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コロナ危機に対応を求められるソーシャルメディア発信者

Sprout Social

本記事は、15 government communications leaders getting crisis response right during COVID-19
翻訳・再構成したものです。
配信元または著者の許可を得て配信しています。

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読了時間 : 約5分54秒

コロナ危機に対応を求められるソーシャルメディア発信者

今、広報責任者やデジタルメディア管理者などにとっては,この終わりの見えないコロナウイルスとの戦いに、新たな方向へギアを入れる過渡期に差し掛かっている。会社の倒産が相次ぎ、臨時休校などの措置が取られ日常的な生活に支障が出ているのは、全てコロナの影響である。

 

なお、政府はホームオフィスを設置することでリモートワークを現実的なものにしようし始めている.こうした危機局面には、一貫された明確で正しいコミュニケーションに努めることが重要であり、公衆衛生が懸念されている今は特に大切である。

 

この状況とは裏腹に在宅ワークを楽しんでいる者もいるが、管理職者の多くは長時間労働に苦しんでいるのが今の現状だ。そんな状況でも、どんどんと新しい情報やコミュニケーションの方法が発信されて行く。混乱を招くことなく、大規模の人にその情報を届け続けるのは本当に大変なことだ。

 

そこで自粛期間での新たなコミュニケーションの方法を発信し、そこで起きる問題に積極的に取り組んでいる15人のリーダを紹介したい。

 

 

1. Kristy Dalton, @KristyDalton22

 

 

 

彼女はソーシャルメディアの運営を担っている会社のCEOを務めており、他にも会社での展示会の運営、ウェブビデオの作製など手がけている。

 

彼女のツイッター投稿を見てみると、自粛期間での役立つ情報を共有する投稿が多い。ただそれだけではなく、家族や家での時間などプライベートな一面も投稿しておりバランスのとれた情報配信の仕方を取っている。ソーシャルメディアで情報を管理する側にある人にとって、ロールモデルと言える存在だ。

 

 

2. Ashley Morris,@MissAshes92

地域ボランティアのアシスタントとしてヴァージニア州のフェアファックス郡の支社で働いている。特に、コロナウイルス蔓延の要因についての見解を読者に提供しており、ビデオカンファレンスの安全性や社会的に立場の弱い人への情報提供なども行っている。

 

 

 

 

3. Chris Hsiung, @chMtnViewPD

29年間の警察官人生で培った、法の知識を活かして活動している。彼は「パンデミックの影響から、リーダーシップ育成や後継者を養成する上では政府と地域との結びつきは大切であり、その重要性に目を向けられるようになった」と述べている。

 

そこで、海上自衛隊の人たちにスポットを当てて前向きになれる話を共有することでフォロワーに信用できる、確かな情報を提供している。

 

 

 

 4. Jon Tolbert, @ImJonTolbert

オハイオ州のコロンブスという街で最高データ責任者を務めている彼は、市民に生の情報を伝えるため、社会やデジタルネットワークに関する基盤を作っている。彼自身もこの試みを楽しんで行っており、TikTokではソーシャルディスタンスやステイホームなど安全に自宅での自粛を過ごすことができるような投稿をしている。最近ではSmart Cities Divesの記事を用いて、他州の責任者と一緒に特集を組んだりしている。

 

 

 

5. Jordan Gilgenbach, @JGilgenbach

彼はアルバート氏と協力して、TikTokなどでサイト「Smart Cities Dives」の情報やコロナウイルスの情報を共有している。ミネソタ州のミネアポリスという街でデジタルコミュニケーションのコーディネーターをしているためか、彼の作るものには人を引き付ける力がある。Twitterでは、エンターテイメント性と有益性をうまく取り入れた情報を発信しており主に自粛期間での家の過ごし方をトレンドを押さえながらも、コミカルに伝えている。

 

 

6. Cyndi Nghyen, @Vote4Cyndi

2017年の選挙から「市議会の一員でいる間は、ルイジアナ州はソーシャルメディアの活用をしません」と彼女は誓約している。この宣言は、話題となりコロナウイルスの蔓延の中心地となった今でも破られていない。彼女は労働者に対する感謝、ボランティア情報の提供、フードバンクそして助けを求めている人々や企業の実情を映した写真の共有などの重要性を主張している。

 

 

 

7. Jessie Brown, @JBrownSocial

彼女は「自分を大切に思うことは自分勝手なことではない」と述べている。おそらく、アイオア州の天然資源省で働いていたときに身を持って学んだのだろう。彼女のTwitterでは、社会でのセルフケアの重要性をフォロワーや同僚に訴えており親切心が伺える内容だ。guarding your mental healthのサイトも奨励している。特に、このご時世では心に染みる投稿も多いだろう。

