Instagram bioをフル活用するためのアイデアは、日々生まれていますか?
現実社会は、毎日が戦いです。
Instagramにとって重要な要素を、これら150文字で表現しなくてはなりません。
つまり、フォロワーや顧客が商品やサービスを目の当たりにする最初の窓口になっているということです。またそれだけでなく、販売促進に直接繋がるリンクとしての機能も持ち合わせています。
小さなスペースであれ、きちんと考えなくてはいけませんね。
Instagram bioが、”上手く”機能していない、クリック率に繋がっていない、と感じているあなた。我々がサポートするので、焦る心配はありません。
Instagram プロフィールの仕組み
bioを作成する方法は、一つではありません。
コピー&ペーストして利用可能なbioテンプレートはたくさんありますが、ぜひオリジナルのものを作成してください。
なぜなら、コピー&ペーストして作成したものはあまり目立たないからです。それよりも、ブランド理念を明記する方法やクリック率を稼ぐ方法を探した方がよっぽどいいでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか?よくぞ聞いてくれました!
CTAボタンを設置する
実際にフォロワーに望んでいることは何でしょう?
サイトのチェック?購入?ハッシュタグの共有?
どのアクションにせよ、それをハッキリと示すことが重要です。
いくら分かりやすいInstagram bioでも、顧客にとって分かりづらいリンクでは意味がありません。受け身の姿勢ではなく、彼らにアクションを起こさせる必要があります。
例えばYetiでは、#BuiltForTheWildというハッシュタグをつけて商品に関連する写真を共有することが推奨されています。
他にもBelloroyでは、トラフィック機能を使ったリンクや絵文字入りの文章が使用されています。
いかがでしょうか?
ブランドのハッシュタグを目立たせる
無論、ハッシュタグはInstagramにおける中心的な存在です。
では、どこに設置すればより効果が発揮されるでしょうか?
大抵のブランドは1つか2つしかハッシュタグがつけませんが、もっとたくさんつけることも可能です。Instagram bioにあっても、検索でプロフィールがヒットするとは限らないことも、頭に入れておきましょう。
TeeFuryでは2つのハッシュタグが使われているので、ユーザーの作成したコンテンツ促進へと繋がっています。
bioリンクとしてだけでなく、ハッシュタグにはそれ自身でCTAとしての機能も果たします。例えば、TeeFuryのハッシュタグ経由でクリックすることで、フォロワーはユーザーの作成したコンテンツや商品に直接たどり着くことが出来ます。
リンクについて検討する
Instagramでは、投稿1つに対して1つのリンクしかbioに貼れません。
それは、どのようにカウントされているのでしょう?初心者は、まずはそのリンクがブランド理念に基づいているかを確認してください。HPへのリンクを貼るのではなく、URLをカスタムしているブランドがほとんどです。
それには2つの意味でメリットがあり、1つはURLを短縮出来ることと、もう1つはInstagram内でクリックされた時にデータをトラッキング出来るということです。
例えば、BitlyやTap.bioというツールを利用すれば、面倒な手間や煩わしさなしにリンクのトラッキングを行うことが可能です。
同様に、購入フィードのリンク(下記にCuralateの2Buyリンクの例があります)を用いている小売業者やネット販売を行っている企業もたくさん存在します。
もしリンクを複数にしたいのであれば、LinkTreeというツールがおすすめです。カスタマイズやトラッキングなど、多数の機能を兼ね備えています。
SkillcrushのInstagram bioは、極めて簡潔です。
それでもLinkTreeを通じてクリックすれば、ユーザーはたくさんの選択肢の中から欲しいものを探すことが出来ます。
また、最新のリンクが適切に貼られているかどうかも確認してください。変化の激しいプロモーションを行っているのであれば、特に必要不可欠な作業です。
自分の個性を光らせる
Instagram bioは、必ずしもビジネス仕様である必要はありません。
150文字以内でブランド理念を表すために、クリエイティブな方法がいくつかあります。
例えば、有名なブランドは最小限のアプローチしかしない場合がよくあります。キャッチフレーズやハッシュタグにたくさんの文字を組み込まなくても、十分存在感を示すことが出来ているのです。
また個性を出すためには、絵文字がよく使用されます。Suavecitaでも絵文字が多用され、我々がよく目にするものは絵文字リストのファーマットから使用されています。
さらに、ユーモアを取り入れる手段もあります。Viking booksのbio(“素晴らしい本を出版しているので、その写真をまとめます”)も非常に優秀で、プロフィールを目立たせるために、コメディベースでないアカウントからは想像もつかないような方法取り入れられています。
ブランドバリューが一目で分かるキャッチフレーズや文章も、bioとしては非常に強力です。例えばNorth Faceでは、自社のミッションを明確に定義しており、セールスブランドとして売り出すことは一切ありません。
大抵のInstagram bioはリスト化されている
これまでの例を見ても分かるように、ほとんどのブランドは表示がリスト化になっています。
その理由としてあげられるのは、一目で内容を把握しやすく、読みやすいからです。長い文章や段落を読みたくない人は多いので、このように大事なメッセージを素早く伝えることは賢いと言えます。
またモバイル端末で見ているユーザーが多いので、そのような場合にも効果的です。
さらに、リスト化されたInstagram bioはあらゆるタイプのビジネスにも対応可能です。
美容ブランド?地方のレストラン産業?Eコマース企業?とにかく調べまくってください。簡潔でパンチの効いた表現であればあるほど、クリエイティブの可能性はもっと広がるでしょう。
