デザインにおける創造性ということに関して、人口に膾炙した、有名なWebサイトのリデザインほど多くをを教えてくれるものはありません。
サイトやブランドアイデンティティの「見せ方」がリニューアルされる様子からは、デザインについての特定の決定が何故くだされたのかを考えることができ、これはデザイン・ワークにとっての良きエクササイズとなります。
ときにリデザインが賛否両論を巻き起こすこともありますが、いずれにせよそれらからは、どのようにすればデザインはより分かりやすく使い勝手のよい、ユーザ・フレンドリーなものとなるのかについてヒントを与えてくれるのです。
本記事では、そんな有名サイトのリデザイン例を集めてみました。
ニューヨークタイムズ―Andy Rutledge氏
その大胆さで大きな議論を巻き起こしたRutledge氏の非公式リデザインですが、ニューヨークタイムズがユーザビリティに重きをおいた場合にどんな風になるのかを示唆する興味深いものではないでしょうか。
リデザイン

アメリカンエアラインズ-Dustin Curtis氏
最も有名な非公式リデザインのひとつと言えば、Curtis氏のアメリカンエアラインズのリデザイン案です。使いづらいサイトにうんざりしたのか、とてもシンプルですっきりとしたデザインになっています。
リデザイン

IMDB-Vladimir Kudinov氏
実際のサイトとは大きく異なるデザインになっており、ユーザビリティに極端な違いはないものの、重要な情報がしっかりと目立つようになっています。
リデザイン

Facebook―Jonathan Moreira氏
すっきりとしていて洗練された印象で、異なるコンテンツを区別しやすくなっています。誕生日の表示や検索バーがしっかりと主張していて、コンテンツを詰め込みすぎず余白を活かしているため見ていて息苦しい感じがしません。
リデザイン

Google検索-Craig Reville氏
実際のサーチエンジンよりもミニマムなコンセプトを取っており、情報がきちんと整えられたインターフェイスになっています。
リデザイン

Google-Frenchlabs
グーグルのロゴの上をホバーすると、AmazonやWikipediaといったほかのサーチエンジンに切り替えられるようになっています。
リデザイン

Instapaper(iPadアプリ)-Tim Van Damme氏
InstapaperというiPadアプリを再解釈した面白い非公式リデザインです。余白を大きくとってコンテンツをより区別しやすくし、2段のレイアウトを採用して新聞感覚で見ることができるようになっています。
リデザイン

Twitter -Bluroon

Twitter Redesign Concept-Zsolt Hutvagner氏

Twitter Redesign Concept-Lucas Reif氏

Facebook Redesign ― David Samuel Einenkel氏

Facebook – New Look & Concept ― Fred Nerbys氏

Facebook Facelift ― Barton Smith氏

Youtube ― Alex Tapein氏

Youtube ― Charlie via Issland氏

Google Redesign V2 ― Andrea Fabiano氏

Google Redesign Concept - Ayman Shaltoni氏

Google+ ― Shadman Ahmed氏

Dribbble - Paresh Khatri氏

Dribbble Simplified - Kuba Stanek氏

Dribbble Profile - Jan氏

Dribbble - Felipe Mendes氏

BBC Website - Michael Coyle氏

BBC Sport Re-Imagined - Jesse Payne氏

BBC iPlayer - Steven Harding氏

BBC Me Concept - Dmitrij Paškevic氏

BBC Suitcase - Joshua Ogden氏

IMDB Filmpage Concept - Vladimir Kudinov氏

Yahoo! - Dave Wharton氏

Flickr - Dickson Fong氏

Amazon Concept - Altay Suna氏

National Geographic - Enes Danis氏

まとめ
いかがでしたでしょうか。
もちろん中には、単純にユーザビリティの向上のみを目指したのではないリデザインもあります(言うまでもなく、デザインは様々に異なった要求によって成り立っているものです)。
そうだとしても、リデザインの目的や意図、それがどのように達成されているかを考えることは、デザイン・シンキングにとって重要なことなのです。
ぜひ参考にしてくださいね。
※本記事は、25 Creative Redesigns of Popular Web Sitesを翻訳・再構成したものです。
				
				



				
				
					
					



        
        
        
        
	
				