 

 

8. Carissa Kat, @CarissaPIO

彼女は、ノースリッチランドヒルにある警察署とテキサスにある消防署で広報責任者を務めている。同じような職務に就く多くの人と同様、在宅勤務が始まったことで生活が一変した。彼女のツイートは、事務所訪問のような小さなことから研究者がパンデミックを防ごうと奮闘しているような大きなことまで、感謝に溢れている。それに加えて、同僚が元気にしているかなどの確認も欠かさない。

 

 

 

 

9. Thanh Nguyen, @PIOThanhN

彼女はカットさんの同僚で、カリフォルニア州のオレンジ郡消防署に務めている。安全に健康でいるための情報や自粛中の家での過ごし方などを主に共有しており、フォロワーの方々にこのストレスの溜まる自粛を乗り切ってもらうため、ジョークやGIFなども加え笑いも忘れずに投稿している。

 

 

 

 

10. Jen Alvarez Harrison, @JenAlvarezAZ

州政府事務局で働いている彼女はコロナの影響でかなり多忙な日々を過ごしているに違いないと思われていることだろう。だがその中で、アヒルの子が嵐の中で救助されたなどの心温まる話や自粛中の家での過ごし方、親子がリラックスできるようなミュージックのリストなど多数共有している。極めつけは、彼女に子供が生まれたそうだ。

 

 

11. Andrew Belanger, @AndrewJBelanger

ミシガン州のランシングで、ソーシャルメディアとデジタルコンテンツの責任者を務めている。彼の投稿はミシガン州や知事のローカルニュースが多いのだが、パンデミック時でのソーシャルメディアプロフィールの管理の方法を教えてくれるような記事や同僚に向けて歌のパロディなども共有している。

 

 

12. Jennifer Casey, @JenWCasey

彼女は、アメリカにあるコリアービルという街の広報責任者である。彼女のツイートからは、コロナの危機を笑いで乗り越えようというような意図が汲み取れる。主に、自宅学習に関連したジョークからトイレットペーパー話など、一笑い起こるようなニュースを共有している。そして、国税調査に時間を割けるこの絶好の機会を皆に逃して欲しくないと投稿している。

 

 

13.Joseph Porcelli, @JosephPorcelli

彼は「Nextdoor」というアプリケーションを開発したグローバルエージェンシーの代表を務めており、政府通信機関に関する分野を専門としている。自粛期間中、困っている人に薬や食料を届けるサービスの需要が高まっていることから、助けを求めている人と繋がることが出来るよう「Nextdoor」のアプリ上で、Help Mapというものを提供し始めた。しかしながら、数多くの政府役人がそのシステムの普及に努めているが全ての人に行き渡るには、まだ時間がかかると指摘している。

 

 

 

 

14. Katie Grant, @KatieLynnGrant

ウィスコンシンにある天然資源省でデジタルメディアコーディネーターを務めている。最近、Gilgenbachさんに触発されて流行りのTik Tokに 手を染めたようだ。Twitterでは、コロナに対して間違った情報が広がることを阻止するためリツートなどをしている。だがそれに加えて、ウィスコンシン州の人に重要な情報を伝える際どう正確にその情報を伝えることが出来るかを彼女はよく理解している。

 

 

15.Warren Kagarise, @WKagarise

シアトルに本拠地として働いている彼は,ワシントンにあるカウンティというところでエンゲージマネジャーを務めている。彼はTwitterでカウンティの今のコロナの状況を共有し他の州の責任者と協力しながらどのような方向性の報道をしていくかを模索している。どの情報も楽しく役立つものばかりである。最近ではGSMに参加し、GovLove Podcastでコロナの状況下で仕事をする上で彼が学んできたことを共有している。

 

 

 

ソーシャルメディア発信者は難しい局面に立たされている

もし、政府通信機関がこの事態に出した対応をソーシャルメディア介して学ぶことがあるならば、今がまさに結託すべき時期ではないだろうか。

 

今の社会構造があることで、私たちは情報や資料を共有し、支援を受けることが出来る。その全てが、専門家たちの努力により形に出来ているものなのである。この状況で、献身的に頑張っている専門家には感謝を伝えたい。

 

残念ながら、全ての政府や機関がソーシャルメディア発信者としての、能力を持ち合わせているわけではない。もっと学びたいという思いがあるなら、是非ツイッターやその他のツールを利用して、increasing citizen engagement using social mediaについての記事を読んでみてほしい。

 

ここで紹介されている人もそう出ない人も、皆努力家の人ばかりだ。諦めないで学び続けて欲しい。少しの気持ちが私たちのコミュニティを支えているから。

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