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SEOに強くなろう!正しいメタディスクリプションの作り方

Yoast

The mission of Yoast is SEO for Everyone. We want to give everyone the opportunity to rank in the search engines. Our SEO plugin, blog posts, and online courses should enable both large companies as well as small websites to attract the traffic they desire.

本記事は、How to create the right meta description
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約6分21秒

メタディスクリプションは、ページ内のコンテンツのまとめとなる155文字程度の短い文章(スニペット)で、HTMLタグとして構成されます。

 

検索エンジンは、メタディスクリプションを検索結果として表示します。たいていは、そのメタディスクリプション内に検索に使われたフレーズが含まれていることにより選出されるため、ページのSEO対策においてメタディスクリプションを効果的に使うことはとても重要です。

 

 

メタディスクリプションの役割って?

メタディスクリプションはHTMLタグですが、その構成をご覧いただくと以下のようなHTMLコードになっています。

 

<meta name=”description” content=”A page’s description,

  usually one or two sentences.”/>

 

yoast.com検索結果に使われているメタディスクリプション

 

メタディスクリプションの目的はシンプルで、みなさんのページへのリンクをGoogle検索機能を使っている誰かにクリックしてもらうこと。言い換えれば、検索エンジンからページのクリック閲覧を獲得するために存在しています。

 

検索エンジン側は、メタディスクリプションの出来栄えによって直接的に検索順位が変動することはないと説明します。検索順位を決めるアルゴリズムにメタディスクリプションの内容は考慮されないためです。

 

しかし、間接的にはやはり影響があります。Googleは、みなさんのページの検索結果順位を決めるのに、クリック率(CTR)の算定を使っているのです。より多くの人々が検索結果からみなさんのページをクリックすれば、Googleはそれを実績とみなし将来的にそのサイトをより上の検索結果ランクに移行させます。

 

これが、メタディスクリプションの最適化が非常に重要となってくる理由です。ページタイトルについても同様です。

 

出来の良いメタディスクリプションの特徴

メタディスクリプションが設定済の記事については、普通は以下の特徴の内のいくらかを既に満たしているはずです。ここでは、私が個人的に意味があると思う全ての特徴をまとめています。

 

1.上限155文字を目安にしつつ、別に超えても良い

正しい長さというものは、実のところ存在しません。みなさんが伝えたいメッセージの長さによって変わってきます。読みやすくするためには、スペースを入れるべきです。ただ、同時に端的な表現を心掛ける必要があります。

 

Googleは表示する長さを割と頻繁に変えます。最近は155文字までのメタディスクリプションが主流です。300文字使うことは珍しくなりました。少なくとも、最初の155文字の中に重要な情報を収めるようにしましょう。

 

スニペットプレビューに日付を入れる

よくある質問として、「スニペットプレビューに入れる日付」の機能について訊かれます。 Yoast SEO pluginのサーチアピアランス設定にある機能です。「公開(show)」を選択すると、プラグインのスニペットプレビュー欄に日付が追加されます。Google検索結果に日付けを入れるかどうかをここで直接選べる訳ではありません。

 

このプレビューを使って、みなさんのメタディスクリプションの長さを決めてください。もしGoogleがみなさんの記事に対して投稿日を表示するなら、みなさんのディスクリプションはその分、表示範囲が短くなる恐れがあります。

 

と言うわけで、まずGoogleが記事投稿日を表示するかどうかを確認しましょう。表示されているようなら、プラグインの設定でも「公開」を選んでください。これでGoogle検索結果の表示と同じように、日付を含んだ状態のスニペットをプレビューできます。

 

2.有益な情報を能動態で表記する

これは必須です。メタディスクリプションがページへの誘導の鍵を握る事が分かったら、もう「抽象的にテクニックを網羅した、コピペではないけどそれらしい内容のまとめ」を書いている場合ではありません。それでは退屈で、見た人は内容に興味を持てないはずです。後で具体例を挙げます。

 

3.行動喚起を仕込む

「こんにちは。我々はこれこれこんな製品を取扱ってます。良いでしょう。他にもありますよ!」

 

…先の能動態表現の項ともダブりますが、敢えて申し上げます。

 

ここに載っているのは、文章に過ぎません。そのリンク先のページを訪れて貰って初めて、みなさんの大事な製品が紹介できるのです。製品その物を案内するのではなく、みなさんの製品紹介ページへ誘導するのがこの文章の本来の目的です。

 

ここでは、「もっと知りたい」「いますぐ手に入れる」「無料で試す」などの誘導的な表現が適切です。

 

4.注目キーワードを入れる

検索キーワードがメタディスクリプション内の言葉と一致したら、Googleはそのメタディスクリプションをより優先し、検索結果の中でそれを目立たせようとします。その結果、一覧に表示されるみなさんのサイトへのリンクがより集客力を持ち始めます。

 

5.可能な限りスペックを公開する

例えば、テクノロジー関連の製品を取り扱っているなら、技術スペックに着目するのが得策です。製造業者、SKU、価格といった情報に絞り込んでみましょう。

 

