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【2020年最新版】世界的企業のブランド価値ランキングベスト15 誰もが知るグローバルブランドの現在の価値とは

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本記事は、15 Most Valuable Brands In The World | 2019 Edition
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約5分4秒

消費社会において、評価額というものは企業躍進に大きな役割を担っています。この評価額は企業の未来を決めるだけではなく、ライバル企業との差を示すものでもあります。

 

ブランドという考えには興味深い逸話があります。この概念は産業革命や19世紀に誕生したわけではなく、古くは紀元前2700年前の古代エジプトに遡ります。所有する家畜を分かりやすくするために目印となる焼き印を押したのが始まりとされています。

 

以下のリストはGrobal500によって提供されたデータをもとにリスト化したもので、この会社は毎年3500社もの企業を査定・評価しています。それではこちらで算出したデータを参考に、2018年度における企業価値の高い企業をチェックしてみましょう。

 

15. Mercedes Benz

評価額:439億ドル
昨年のランク:20位
時価総額:753億ドル

 

439億ドルでランクインしたメルセデスベンツ社はヨーロッパを最も代表する企業です。ファイナスレポートによると、昨年大幅に企業価値を上げていき今後も続く予想です。マーケティング戦略と新たな生産ラインの強化と短縮が販売実績の上昇につながりました。

 

 

 

14. Wells Fargo

評価額:440億ドル
昨年のランク:13位
時価総額:2900億ドル

 

ウェルズ・ファーゴ社はアメリカを拠点に置いた時価総額が2番目に高い金融機関です。2013年と2014年には世界で最も有名な金融機関となりましたが、2016年に巨額の不正事件を起こし、同時に中国の金融機関の台頭により今年は第三位にランクを落としました。

 

 

 

13. China Mobile

評価額:152億ドル
昨年のランク:11位
時価総額:1.5兆香港ドル

 

中国国営のChina Mobile Communicationは、時価総額において最も大きな通信会社であり、同時に加入者も国内最大の8億8700万人を誇ります。The Global reportによると昨年のブランド価値は14%上昇、中国国内以外にパキスタンにも支社を構えています。

 

 

 

12. Alibaba

評価額:549億ドル
昨年のランク:22位
時価総額:4950億ドル

 

市場への浸透と新たな買収、そして最も重要な2017年におけるユーザーベースの増加により中国大手 e-commerceのAlibaba社は継続的にブランド価値を上昇させています。前年度と比べてブランド価値が50%以上増加しました。

 

 

 

 

11. China Construction Bank

評価額:580億ドル
昨年のランク:14位
市場価値:1.9兆香港ドル

 

中国建設銀行は、中国4代銀行の中の一つです。S&P market intelligenceによると、中国建設銀行は総資産において世界第二位の規模、国内に13629支店と世界に12の支店を設けています。ブランド価値の上昇によってゴールドマンサックスやブラックロックなどの投資会社が出資を増やしています。アナリストは今度11か月株価の高値を予想し、19%の上昇が見込めるとしています。

 

 

 

10. ICBC

評価額:590億ドル
昨年のランク:10位
市場価値:2.4兆香港ドル

 

中国産業銀行は総資産と市場価値において世界最大の銀行です。収益では世界第4位、ブランドファイナンスによると評価額は昨年で24%上昇し、2017年では第3四半期で3.3%の増益が発表されています。

 

 

 

9. Walmart

評価額:614億ドル
昨年のランク:8位
市場価値:2730億ドル

 

アマゾンの台頭と市場修正で、ウォルマートは2018年上期で15%株価が下落しました。更にオンラインセールスとマージンの減少でブランド価値が1%マイナスです。しかし市場アナリストによると、ウォルマートの新たな市場戦略はいずれアマゾンと互角になるだろうと予想しています。

 

 

 

8. Verizon

評価額:628億ドル
昨年のランク:7位
市場価値:1950億ドル

 

2017年の総資産は1250億ドル、AT&Tに次ぐ世界第2位の通信会社です。マンハッタンを拠点にしたコングロマリットは前年度結果を残さず、2017年中期にはTモバイルへ30万人もの顧客を失う結果になりました。顧客の獲得につなげ、損益を補うためにあらゆる戦略を立てるとしましたが、財政状況は長期間悪化するとみられています。

 

 

 

7. Microsoft

評価額:810億ドル
昨年のランク:5位
市場価値:7060億ドル

 

2017年マイクロソフトは、クラウドコンピューティング・プラットホームで好調な会計を迎えました。2016年は60億ドルの損失でしたが、翌年の売上高と収入高はプラス成長となりました。マーケットシェアは2016年から2017年の間に37%の増加です。現在はVanguard社が約7.39%の株を所有し、Blackrock社においては4.35%所有しています。

 

 

 

6. AT&T

評価額:820億ドル
昨年のランク:4位
市場価値:2247億ドル

 

Verizon社と同様、AT&T社もテレビ事業だけでなく無線事業でも大幅に顧客が減少しました。同社によると、この2つの事業で約50万人以上の顧客を失ったようです。The Global 500 reportによると前年度より5%、評価額は870億ドルから820億ドルに減少したとみています。
今後通信業界への依存度を減らすために、エンターテインメント産業の参入を模索しています。

 

 

 

5. Facebook

評価額:896億ドル
昨年のランク:9位
市場価値:5290億ドル

 

Facebookの評価額は前年度より45%増加し、ランクも9位から5位に急上昇しました。現在のテクノロジーの時代において、Facebookは世界に誇る大企業となりました。2017年の第2四半期では20億人の契約者をたたき出しています。

 

 

 

4. Samsung

評価額:920億ドル
昨年のランク:6位
市場価値:2540億ドル

 

このランキングでは唯一の韓国企業のSamsung社は、はほとんどが関連事業で成り立っておりSamsungブランドで事業を展開しています。
昨年のランクは6位でしたが、2017年度の好調な財務管理でランクを上げました。

 

 

 

3. Google

評価額:1010億ドル
昨年のランク:1位
市場価値:7700億ドル

 

2017年は同社にとって最高の年となりました。年間売上高が23%上昇し、前年度の21%をわずかに上回りました。株式市場では同社が初めて株価1000ドルを記録し、前年と比べて29%の上昇です。創設者であるLarry pageとSergey Brinが投票権として51%を保有していますが、所有する株式の割合は低くVanguard社とBlackrock社はそれぞれ8.77%と7.67%を所有しています。

 

 

 

2. Apple

評価額:1700億ドル
昨年のランク:2位
市場価値:8760億ドル

 

Forbesによると、Appleの評価額は前年に比べて10%、売上成長は6.7%上昇を発表しています。同社の主な歳入はiPhoneによるもので、歴史で見ても最も利益率の高い製品と考えられています。Vanguard社やBlackrock社、State Street社などの投資会社が60%以上の株式を保有しています。

参考: Microsoft Vs Apple: Stats and Facts

 

 

 

1. Amazon

評価額:1508億ドル
昨年のランク:1位
市場価値:7190億ドル

 

eCommerce大手のAmazonは、間違いなく今世界で最も勢いのあるブランドです。2018年のGlobal 500 reportによると、Amazonブランドの価値は前年より42%増加し、総評価額は1500億ドルです。Whole foodsの買収がこの天文学的な上昇の一因になっています。

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