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大学スマホ・サイト評価で、レスポンシブWebデザイン採用が6割に!制作方式別傾向も

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日経BPコンサルティングが、大学スマートフォン・サイトのユーザビリティを診断した「〔スマホ編〕全国大学サイト・ユーザビリティ調査 2016-2017」の結果を発表しました。

 

スマホに対応する大学が増えていることから、今回の調査では、対象サイトを前回の146サイトから205サイトに増やして実施。その結果、総合ランキング1位には、前回に続いて福岡工業大学が選ばれました。

 

総合ランキング1位は、2年連続で福岡工業大学

 

1位:福岡工業大学

2位:名古屋市立大学

3位:県立広島大学

 

福岡工業大学は前回に引き続き1位を堅守。名古屋市立大学は前回、ランキングの下位にいたが、スマホ向け画面デザインを大幅に修正して、見やすさ、操作のしやすさなどのスコアを伸ばし、総合2位にランクインしました。

 

県立広島大学は、前回も20位(146大学中)と高い位置にいましたが、今回はコンテンツ・ページのスマホ対応を進めたことでさらにスコアを伸ばしています。

 

 

増えるレスポンシブWebデザインの採用。
コンテンツ・ページへの迅速な対応が魅力か?

サイトの制作方式では、レスポンシブWebデザインの採用率が約6割になり、前回の45%から大きく増加。スマホ・サイトを新規に立ち上げる際にレスポンシブを採用する大学が多いことに加えて、これまで他方式を採用していた大学がレスポンシブに変更する例もあったということです。

 

 

全国大学サイト・ユーザビリティ調査

 

 

制作方式の違いによって診断項目の達成度に差!?

なお、調査報告では、3つの制作方式の違いによって、診断項目の達成度に差があることが分かったとしています。例えばレスポンシブ対応サイトでは、コンテンツ・ページのスマホ対応を評価する項目で高スコアになる傾向があり、これはテンプレートを変更することで、一気に多くのコンテンツ・ページをスマホ対応にできるメリットがあるためだと分析されています。

 

その一方で、レスポンシブサイトのトップページは、PC向けに作ったトップページを元にデザインするため、文字が小さく、隣接するリンクが近すぎる窮屈なページになることが多く、見やすさや操作のしやすさでは低いスコアになる傾向があるそうです。

 

 

■調査対象サイト

スマートフォン・サイトを提供している国立大学、公立大学、私立大学のそれぞれについて学部学生数の上位大学(多い大学)205サイト(国立大学45校、公立大学15校、私立大学145校)。

 

調査結果に関する詳細は以下のページで、どうぞ。

 

[スマホ編]全国大学サイト・ユーザビリティ調査2016-2017

https://consult.nikkeibp.co.jp/report/unisp/

参考:[PC編]全国大学サイト・ユーザビリティ調査 2016-2017

https://consult.nikkeibp.co.jp/ report/uni/

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