閲覧者が特定の製品を探している場合、もはや彼らにセールストークを繰り広げる必要はなく、価格などの具体的な情報こそがクリックのきっかけとなります。詳細を出来る限り記載して、当然それに応じてスニペットもしっかり作り込むようにしましょう。

 

6.コンテンツを適合させる

これも重要です。Googleはメタディスクリプションが閲覧者を騙してクリックを獲得したような場合、探しあててそのサイトにペナルティを課すこともあります。また、紛らわしいディスクリプションはコンバージョンを生まない閲覧数をむやみに増やす原因にもなるでしょう。その理由からも得策ではありません。

 

やはりディスクリプションは、ページコンテンツに適合させるべきです。

 

7.独自性を持たせる

メタディスクリプションが他の人のページのそれと同じ物だった場合、GoogleUXは機能しなくなってしまいます。ページタイトルは異なっていたとしても、ディスクリプションが同じであれば全てのページは同一とみなされます。

 

思い浮かばないからと言って、わざと誰かのメタディスクリプションを真似るくらいなら空欄のままにしておくべきです。その場合、Googleがクエリに基づいてページ上のキーワードからスニペットを作り出してくれます。

 

Google Webmaster Tools にアクセス、HTML Improvementsを選択する

Screaming Frog SEO Spiderを使ってメタディスクリプションの重複有無を確認できます。

 

メタディスクリプションの好例

この投稿のための情報を集めている間、メタディスクリプションに関する大量の記事を読みました。非常に勉強になりましたが、メタディスクリプションそのものの紹介はほとんど目にしませんでした。かと言って、正しいメタディスクリプションを作る参考になるような実例もありません。

 

そこで、7つのポイントに分けて考えてみましょう。

 

適切な長さ

このメタディスクリプションはページ内容をうまく表現し、155文字以内に収まっています

 

能動態で表記する

アクティブで、やる気に満ちていて、直接的な呼び掛け。何が得られるかもわかりやすい。

 

行動喚起を含む

「使い方を知りましょう」と言う表現は行動喚起ですね!

 

スペック情報を詳しく

電動熱センサー、これこそ私が知りたかった情報です。そのほかの商品には興味がないですが、この時計だけは欲しい。

 

注目ワードを入れる

注目ワードとその応用。Googleは時々、類義表現をハイライトします。「アカデミー賞」と「オスカー」など。この機能はみなさんの検索結果をより目立たせてくれるでしょう。採り入れたいですか?Yoast SEO Premium を使えば、注目ワードの類義語が追加可能です。

 

Yoast SEOを使ってメタディスクリプションを追加する

Yoast SEO内のスニペットプレビューにある「メタディスクリプション」欄にみなさんのメタディスクリプションを入力しましょう。

 

WordPressを利用していてYoast SEOをご利用中なら、メタディスクリプション挿入は簡単です。スニペットエディターでSEOタイトルやスラッグと同様に操作できます。さらに、スニペットプレビューで見た目を即時に確認できます。

 

他にも見てみたいですか?マリーケの詳細記事、『Yoast SEOを使ったかっこいいメタディスクリプションの作り方(How to use Yoast SEO to write an awesome meta descriptionYoast )』にも目を通してみてください。

 

ページが多すぎて、どこがスタートだか

メタディスクリプションを総点検したい気分になってきましたか?スケジュールにそんな余裕あったかしら?OKGoogleに訊いてみましょう。

 

もし各ページにディスクリプションを作成する時間がないなら、コンテンツに優先順位を付けてみてください。最低でもホームページと、人気のあるページなどの重要なURLには設定しておきましょう。

 

Google検索コンソールでサイト内のどのページが最も見られているか確認できます。これを参考にして、優先的にディスクリプションを付けると良いでしょう。それ以外は、今後の新規投稿コンテンツ全てにメタディスクリプションを入れることを忘れずに続けていけばいいのです。

 

メタディスクリプションのトラブルシューティング

他にも気になることがあるかと思います。きっと、大きく分けて2つのテーマに属するはずです。

 

1.設定したメタディスクリプションが表示されない

メタディスクリプションはGoogleへの「提案」です。絶対に表示されるという保証はありません。ただ、みなさんのディスクリプションが表示されないとしたら、恐らく何か意味があってGoogle側で表示させなくしているのだと思われます。

 

みなさんが作成したメタディスクリプションが、ページコンテンツと関連していないだとか、単に誰かと被っているだとか。

 

考え得る理由が、過去の記事『なぜメタディスクリプションが表示されないのかwhy your meta description doesn’t show)』に書かれています。

 

2.ソーシャルシェアには別のディスクリプション?

Yoast SEOはお使いですか?それなら、投稿ページの下にあるYoast SEOメタボックスのソーシャルタブを確認してください。

ここにはソーシャルメディアチャンネル用の新たなディスクリプションを追加できます。Yoast SEO Premiumでは、ソーシャルプレビューの機能も使えますよ!

 

Yoast SEOをご利用でない場合は、ウェブサイトにOpenGraphタグを追加するかTwitterカード Twitter Cardsを使ってお好みのディスクリプションを使用できます。

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