ワークスタイル

ワークスタイル

PR

プログラマー/ITエンジニアがネットコミュニティで質問をする際の心構えや注意点 プログラミングは助け合い

speckyboy

Speckyboy is an online magazine for designers with its focus on sharing helpful resources, exploring new techniques, sharing useful tips, and inspiring you to build a better web.

本記事は、Getting Answers to Your Web Development Questions
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

3,447 views

読了時間 : 約3分43秒

教育、経験やスキルのレベルにかかわらず、必ず何らかの助けを借りたくなるという状況に出くわすでしょう。それは、特定のタスク対し最適なアプローチが全く思いつかなくなる、あるいは何もできない状態になるコードなのかもしれません。

 

そういう状態のときのウェブデザインコミュニティというものは、他に例を見ないほど光を放っているところです。ここには、自分の知っていることを共有しても構わないと思っている人が沢山いるので、助けを得ることができる機会はいくらでもあります。公式のナレッジベース、一般的なサポートフォーラムからソーシャルメディアまで、すべてのものが助けたり助けられたりするのに役に立っているのです。

 

しかし、経験を最大限に活用するためには、いくつかの行うべきことと考慮すべき点があります。ここでは、それらをご紹介したいと思います。

 

まず、自分を助けよう

 

答えが頭の中にない場合は少し調べてから他の人に頼ることをお勧めします。他の誰かがそのトピックについてブログ記事を書いたとか、あるいはフォーラムで同様の質問をした可能性もあります。そこで、答えが見つかるか、見つからなくても少なくとも答えまでの道が見えてくるかもしれません。

 

あなたが探しているものを正確に見つけられなくても、役に立つ情報は手に入るはずです。ですから、質問をするときは、他の場所で見たり聞いたりしてからにしましょう。

 

これはマナーです。時々他人に頼る前に見つけたその答えが正しかったりします。(特に公式文書からだった場合)。そのような場合、あなた(そしてあなたを助けてくれる人)に不必要なやりとりをさせずに済み、加えて、自分自身で問題を解決するための努力をしたことを、みなが知りたいと思うでしょう。

 

具体的に質問する

 

あなたは答えを見つけることができず、本当に質問する必要があるとなるかもしれません。それには全く問題ありません そもそもそれが、サポートが存在する理由だからです。ここでは、探しているものを正しく説明できるように準備する必要がでてきます。

たとえば、「壊れた!」と書いて助けを求めているサポートフォーラムを何回見たかを思い出してみてください。その記述は合っているでしょうが、問題を説明するのには何の役にも立ちません。

 

詳細を出せば出すほど、良いのです。そのため、前の例を次のように変更できます。「WordPressで投稿を保存しようとするとエラーが出ます。投稿を書いてから公開ボタンをクリックしました。公開プロセスの最中に、バックエンドからログアウトしてしまうのです。」

 

もちろん、最近のソフトウェアのアップグレード、使用しているサーバーの種類などに言及することで、さらに詳細を述べることができ必要な答えを導き出すことができます。あなたがしていたこと、何をしたいと思っていたのか(実際に起こったこととは対照的に)そしてあらゆる事柄を細かく説明することが重要です。

 

そして最後に重要なのは、上記のような説明をする前に、問題に関係する事柄かどうかを確かめてみることです。時々関係ないことを書いてしまうこともあります。後で説明するべきであることが明らかになったら、いつでも追加説明することは可能です。

 

 

問題が解決した場合でもフォローアップする

 

時には、質問を複数のコミュニティに投稿して回答を待つことをお勧めします。詳しい人が多いほど、有益な情報を入手できる可能性が高くなるからです。この戦略の欠点は、すべての投稿をフォローするのが困難になる可能性があることです(サポートコミュニティに通知システムがある場合は使うのが賢明です)。

 

質問をフォローしておかないといくつかの問題が発生する可能性があります。まず、回答を見逃しているかもしれません。さらに、放棄された投稿はあなたの評判を傷つける可能性もあります。あまりにも頻繁に行うと、将来誰も助けてくれなくなるかもしれません。

 

これは良く起こることです。社会の崩壊につながることはないでしょうが、関わっている人全員にとって時間の無駄になってしまいます。あなたが答えを見つけたなら、投稿を削除するよりは、あなたが学んだことについての情報を追加するのが良いでしょう。他の誰かの助けになるかもしれないからです。

 

現実的な期待を抱く

 

問題を特定できない状況、あるいは何かが壊れている状態でいるなんて楽しいことではないはずです。しかし、そうは言っても、現実的になりましょう。

 

たとえば、Stack Overflowのような無料のコミュニティを使用している場合は、質問に答えている人たちが自分たちの時間でボランティアをしていることに気付いてください。無料のWordPressプラグインのヘルプを探す場合も同様です。そのため、すぐに回答が得られない場合や、他の人があなたを助けることができないこともあると、理解しましょう。

 

一方、有料サポートは別問題です。ウェブホスティングまたは商用ソフトウェアのサポートは迅速かつ有益なはずです。それでも、必ずしもすべての問題を解決できるわけではありませんから、サポートポリシーを確認して、含まれているものと含まれていないものを見てみましょう。

 

そして、おそらく最も重要なのは、誰かがあなたのために長いコードを書いてくれるなんて期待しないということです。たとえプロレベルのサポートであっても、これは大変なことです。ごくまれに、あなたは一般的なコードの一部をもらえるかもしれませんが、いくらかのさらなる作業を必要とするものでしょう。少なくとも良い出発点になるはずです。

 

与えたら返ってくる

 

私たち全員が異なるスキルと特技を持っています。そのため、特定の用語やコンセプトを知らなくても、困惑しないでください。質問をしているのだから、知らなくて当然です。大事なのは、その状況にどうアプローチしていくかです。

 

あなたが丁寧で真剣なコミュニケーションを取ろうとしていれば、他の人もそれに気付くでしょう。そうすることで、質問に役立つ回答を得る可能性が高くなります。重要なのは、その画面の反対側にいるのはあなたと同じような人だということです。

 

あなたが次に誰かに助けを求めるとき、ちょっと時間をかけて、質問を言い表すための最良の方法について考えてください。そして、自分が接してもらいたい方法で他の人に接します。うまくいけば、求めていた答えが得られ、ウェブがさらに友好的な場所になるはずです。

おすすめ新着記事

おすすめタグ