リスト化する文章のテンプレート例を、ここでご紹介します。
・キャッチフレーズ、または簡単な企業理念
・ハッシュタグ
・位置情報
・CTA
・Bioリンク
文字数を最大限活かす
URLを短縮する以外には、あまり文字数を減らす方法はありません。
しかし、ローカルビジネスにおいては特にそうですが、プロフィールを設定することでスペースを省略することが可能です。
例えば、プロフィール欄に、アドレス、電話番号、メールアドレス、業種などを表示すれば、不要な文字を減らすことが出来ます。
このことを覚えておけば、ミニマリストの方でも安心です。
Instagram プロフィールのお手本ベスト18
さて、ここまではInstagram bioの事例をご紹介しました。いよいよ、実際に作成する番です。
そのお手伝いとして、我々はおすすめのbioをいくつか見つけました。
業界ごとに分かれているので、それぞれのアプローチ方法やフォロワーへの働きかけをチェックしてみましょう。
小売業界とEコマース
もし販売に関わるのであれば、CTAは重要です。購入先のリンクと顧客への販売促進に繋がる写真が必要でしょう。
Chewyのリスト化は実に上手く出来ています。目立つキャッチフレーズ、すっきりと整ったCTA、カスタマーサービスの通知など、すべてが上手く機能しています。
Targetのbioもよく似ており、スコア化されたbioはさらに簡潔にまとまっています。文字数の上限は150ですが、全てを使う必要はありません。
Skull Candyのbioも独特で、毎月プロモーションが更新されるごとに、色も変わっています。特殊なコンテンツテーマをフォローしておくのも、Instagramの活用には欠かせません。Bioを最新のものにしておくのも必須です。
美容
美容ブランドにとって、話題性のあるbioは欠かせません。個人のアカウント同様に、ユーザーによって作成されたコンテンツもよく見かけます。
Colourpopは、リストスタイルを推奨している絵文字入りのミニマリズムbioです。要素が絞られていて本当に見やすく、たくさんのフォロワーを抱えるブランドにとくにおすすめです。
Avedaのbioは文字が多いですが、企業理念やミッションが明確に示されています。常に人気のブランドハッシュタグ(#AvedaColor)と、プロモーション限定タグ(#SapMoss)の使い方を参考にしてみましょう。
一方、Milk Makeupのbioでは商品のクオリティを強調することにより、他のブランドとの差別化をメインとしています。大文字のキャッチフレーズやその書き方も、ぜひ真似してみましょう。
SaaSとアプリケーション
SaaSやIT企業からすれば、Instagramはとうの昔に開拓済みです。古いやり方は捨て、ユニーク・セリング・プロモーション(USP)について新しく検討してみましょう。
Sproutのbioにも企業理念が明確に示されており、ハッシュタグやキャンペーン限定リンクのトラッキング機能も備わっています。
Hubspotでも似たようなアプローチが行われており、コンテンツの近くに重要なbioリンクが設置されています。
LifeLapseのbioは文字が多いですが、これには訳があります。公的証明、ブランドのハッシュタグ、絵文字が入っているので、ユーザーはリンクから直接ダウンロードすることが可能です。
単独ビジネスとインフルエンサー
もし一人で活動しているのであれば、Instagramに位置情報は必須です。USPや連絡方法の改善に力を入れましょう。
シカゴ在住の写真家であるAlicia Fierroのbioはリスト化で、ポートフォリオや公的証明でもあるブランドタグ(@Southwestair)、HPにアクセス出来るリンクがよく目立っています。
Rosie Claytonのbioでは、絵文字が多用されています。見た人が一瞬で彼女のことを理解出来て、購入先のリンクと連絡手段も分かりやすく表示されています。
かたやEm Frederickのbioでは、メールアドレスだけが明記されており、bioは実にシンプルです。
接客関連
接客業やサービス関連のビジネスでは、基本的には同業他社との差別化に注力されています。
Marriott Bonvoyのbioでは、メリットやブランドのハッシュタグ、予約のためのCTA機能などに長けています。
Pei Weiでは、UGCの促進やオンライン注文に加え、天然素材に対する協力体制もアピールされています。
文字の多いVikingのbioでは、ブランドの信念が明確に表記され、フィードを作成するために#MyVikingStoryというハッシュタグがCTAとして使用されています。
スモールビジネス
最後に、スモールビジネスを営む方に向けたInstagramのヒントをご紹介します。
ポップアップショップであるOrlandoughでは、ドーナッツの宣伝のためにbioにたくさんの絵文字が使用されています。実際の店舗が存在しないため、フォロワーがカレンダーを確認出来るような仕組みになっています。
またSugar Fix Dentalでは、リンクツリーを使ってミニサイトを配信し、可能性のある利用環境のブラウザにサービスを提供出来るような工夫がされています。
Early Mountain Vineyardsでは文字が多用されていますが、コミュニティのハッシュタグと一緒に公的証明もbioに盛り込まれています。
これで、一通り説明は終わりました!
Instagram bioを作成する準備は出来ましたか?
補足的なものに思えるかもしれませんが、Instagram bioを当たり前だと思ってはいけません。
150文字以内でブランドの個性をアピールしたり、他社をしのいで顧客を納得させたりすることが出来る重要な要素です。
そこで、クリックする価値のあるbioになっているか否か、自身に問うてみてください。Instagramの活用方法を知り、今回ご紹介したお手本からインスピレーションを得ることで、さらに効果的なbioを作成することが出来るでしょう。