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【おさらい】2017年のSEOを考えよう!人工知能が検索結果を担う時代の最適化とは?

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検索エンジンに人工知能が搭載されるなど2016年もSEOまわりでは大きな変化がありました。日々のニュースを追うのも大変ですが、Web業界に身を置く以上、やはりSEOの基本的なことくらいは抑えておきたいもの。

 

そこで本稿では最近のSEOのトレンドをチェックしつつ、来年のSEOを戦略的に考える上でのポイントをおさらいしていきましょう!

 

2017年のSEOを考える4つのポイント

 

1.「主要キーワード」だけでなく「関連キーワードが重要になる

 

主要なキーワードを記事のタイトル、最初のパラグラフ、最後のパラグラフ、ヘッダーイメージのファイル名、代替テキスト名およびタイトル名に含めることで最適化を図りたいと考える方は多いと思います。

 

しかし最適化の観点からすると、記事に厚みを持たせることができる関連キーワードも追加したいと思いませんか?つまり1記事で主要キーワードだけでなく、その関連キーワードも含めた複数の検索結果画面に表示されるという狙いです。

 

もちろん専門ツールを使えば関連キーワードに関する有用なインサイトを得ることができますが、ここではGoogle AdWordsの「キーワードプランナー」を使ったやり方をご紹介いたします。

 

ただGoogle AdWordsのキーワードプランナーでは、AdWordsを使った場合の予測のみしか手に入りません。

 

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「google technology」というキーワードを調べると、月間平均1,000~1万の検索が実行されていることがわかります。その下には、関連するキーワードで、競争が少なく、多くの検索結果(100万~1000万)を得られる「google news」が表示されています。この結果を見ることで、主要キーワードを再評価したり、複数のキーワードを含むフレーズを考えたりすることが可能です。

 

以上に加えて、328の関連キーワードがExcelもしくはGoogle Sheetでダウンロードできます。そのすべてが関連度が高く、検索ボリュームが大きいとは限りませんが、検索ボリュームが大きい5つの関連キーワードを、主要キーワードのフレーズに加えるのが望ましいです。

 

重要なことは「キーワードを調べてよりよいキーワードを見つけること」です。

 

  1. モバイル対応が重要になる

 

モバイルフレンドリーの一連の流れで、Webサイトはモバイルページの表示速度が速いことが重要です。Webサイトがレスポンシブデザインに対応していなくても、コンテンツマネジメントツール(WordPress、Joomla、Squarespaceなど)やeコマースソリューション(Shopify、Magentoなど)を利用しているならそれらツールのWebサイトやサードパーティーのサイトでレスポンシブテーマやデザインがあるかどうかを確認してみてください。

 

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WebPageTestというツールを使えば、Webサイトが最適なスピードで表示されているかどうか、何がWebサイトのロード時間を遅らせれているかがわかります。プラグインの必要性、イメージの最適化、ウィジェットの修正などスピードアップのための対策を取ることができます。

 

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すべてのデバイスで速く表示できる美しいデザインのWebサイトは、検索エンジンおよびユーザーの両方からお気に入りのサイトになるでしょう。

 

  1. ユーザーの満足度向上を目的とした検索人工知能が重要になる

 

Googleの検索ランキングのアルゴリズムは、現在人工知能が担う新しいものになっていて、誰も完全にはマスターできていません。そのためキーワードおよび関連キーワードを調査し、最適なものを求めることが重要です。

 

当のGoogleでさえ、サービスの命名には混乱しているように見えます。Google AnalyticsとAnalytics Solutions、サブフォルダーとサブドメイン、一体どちらを使うのがいいのでしょうか?

 

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「web analytics software」の語で検索すると、Google Analytics Solutionsは著名な競合企業とともに検索結果の2ページ目に表示されています。このキーワードがロングテールのキーワードフレーズだからです。

 

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検索ボリュームが少ないときは、Web Analyticsサービスをユーザーに提供することでコンバージョンを獲得できるでしょう。

 

SEOや他のマーケティング戦略に注力することが非常に重要になります。

 

 

  1. コンバージョンに注力した施策が重要になる

検索ボリュームの多いキーワードフレーズで1位になるだけではなく、そこから多くのコンバージョンを獲得することが重要です。

 

なぜコンバージョンに注力した施策が重要なのでしょうか?理由は、コンテンツ、メタタイトル、イメージ、ビデオ、SNSの投稿、インタビューなどの品質を上げる目的は被リンクを獲得することではなく、売上を上げてくれる顧客を獲得することこそが目的だからです。

 

最後に

GoogleのWebマスターガイドラインを遵守し、Google AnalytisやGoogle Search ConsoluでWebサイトの健全性の確認および最適なキーワードフレーズと関連キーワードフレーズの調査を怠らないでください。

 

そしてGoogle Analytics のアトリビューション分析を使って、リードジェネレーションから売上まで、どのランディングページがコンバージョンに貢献したかを調べ、ここでご紹介したトレンドを参考に2017年の戦略を考えてみましょう。

 

(※本稿は「4 top SEO trends for 2017

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