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[デザインの鉄則】「埋没費用の誤り」とは??合理的なデザイン・ワークのための「やめ時」の知り方!

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例えば、もう何分もバスを待っている状況を考えてください。

バスがなかなか来ず、もう少しで来るだろうと思って待ち、さらに、「ここまで待ったのだからもう来るだろう」…と、諦めて歩けばいいところを待ち続けた結果、40分以上の時間をムダにしてしまう、というような状況です。

これは「埋没費用の誤り」に陥ってしまった例です。

Webワークにおいても重要なこの考え方を、以下にご紹介します。

 

 

「埋没費用の誤り」とは?

 

「埋没費用の誤り」(Sunk cost fallacy)とは、以前のような投資の見返りが期待できないにも関わらず、これまで通りの時間・労力・お金の投資を続けてしまうことです。

人は、急に習慣や行動を変えることはできず、過去の投資が未来の投資の決定に影響を及ぼしてしまうのです。

 

 

「埋没費用の誤り」とデザイン

 

あなたが何日もかけて一所懸命仕上げたUIモックアップを、クライアントにみせたら「こんなの使えないね」とダメ出しされたら…?

すべてをリセットしたつもりで、またゼロからプロジェクトを始めることができるでしょうか。

このような事態を避けるためにも、デザイナーは短いインタラクションでデザインし、できるだけこまめにフィードバックを得る必要があります。

ちょっとしたことを意識するだけで、自分の作ってきたデザインへの執着を防ぐだけでなく、時間や労力の投資がムダになることを避けることができます。

 

 

やめ時を知る

 

つまり、こまめに「やめ時」を知ることが重要なのです。

人は成功したいときほど失敗を恐れ、「埋没費用の誤り」という罠に陥りやすくなります。

「ここまできて諦めるなんて」「ここまで頑張ったのに」といったフレーズが頭に浮かんだ場合には要注意です。

そんなときは、一度落ち着いて状況を客観的に振り返ってみてください。

 

 

最後に

 

過去は過去、今は今。

短いインタラクションに集中し、こまめなフィードバックを受け取ることを意識すれば「埋没費用の誤り」は防げるはずです。

間違った方向に進んでしまっても、これまで投資してきたものの量や大きさは関係ありません。

やめ時を知ることが肝心ですよ。

 

(※本記事は、Design principles: Know when to quitを翻訳・再構成したものです)

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