UXデザインの世界は広く、さまざまな分野のスキルを持ったデザイナーが存在しています。しかしこれからUXデザイナーを目指す人々にとっては、どのスキルが必要なのか、どのスキルが役立つのかがわかりません。そこで今回は、UXデザイナーを成功へと導いてくれる7個の必須スキルを紹介します。
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1.UXリサーチ
 
本気でUXデザイナーを志すのであれば、リサーチスキルは絶対に必要です。モバイルアプリやウェブを制作するには多くの決断を下さねばなりません。そしてその決断は、しっかりとした計測や分析に基づいたものであることが求められます。認知心理学からコンピューター科学まで、UXデザイナーには豊富な知識が必要とされます。
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2.共同作業
 
あなたがコーディングやデザイン、プロジェクト管理、マーケティングをすべてこなせたとしても、たった一人でプロジェクトを進めるのは非現実的です。仕事場には同じプロジェクトに取り組む仲間が必ずおり、一緒に作業を進めるでしょう。製品を成功させたいなら、共同作業をスムーズに進める能力は絶対に役立ちます。
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3.ワイヤフレーミング、プロトタイピング
 
あなたの考えが正しいと周囲を説得するには、ワイヤフレーミングやプロトタイピングの能力が求められます。デザインの核を理解し、本格的な製作に入る前に製品を大まかに評価できます。実際に動く試作品があるだけで、周囲の反応は大きく変わるでしょう。
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4.UXライティング
 
ライティングはUXの隠れたヒーローです。ライティングは比較的短い時間で習得でき、製品の使いやすさを向上させられます。実際に優れたアプリを見れば、言葉使いまで気をつけて作られていることに気づくでしょう。
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5.ビジュアルコミュニケーション
 
UXデザイナーであれば、ビジュアルで考えを伝えるスキルが必要です。人間は視覚に頼るところが大きいため、ビジュアル面の能力が高ければそれだけ製品が魅力的となるのです。
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6.共感力
 
ユーザーの抱える問題を理解すればするほど、的確なソリューションを提案できます。ユーザーをないがしろにしてしまっては、求められる製品はできないどころか、ただただ使いにくいものに仕上がってしまいます。
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7.インタラクションデザイン
 
見た目が美しいデザインも、ユーザーがそれにどう触れるかは別の問題です。インタラクションデザインはユーザーが製品とどう触れて、どう扱うかに焦点を当てています。動作するワイヤフレームを作って検証する能力が必要とされるでしょう。
このように、UXデザイナーには幅広いスキルが求められます。専門分野以外のものへの興味を忘れず学び続ければ、必要なスキルをどんどん身につけていけるでしょう。
※本記事は10 must have skills for UX designersを翻訳・再構成したものです。
				
				



				
				
					
					



        
        
        
        
	
				