株式会社NTTドコモは、ディスプレイを曲げることのできるフレキシブルディスプレイを用いたロール型デバイスのコンセプトを考案し、伸縮するディスプレイの変化に合わせてコンテンツを最適化するUI技術を一昨日、開発したとのこと。
ドコモは、今後のフレキシブルディスプレイを活用したスマートフォンを見据え、ディスプレイの一部をロール形状に巻き取ることによりスマートフォンサイズからタブレットサイズまで任意のディスプレイサイズに筐体を伸縮することができるロール型デバイスのコンセプトを考案。
このコンセプトに基づき、ディスプレイの巻き取り量をセンシングすることで、さまざまなコンテンツがディスプレイのサイズに合わせて、最適に表示される新たなUXを創出するためのUI技術ができたのだとか。
動画をスマートフォンサイズで視聴していて、より大画面で視聴したくなった場合、ロール型デバイスなら、筐体を引き伸ばすことでディスプレイサイズが大きくなり、この技術をもってタブレットサイズ大画面への最適表示変更が可能となります。
このようにスマートフォンやタブレットなど異なるディスプレイサイズでの動画視聴が一台の端末で楽しめるようになります。
この開発には、株式会社半導体エネルギー研究所よりフレキシブルディスプレイパネルの提供協力をいただいたそう。
なお、明日17日(木)、18日(金)にドコモR&Dセンタで開催されるイベント「DOCOMO R&D Open House 2016」でこの技術を見学することが可能だそう。
http://docomo-rd-openhouse.jp/
ドコモの新しい技術を見たい方はぜひ!