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2020年、SNSマーケティングにおける5つの新しいトレンドをご紹介します!

ClickZ

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本記事は、Five key social media trends that will shape 2020
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約5分37秒

ソーシャルメディアの未来はどうなっていくのでしょうか?この記事では、ブランドのソーシャルメディアマーケティングが成功する1年にするために、5つの重要なトレンドをご紹介します。

 

要約

 

・成功と定義づける指数が「いいね」ではなくなる時期が到来。

 

・2020年は、より多くのブランドが発信力の向上や競合他社との差別化など、自社の「存在感」の改善・向上に取り組む年に。

 

・Snapchatのような人気のソーシャルチャンネルへの移行が早ければ早いほど、ブランドが初期のケーススタディになる可能性は高い傾向に。

 

・会話型AIが、2020年におけるビジネスの将来を保証する最良の手段に。

 

2020年に注目すべき5つのトレンド

 

2020年は、ソーシャルメディアを最大限に活用したいマーケターにとって、チャレンジとチャンスに満ちた新年になるでしょう。

 

2019年はソーシャルメディアマーケティングにとって非常に興味深い年でした。トレンドや認知度の上昇だけでなく、マーケティング戦略における新しいテクノロジーの新興もあった年が2019年です。

 

今までのマーケティング戦略を振り返り、2020年にはどうアプローチしていくか考える時が来ました。

 

では、2020年の注目すべき5つの重要なトレンドをご紹介します。

 

「いいね」に代わる成功指数

 

Instagramは、「いいね」数を非公開にするという興味深いテストを開始しました。

 

「いいね」数の非公開はあくまでテスト段階で、正式なものではありません。しかし、肯定的な反応が相次いでいます。

 

つまり2020年は、マーケティングの成功は「いいね」の数ではなく、コンテンツのエンゲージメントと品質にシフトする年になる可能性があります。

 

成功と定義づける指数が「いいね」ではなくなる時期がきたのです。

 

そうなると、インフルエンサーの顔ぶれが変わり、ブランドがインフルエンサーとコラボする方法も変わってくる可能性もあります。

 

「いいね」の数が多い投稿に対して、批判的な考えを持つことは決して悪いことではありません。

 

私たちに必要なのは、「いいね」の数へのフォーカスではなく、ソーシャルメディアをもっと面白くするものにフォーカスしていくことです。

 

ブランドの個性を取り入れる

 

ソーシャルメディアマーケティングの大きな課題は、競合他社よりも目立つことです。また、
最初の数秒でオーディエンスの関心をひくことが重要です。

 

2020年は、より多くのブランドが発信力の向上や競合他社との差別化など、自社の「存在感」の改善・向上に取り組む年になるでしょう。

 

ソーシャルメディアは私たちの日常生活の大部分を占めるようになりましたが、ソーシャルメディアの「存在」はまだ十分ではありません。

 

そのため、ソーシャルメディアマーケティングにおいて成功するためには、革新的で魅力的な新しい方法にトライし続けていかなければいけないのです。

 

たとえば、賢明な生の声(コメント)というものは、顧客間でのブランドに対する親和性を高めるのに有効です。

 

魅力的なトピックに対する機知に富んだコメントでさえ、ブランドの認知度向上に貢献します。

 

機械ではない人間らしいマーケティングアプローチは、信頼を構築し、ブランドと顧客の関係を親密なものにすることができるのです。

 

重要なのは、ブランド戦略をソーシャルメディアマーケティングに取り入れて、意思決定をより積極的に行えるようにすることです。

 

巧妙な投稿で短期的な成功を収めることができますが、ブランドに対するイメージを熟考した思慮深い戦略は、ROIに結び付けられる長期的な結果につながる可能性があります。

 

新しいチャンネルの探索

 

ソーシャルメディアは目まぐるしく変化し続けているため、最新のトレンドに遅れずについていくことが重要となります。

 

たとえば、2019年の最大のトレンドの1つはTikTokで、最もダウンロード数の多いソーシャルメディアアプリとなりました。

 

TikTokは過去12ヶ月で目覚しい成長を遂げ、2020年にはより多くのブランドが情報を発信していくことが期待されています。

 

FacebookやTwitterなどの大手企業と比較すると、まだまだ未発展段階ではありますが、TikTokの台頭はユーザーに焦点を当てた創造的な表現の需要が高まっていることを強調しています。

 

誰もがTikTokに精通しているわけではなく、おそらくそれに関することが新年の抱負になるでしょう。

 

Snapchatのような人気のソーシャルチャンネルへの移行が早ければ早いほど、ブランドが初期のケーススタディになる可能性は高くなります。

 

TikTokの場合、魅力的なコンテンツとして際立っているものを理解し、この戦略を全体的な戦略にどのように模倣できるかを理解することで、すべてのソーシャルメディアチャンネルの創造性を向上させることができます。

 

ソーシャルメディアコマース

 

それぞれのソーシャルメディアでは、異なる目的を持つこともできます。

 

Facebook、Instagram、Pinterest、および他の多くのチャンネルは、ソーシャルメディアを介して簡単に商品を購入できるようになっています。

 

Facebookストア、または「買い物可能な」製品にピンを立てるオプションは、有料ソーシャルマーケティングに大きな予算を持っていない企業にとって非常に役立つでしょう。

 

大きなブランドになると、クリエイティブな投稿を「買い物可能な」ディスプレイに変えて、マーケットが携帯電話に代わるという絶好の機会です。

 

 

また、経営幹部にとってはソーシャルメディアがどのように販売につながっているのか理解できることや、マーケターにとっては新しいアイデアの仕入れができるということは心強いものです。

 

ソーシャルeコマースは2020年にさらに成長し、物理的なショッピングとオンラインショッピングをより良くリンクさせるでしょう。

 

ソーシャルチャネルを通じて販売をより簡単かつ直接的なものにするということは、パーソナライズやチャットボットが大きな役割を果たします。

 

ここで表れる新たな課題は、ソーシャルメディアマーケティングがコンバージョンへのシフトを反映するために販売ファネルと統合です。

 

アトリビューションタッチポイントは、より大きな目標にどのように貢献しているかを理解するために、多くのチャネルにおいて重要にものになるでしょう。

 

会話型AIの統合

 

ソーシャルメディアで見られるもう1つの大きなトレンドは、コミュニケーションとカスタマーサービスを改善するためのAI(人工知能)の活用です。

 

チャットボットとマーケティング自動化はすでに多くのマーケティング戦略に統合されており、マーケティングにおけるAIマーケットは発展し続けていくでしょう。

 

ソーシャルメディアでの競争が激化するにつれて、ブランドはさらなる努力が必要になってきます。

 

ソーシャルメディアでは、オーディエンスがどんなに多くても、できるだけ早いレスポンスが必要とされています。

 

Gartner projectsの新しいレポートは、顧客とブランドとのやり取りの85%が2020年までに自動化されると予測しています。

 

会話型AIは、2020年におけるビジネスの将来を保証する最良の手段になるでしょう。

 

新しいチャレンジへ

 

私たちが新年を迎えるときには、常に新しいトレンドがあります。

 

しかし、このすべてのトレンドを試す前に、現在の戦略にとって何が最も効果的かを確認することが重要です。

 

確認していきましょう!

 

・チャンネル
・指標
・ROI
・ツール
・内部システム

 

戦略には何が足りないのか、何が効果的なのか、どのように最新のトレンドを効率的な戦術にシフトできるか、戦略に補うべきギャップを探しましょう。

 

新しいチャレンジへ向かう準備はできましたか?

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