクタイプかもしれませんが、インタラクションの観点で最も多いのはビデオタイプです。

 

・動画のインタラクションは画像よりも65%高い。

・画像のインタラクションはステータスタイプより105%高い。

・ステータスタイプの投稿のは、画像よりインタラクションが50%少ない。

・リンクのインタラクションは動画より72%少ない。

 

 

この調査結果から学ぶことができるのは、動画がFacebookで魅力的コンテンツとなりつつあるということです。ただ、あらゆるページで頻繁に独自の動画を作成。投稿することは現実的ではありません。したがって、画像など他の高インタラクションと組み合わせながら利用することが推奨されると言えます。

 

リンクタイプも新コンテンツを共有する簡単な方法ではありますが、動画に比べるとインタラクションの点では劣ると言わざるを得ません。

 

あなたのページのインタラクション数や比率を活用する良い方法として、量よりも質に焦​​点を合わせることが挙げられます。リンクタイプを3件投稿する代わりに1つの動画を投稿するとどうなるでしょう?この試みはあなたのエンゲージメント率とそのページへの影響を確かめるための良い実験になるはずです。

 

 

 

 

理想的な投稿の文章の長さはどれくらいなのでしょうか?

 

FacebookのFAQとして挙げられるものとして文章量に関する問い合わせがあります。正しい答えも間違った答えもないものかもしれませんが、ページ管理者がどのような投稿を心がけているのかを理解しておくことは有用です。

 

回答のうち、「51〜150文字」を使用する割合が最も高く40.4%でした。次いで25.3%は「151-300文字」を使用しています。その後は、13.5%が「50文字以下」で「300文字以上」というのはわずか12.5%に止まりました。

 

この数値は、コンテンツ自体に魅力があれば、長い説明文は必ずしも必要ではないことを意味します。例えば魅力溢れる画像や動画を投稿した場合、フォロワーの注目を集めるのに壮大な説明文は不要です。それどころか、リンクのみの投稿の場合には、その投稿を行った理由をつらつらと説明する必要があるかもしれません。

 

フォロワーがあなたかの投稿に何を期待しているのかを理解するため、様々な投稿の長さを試してみてはいかがですか。ときには絵文字だけでも十分な場合もあることに驚くかもしれません。

 

 

 

 

 

投稿に最適な曜日は?

 

 

この質問への簡単な回答は、あなたのページのインサイト情報を参照し、フォロワーにとって最も魅力的な曜日を確認することです。また、他のページがどのような曜日に自分のコンテンツを投稿しているのかを見ておくことも役立ちます。

 

Quintly氏によると、平日と比較し週末の利用は13.3%以上のインタラクションが記録されています。

 

原因としては以下のことが考えられます。

 

・ページ管理者が平日に投稿をスケジューリングしている場合は競争が少ない

・空き時間にFacebookを利用している人々

 

どちらの場合も、通常の投稿とは異なる日時に試して反応をうかがって見ることをお勧めします。

 

 

 

 

人々はリアクションを活用しますか?

 

利用者がより創造的に自己表現をできるよう、Facebookは「投稿へのリアクション」を導入しました。「いいね(like)」の利用が依然として最も人気ですが、2018年の利用動向としては「超いいね(love)」の反応も増えてきいます。

 

 

 

 

「超いいね(love)」と「うけるね(haha)」のリアクションは人気が高いようです。このことは異なるコンテンツには別々のリアクションを示す手段を用意しておくこと重要性を示していると言えるかもしれません。

 

誰かがもし「いいね(like)」の代わりに「うけるね(haha)」を使用した場合、それはあなたの投稿がいつもより楽しいものであったことを意味するでしょう。このように、あなたの投稿がもたらす感情とそれを最も自然にリアクションできることを考えておくことは非常に役に立ちます。

 

 

 

 

 

次に注目すべきことは?

 

Facebookマーケティングにおける常識の変容を知りたい場合、これら調査結果はすべて非常に役立ちます。オーガニックリーチのみに頼ることは今日のFacebook社会では難しい戦いとなるかもしれませんが、人々がどのように投稿にインタラクションをもたらしているか理解することも有益です。

 

エンゲージメント率向上のため、あらゆるコンテンツタイプや掲載タイミングを試してみることを恐れないでください。

 

それぞれの試行錯誤がインタラクションやリアクションにどのように影響するか小さな気づきを積み重ね、自身のページを最適なものへとブラッシュアップしていきましょう。

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