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rel=prev/nextを使わないページネーション!Googleの意図を分かりやすく解説!

Yoast

The mission of Yoast is SEO for Everyone. We want to give everyone the opportunity to rank in the search engines. Our SEO plugin, blog posts, and online courses should enable both large companies as well as small websites to attract the traffic they desire.

本記事は、Google says it doesn’t use rel=prev/next for pagination
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約3分12秒

GoogleがGoogleシステムの仕組みを知っているのかどうかさえ、疑問に思うことがたまにあります。検索システムは日々複雑となり、その動向を見守っている人たち沢山もいます。昨日の”発表”で、Googleは実はここ何年も検索エンジンでrel=prev/nextを、使用していないことを明らかにしました。つい最近までは推奨されていたはずのマークアップ言語にも関わらず、です。

 

今回の話題は?

 

ウェブ業界では常識ですが、URLや違うページに飛ぶ際の言語として、何年も前にrel=prev/nextが開発されました。2011年、関連ページに紐づいたこれらのリンクを使用し始めたのがGoogleです。今ではほとんどのサイトで利用されています。YoastのSEOにも自動的に追加されたので、利用しているユーザーも数多くいます。Googlebotの”賢さ”はどんどん成長し、どんな手助けも不要なほどその性能はアップしています。

 

ページネーションに公式文書を用いる賢いSEOもあります。Googleがプレッシャーを感じている存在でもあるその公式発表というのが、こちらです。

 

 

分かりやすくて簡単だと思いませんか?ページネーションを変更することで、ネットサイトにどのような影響があるかはまだはっきりしていませんが、例えば1万個の商品を1つのページにまとめて表示するのは大変でしょう。

 

昔からの教訓

 

現在は削除されていますが、ウェブマスターに関するページネーションコンテンツには、次の3つのオプションがGoogleによって展開されています。

 

以下引用:

 

・何もしないこと。ページネーションは一般的な機能なので、いくらコンテンツが多岐に渡ったとしても、ユーザーに一番関連性の高い結果を表示しましょう。

 

・全ページプレビューの実行。検索する側はたいてい、一つのページで全体のカテゴリを見ようとします。なので、ユーザーの探している結果が見つかったら、検索結果は全て表示しなければなりません。rel=”canonical”のリンクを追加し、Googleに[全て表示]バージョンが表示されることを確認してください。

 

・rel=”next”、rel=”prev”、ヘッダーなどを使って、URL同士のコネクションを表示してください。きちんとヒットすれば、順序通りページが表示されて一番初めにそのページに辿り着くことが出来ます。

 

引用終わり

 

ページがすぐに完成しても、簡単に削除しないでください。アップデートのヒントが何か見つかるかもしれません。他に便利なものがあっても、変更などせずに削除して整えましょう。rel=prev/nextを用いたGoogleオリジナルのブログも、新たに運営されています。

 

Googleの主張とは?

 

Googleの性質上、Googlebotがあれば十分次のページのリンクを解析することが出来るので、強力なrel=prev/nextは不要です。

 

 

かといって、全てのrel=prev/nextを削除すればいいというわけではありません。

 

 

また、Googleの他にもウェブサイトがあることを忘れてはいけません。Bingの Frédéric Dubutが言うには、ページの検索やサイト構造の把握のためにrel=prev/nextを用いることはあっても、ページ同士のグループ化やランキングのためには使用されていないようです。

 

 

今すべき事とは?

 

Googleがどのような動きを新たに見せるのか、この騒動をただ見守っているだけではいけません。他にも考えるべきことは沢山あります。

 

・内部のリンク構造を徹底し、細かなコンテンツにも気を配りましょう。何をしたいのか、サイト訪問者にどうしてもらいたいかを明確にするのに非常に重要な作業です。

 

・[単一ページ]と長いスクロールには気をつけてください。サイトの見た目とSEO対策の観点の両方で見ても効率が悪く、あまりオススメ出来ません。

 

・とにかく言えるのは、慌てないことです。

 

YoastのSEO対策への影響は?

 

Yoastは長いことWordPressのページネーションを担当しています。先ほど述べたように、検索エンジンがrel=prev/nextなどを元にどのようにページをまとめて表示するのかを決定し、そのために必要なことを随時自動アップデートしていくのです。

 

索引ページコンテンツを変更したのは、つい最近のことです。元々アーカイブのページには索引が付いていませんでしたが、このままではいつまでたってもサイトをフォローしてもらえない、ということをGoogle側からは度々指摘されていました。ようやく、2ページ目に索引がないことや、必要な時にサイト内の記事にリンクがないことは良くないと思い始めたのです。

 

今ではサイトも見やすくなり、よりベストなページネーションが出来るよう、常に意見を出し合っています。適切なページネーションが常に求められているので、表示するものとしないものを判断するGoogleの検索機能も、ますます性能が上がってきています。

 

ウェブサイトは、一瞬一瞬の全てが正常に機能していることに意味があるのです。ページネーションは他のシステムにも大きく作用する機能です。いわゆる”普通のページ”を作るのであれば、索引をつけないほうが良いでしょう。

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